28日の土曜日は、キャロットクラブから2頭の2歳馬がデビュー予定。
まずは、小倉5Ｒに出走する ラスマドレスから。
クラブ発表の厩舎コメント
21/8/25 安田隆厩舎
- ２５日は栗東坂路で追い切りました（５３秒１－３８秒８－２４秒７－１２秒２）。「先週コースで長めからしっかりやっていますので、今朝は坂路で併せて終い重点です。西村淳騎手に乗ってもらいましたが、非常に良い手応えで楽に走れていました。跳びが大きいのでゲートはあまり上手じゃないかもしれませんが、調教の動きからは期待が高まりますね。このままレースまでしっかり調整していきます」（安田隆師）２８日の小倉競馬（２歳新馬・牝馬限定・芝１８００ｍ）に西村淳騎手で出走を予定しています。
半兄の ジェベルムーサや カテドラルが活躍している、クラブ縁の血統馬。
父モーリスで安田隆厩舎ですから、てっきりスピードタイプかと思いましたが、小倉1800mでデビューするとは、個人的には少し意外でした。
追い切りのタイムなどは上々ですが、先週の更新で『跨がった斎藤新によるとちょっと切れる脚に欠けるとのこと』と出ていたのは気になります。募集時のコメントに『ダートでも』と書かれていたので、おそらくワンペース型のタイプで、あまり決め手勝負は向かないかもしれません。
その点、小回りコースで早め先頭から押し切るような立ち回りができれば、上位争いも可能ではないでしょうか。
小倉5R ○11ラスマドレス
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続いては、新潟6Ｒにエントリーしている ソネットフレーズ。
クラブ発表の厩舎コメント
21/8/25 手塚厩舎
- ２５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒８－５３秒１－３８秒２－１１秒５）。「今朝の追い切りはウインマリリンらと組んで行いました。時計的には５ハロン６９秒を少し切って終い１ハロン１１秒半というもの。楽に動けているし、体を見ても仕上がりはいいと思えます。ただ、喉は若干弱そうですね…。追い切り後に少しコホッコホッとする感じなので、いわゆる喉鳴りという感じではないと思いますが、現状はまだしっかりしていないように感じます。天栄でも少しそのようなところがあったようなのでここに来てというわけではないですし、少しでも楽になればと思い舌を縛って対応しています。強いて挙げればというところで新馬戦へ向かう分には問題ないはずです。あとは、使ってどうかということは気になりますけれど今は落ち着きがあって折り合いを欠くこともありませんので、当日も落ち着いて臨めれば力を発揮できるのではないかと思っています。その前に、心配なのは除外なので、何とか無事に入ってほしいです」（手塚師）２８日の新潟競馬（２歳新馬・牝馬限定・芝１６００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。
今年の4月に追加募集された馬で、過去にボーンシストの手術歴がありました。
ただし、クラブ(牧場)サイドが問題ないと判断したからこそ募集された、と捉えることもできるので、さしあたっては脚元の心配をする必要はないでしょう。
ダイナカールの牝系で血統は一流ですし、追い切りの動きから能力もありそうですから、訳アリの追加募集馬がどこまで出世できるか、先々まで注目しましょう。
新潟6R ◎8ソネットフレーズ
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています
