29日の日曜日は、キャロットクラブの クレイドルと アライバルが新潟2歳Sに出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
クレイドル
21/8/25 黒岩厩舎
- 25日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒8-51秒6-37秒5-11秒7)。「当該週の追い切りは今朝ウッドチップコースにて2頭併せの形で行いました。追いかける形を採り、全体が66秒8の終い1ハロン11秒7という時計でした。先週の段階では追い切り後も心身ともにまだ良化の余地があるように思えたので、金曜日に15-15、週末は坂路で併せる形で55-40をやりましたし、1週前追い切り後もしっかりと攻め込んできています。それでいて今朝もしっかりと動かせましたし、体がいい意味でシャープになってきました。気持ちの面は初戦時よりも保てていて、肉体的にも精神的にも成長を感じさせますね。まだキャリアの浅い2歳馬同士の戦いとあって読みにくいところがありますけれど、楽しみを持って送り出せるのではないかと思っていますよ」(黒岩師)29日の新潟競馬(新潟2歳S・芝1600m)に福永騎手で出走を予定しています。
アライバル
21/8/25 栗田厩舎
- 25日は美浦坂路で追い切りました(52秒2-38秒3-25秒5-12秒9)。「先週までにコースに入れてしっかりと動かしてありましたし、今週の当該週追いは坂路にして単走で動かしました。ラスト1ハロンをやや強めくらいで無理なく時計を出せていますよ。直後の上がりの歩様も、午後の様子も問題はなさそうですね。馬体重は今週の計測で486キロですから、追い切りと輸送によって多少減ることを考えると前走と同じくらいか4~6キロプラスくらいで出られるのではないかと見ています。初戦前は、入厩時に天栄から “自分との戦いです”という話を聞いていて、実際のところカーッとして行くところがあったものの概ね上手くまとめられ、レース当日の装鞍所やパドックではむしろ大人しく心配したほどだったのですが、それでいてあのパフォーマンスを見せてくれました。今回はそのレース前のときのような落ち着いた様子を見せていますが、調教ではしっかりと動けているので、おそらく心配は要らないだろうし、良い精神状態にあるように思えます。一度実戦を経験した後の2戦目とあってここをどうこなすかでこの先変わってくると思いますから、本番当日もいい精神状態で臨み、良い走りを見せてくれればと思っています」(栗田師)29日の新潟競馬(新潟2歳S・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。
どちらも東京のマイル戦を勝ち上がっており、新潟外回りコースへの適性に不安はありません。
持ち時計は クレイドルの方が上ですが、とにかく上りの速い決着になりやすい舞台ですから、新馬戦で非凡な瞬発力をみせた アライバルの方が、よりマッチするのではないでしょうか。
新潟11R ◎8アライバル ▲2クレイドル
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また、この日は元出資馬 ペルレンケッテの仔 バンベルクが出走予定。
クラブ発表の厩舎コメント
21/8/26 札幌競馬場
- 25日は札幌ダートコースで追い切りました。26日は軽めの調整を行いました。「水曜日は札幌ダートコースで追い切りました。終い重点の内容ですが、長めから時計を出して6ハロン85秒2、ラスト1ハロン11秒7と好タイムをマークしました。現地のスタッフに話を聞いても体調は非常に良さそうです。番組についてはスタッフとも話をしていろいろ考えましたが、少し気持ちの難しさがある馬ですし、ここで距離を延ばすよりもチャンスがあるのはダート1000mではないかという考えで、今週のレースを使うことにしました」(安田隆師)29日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ1000m)に横山和騎手で出走いたします。
ペルレンケッテの仔は、バンベルクを含めてこれまで3頭がデビューしましたが、いまだに未勝利。事情は判りませんが、今年募集される予定だった5番仔は、残念ながらリストから名前が消えてしまいました。
1つ年下の グレアファンタスは、ゲート試験後の放牧先で『先週行った最初の坂路調教では動かな過ぎてこちらも困惑してしまうほどでしたが』とコメントされており、なかなかに前途多難な様子。悲願の初勝利は、バンベルクに掛かっています。
前走がまさかの7着に敗れてしまい、最後の最後に初条件に出走することになってしまいましたが、さらなる距離短縮が良い結果に繋がると信じて、応援したいと思います。
先週、今週とクラブの3歳未勝利馬が土壇場で勝ち上がっていますから、バンベルクにも続いてもらいましょう。
札幌2R ◎1バンベルク
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています