少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

10月4日(日) キャロットクラブの注目馬

土曜日のキャロットクラブは、3頭の2歳馬が出走し、上手くいけば全勝もありえるか?と期待しましたが、残念ながら白星を挙げることができませんでした。(1頭は直前で競走除外)

 

特に、個人的に注目していた フルヴォートは、レース後のコメントで西村師が『自信はあった』と述べているように、おそらく師にっとてもこの敗戦は想定外。ただ、レコード決着の3着はけっして悲観するような結果ではありませんから、次走での巻き返しに期待したいですね。

  

さて。日曜日はスプリンターズSが行われますが、残念ながらキャロットクラブからのエントリーはありませんので、他のレースに出走を予定している注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、中山5Rの新馬戦で初勝利を目指す エンシェントアイルから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/30  戸田厩舎

  • 30日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒1-53秒5-39秒9-13秒1)。「先週の1600m戦の除外馬の頭数からして今週の競馬に影響が出そうでしたね…。もちろん今週使えれば使いたいので、延びる可能性も踏まえつつ今週入っていいように今朝追い切りをかけてあります。ウッドチップコースに入れて5ハロン68秒を切るくらいのところで終い重点でサーっと伸ばしてあります。動きに気になるところはなく、オーバーワークにもならないくらいの丁度いい調教ができ、好感を持てています。あとは無事に抽選を突破してくれるかどうか。川田ジョッキーにお願いできているので、何とか今週使えたらと思っています」(戸田師)10月4日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

 

半姉に コルコバード、リカビトスと2頭の活躍馬がおり、その2頭はいずれも初勝利を挙げたのが2歳の10月でした。牡、牝の違いこそありますが、姉たちの成績をみて、陣営がこの時期にデビュー戦を定めたことは想像に難くありません。

再入厩後はこれまで入念に乗り込まれており、ウッドでは動き切れない感がありましたが、1週前に芝で追い切った時の動きが悪くなかったということで、陣営はデビューへ向けてゴーサインを出しました。

500キロを越える大型馬のわりに、馬なり調教しかやっていない点は不安ですが、いちおうの態勢は整ったとみてよさそうです。

 

 

中山5R ▲8 エンシェントアイル

 

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続いては、中山9R サフラン賞に出走する グランデフィオーレ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/30  藤岡厩舎

  • 30日は栗東坂路で追い切りました(53秒1-38秒6-25秒1-12秒7)。「今朝は坂路で追い切りを行いました。相変わらず調教の動きはいいですし、先週追い切ってからもカイバ食いが落ちることはなく順調です。頭数が少なかったので念のため中京のききょうSにも特別登録はさせていただいたのですが、相手関係などもありますし、予定どおり松山騎手でサフラン賞へと向かいます」(藤岡師)10月4日の中山競馬(サフラン賞・牝馬限定・芝1600m)に松山騎手で出走を予定しています。

 

 

サフラン賞といえば2年前に出資馬の コントラチェックが挑み2着に敗れたレース。そして、それが原因で出世が遅れてしまいましたから、桜花賞路線に乗るためには、いち早く賞金を加算することが何よりも肝心です。

 

デビュー3戦目で念願の初勝利を挙げた グランデフィオーレは、同じ舞台のききょうSへは向かわずに、手堅く自己条件戦を選びました。中2週で使えるのは体調が良い証拠ですし、メンバー的にもチャンスはありそうです。

距離延長で臨む一戦になりますから、今後の路線を決めるという意味では、ここが試金石になるでしょう。

 

 

中山9R ▲5グランデフィオーレ

 

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最後は、中山10R 茨城新聞杯にエントリーしている アブソルティスモ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/30  藤沢和厩舎

  • 30日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒7-52秒4-38秒7-12秒3)。「先週に続いて今週もグランアレグリアとペアを組んで追い切りを行いました。ジョッキーの杉原を背にして併せていて、先週同様今週も頑張れていましたよ。時計も5ハロン67秒半くらいの時計でまとめられていて、脚取りもしっかりしていましたし、良かったのではないでしょうか。前走からもう少しで半年経つ馬ですが、不安明けでもありますし、現状のこの馬の脚質等を考えるといたずらに延ばして東京を使うよりも中山の舞台で機動力を活かしてみたいと思うところもありますからここでいい競馬を見せてもらいたいですね。間が空いている分だけ少し余裕のある体かもしれませんが、動けていますし、対応してくれるはずです」(津曲助手)10月4日の中山競馬(茨城新聞杯・芝1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

すでに2勝を挙げ、GIIでも4着に入る活躍をみせている アブソルティスモですが、ダービー馬の弟という期待値の高さを考えれば、少々物足りない印象も。 

 

夏場は不安が出た飛節のケアに充てられ、ここからが再スタートとなりますが、ここ2週は厩舎の大将格 グランアレグリアの調教パートナーを務めて、態勢は万全。

休み明けで少し馬体に余裕があるという話ですが、再び重賞の舞台に立つためにも、この条件はスンナリとクリアしてもらいましょう。

 

 

中山10R ◎8アブソルティスモ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています