土曜日のキャロット勢は悪天候にも泣かされ思うような結果が残せませんでしたが、日曜日は一転してスカッと晴れそうな空模様。土曜日の分までしっかりと巻き返したいところです。
日曜日の金鯱賞にはリスグラシューに代わるクラブの新エース・サートゥルナーリアがエントリーしていますので、さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
20/3/11 角居厩舎
- 11日は栗東坂路で追い切りました(49秒8-36秒4-24秒2-12秒3)。「今朝は最終調整ということで、ルメール騎手に乗ってもらって坂路で馬なり程度の時計を出しました。馬なりと言ってもこの馬のことだから51秒ぐらいは出るだろうと思っていたのですが、まさか49秒台とは、びっくりしましたね。ジョッキーも『こんなに出ているとは思わなかった』と驚いていました。先週の追い切りVTRもチェックしたそうで、イメージはできているようですよ。馬体もかなりきっちり仕上がってきたと思います」(小滝助手)15日の中京競馬(金鯱賞・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。
昨年のJRA賞 最優秀3歳牡馬が今年の始動戦を迎えます。
有馬記念の走りから現役馬の中でも上位の能力を持っていることは疑いようがありませんし、今回は他にGIホースがいないという相手関係にも恵まれました。
すでに知られているように気性的にもフレッシュな時の方が走る馬ですし、ダービー、天皇賞の敗戦は叩き2戦目で気負い過ぎていたことに起因するもの。本気で左回りがダメだと思っている人は少ないでしょう。
馬券的には面白みに欠けるレースになりそうですが、メンバー的にも取りこぼす可能性は低そうです。
中京11R ◎6サートゥルナーリア
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続いては、桜花賞への出走権を目指しアネモネSに出走する フェルミスフィア。なお、フィリーズレビューに出走する アヌラーダプラについては別エントリーがアップされていますので、文末のリンクからそちらをご覧になってください。
クラブ発表の厩舎コメント
20/3/12 木村厩舎
- 11日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒8-53秒8-39秒5-12秒1)。12日は軽めの調整を行いました。「先週は前受けをする形で我慢が利くかトライする調教を行いましたが、今週は形を変えて追いかけるものにしました。見た目から先週よりもまだ良かったように見えるかもしれませんが、それでも助手がなんとか我慢させて折り合いながら進めるようにしたものでした。普段はそこまでバタバタする馬ではありませんが、競馬の経験を重ねるごとに実戦で気持ちが強く出るようになっていて、今回も昂ってしまわないかという心配は正直あります。今回もいかにリズムを整え、平常心に近い状態で走らせられるかがカギになるでしょう。前走に続いて丸山ジョッキーに乗ってもらいますので、上手く導いてもらえればと思っています」(木村師)15日の中山競馬(アネモネS・牝馬限定・芝1600m)に丸山騎手で出走いたします。
エルフィンSに挑戦した ライティア、ファーストフォリオの良血馬2頭が賞金加算に失敗したことで、クラブとしては桜花賞へ向けて レシステンシア、サンクテュエールに続く『三番目の候補』を探している最中。何とかここで権利をとって、滑り込みたいところです。
2勝馬には一目置かざるを得ませんが、抜けた能力の持ち主という感じの馬はおらず、流れひとつで着順が入れ替わりそうな力関係。
前走でコース、緩い馬場、を経験したことは強みになるはずですから、上手くかみ合えばチャンスがあるのではないでしょうか。
中山11R ▲8フェルミスフィア
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています