少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月12日(日) キャロットクラブの注目馬

12日の日曜日は、キャロットクラブの レシステンシアがセントウルSに出走します。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/9/8  松下厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(52秒0-37秒3-24秒2-11秒9)。「今朝は坂路で追い切りを行いました。先週ビシッと負荷をかけていますが、今週も最後をしっかり促して反応させておきました。もともと動く馬ですが、この感じであればまったく問題ありませんね。少し体つきにゆとりがあるかなという気はしますが、帰厩からここまでちゃんと調教を積んでのものですし、いい状態で秋初戦に向かうことができそうです」(松下師)12日の中京競馬(セントウルS・芝1200m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

初の6ハロン戦だった今年の高松宮記念で2着に好走。その後のヴィクトリアマイルの結果をみても、だんだんとスピードタイプにシフトしてきているように映ります。

6ハロン戦も2度目ですし、メンバーを見渡しても、重賞未勝利馬のカレンモエが3番人気になる程度。斤量差もありませんから、ここは単なる通過点にできそうです。

 

 

中京11R ◎8レシステンシア

 

-----------------

 

いっぽう、中山で行われる京成杯AHには大挙4頭がエントリー。

 

クラブ発表の厩舎コメント

カテドラル

21/9/8  池添学厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(53秒9-38秒7-25秒1-12秒6)。「今朝は坂路で追い切りました。先週コースでしっかりやっていますから、今朝はサラッとやった程度ですが、折り合いがついてリズム良く走れていました。手前を替えていなかったのですが、これはビシッと仕掛ければ替えていたと思いますし、気にしなくても良さそうです。ハンデも想定範囲内ですし、今度こそという気持ちです」(池添学師)12日の中山競馬(京成杯AH・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

グランデマーレ

21/9/8  藤岡厩舎

  • 8日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで追い切りを行っています。手元の計測で全体が79秒台、ラスト1ハロン12秒1と思ったよりも少し速かったのですが、強め程度の負荷で最後まで楽に動けていましたね。口向きにも特に気になりませんでしたし、前走後も変わりなく順調に来ることができました。開幕週で時計が速くなっても対応できるでしょうから、ここは楽しみにしています」(藤岡師)12日の中山競馬(京成杯AH・芝1600m)に藤岡康騎手で出走を予定しています。

レイエンダ

21/9/8  藤沢和厩舎

  • 8日に調教再審査を受けて合格しました(82秒7-66秒0-51秒3-37秒7-12秒2)。「先週受けられなかった再試験を今朝受けたところ無事に合格できました。元々そこまでの癖があったわけでもなかったので心配はさほどしていなかったのですが、問題なく出走できる状況になっていますよ。予定通り津村を背にして受けたのですが、5ハロンで66秒くらいの時計を出しています。試験ということから直線では追う必要があったので、直前としてはしっかり目の負荷をかける形になりましたが、より良い動きを見せてくれたように思いました。去勢明けになるものの、体は火曜日の計測で490キロだったので、多少減るかもしれませんがそこまで大きな変化のない状態で送り出せるのではないかなと思います。あとは久々の分どうかというのはありますが、前走は度外視するとして好走歴のある舞台なので何とかいい走りを見せてもらえたらと思っています」(千島助手)12日の中山競馬(京成杯AH・芝1600m)に津村騎手で出走を予定しています。

 

 

出資馬 コントラチェックの近況については、別記事に掲載されていますので、文末のリンク先をご覧ください。

 

キャロット勢の中では、今年のダービー卿CTで好走した カテドラルにもっともチャンスがあるように感じますが、後ろから行く馬だけに、開幕週の馬場と内枠がポイントになりそう。

関屋記念で5着だった グランデマーレは、走り慣れた右回りに戻って一発を狙います。

 

 

中山11R ▲2カテドラル ☆4グランデマーレ △8レイエンダ

 

-----------------

また、この日は、中山5Rで2歳馬 ライラスターがデビュー予定。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/9/8  岩戸厩舎

  • 8日は美浦南Wコースで追い切りました(83秒4-67秒7-53秒1-38秒8-11秒9)。「段階的に調教を課してきまして、今週は実戦を想定し、3頭併せの真ん中に入れる形の追い切りを行いました。5ハロンで67秒7の終い1ハロン11秒9という時計をマークしていて、課題の一つであるハミ受けはだいぶ良くなってきたように思えました。例えば走り出しなど、ところどころで幼い格好を見せることはありますが、総体的に見ると悪くない方向へ向かってきていると思えます。ただ、今日に関していうと直線で手前を替えさせたときに前だけ替わって後ろが替わらず、10~20mほどは不正駈歩の形のまま走っていました。このあたりを見ても体がまだしっかりとしていないと思わせ、正直現状はまだまだと感じますが、水準の時計を出せてはいます。また、心配していたよりはコントロールが利くようになっているので、まずは初戦を少しでもいい内容で走って今後に繋げていければと思っています」(太田助手)12日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

 

ロードカナロアハープスターという、この世代でも屈指の良血馬。

8月に帰厩してからは、質・量ともに十分と思える追い切りを消化しており、態勢は万全。ただ、口向きに課題があるようで、更新のコメントは、ここ2週続けて歯切れがよくありません。追い切りの内容やタイムからはわかりませんが、実戦に行って難しさが出る可能性があるので、全幅の信頼を寄せてしまうのは危険かもしれません。

 

 

中山5R ▲11ライラスター

 

-----------------

最後は、中京12Rに出走する元出資馬エルミラドールの仔 エルカスティージョ

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/9/8  斉藤崇厩舎

  • 8日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はミルコに乗ってもらってCWコースで追い切りました。全体86秒9、ラスト1ハロン12秒8という計測で、最後に仕掛けてからの体の使い方は良かったですし、『道中の走りはバランスが整ってなかったけど、競馬に行けば大丈夫だと思います。促したらちゃんと動けていたし、仕上がりも良さそう』といい感触のようでした。このひと追いでまずは仕上がったと思います」(斉藤崇師)12日の中京競馬(3歳上1勝クラス・芝1400m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。

 

 

母エルミラドールは、GI馬トールポピーの全妹という良血馬。すでに他の牧場に移ってしまったので、母の仔が今後クラブで募集されることはなさそうですが、元出資馬の仔ですから、引き続き注目していきたいと思います。

エルカスティージョは2戦目からレベルの高いレースにチャレンジし、特にフィリーズレビューの内容は悪くありませんでした。今回は自己条件戦で前進は必至ですから、ここはフィリーズレビュー4着馬との一騎打ちになりそうです。

 

 

中京12R ◎10エルカスティージョ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています

myhorse.hatenablog.com