13日の日曜日は、キャロットクラブの ザダルがエプソムCに出走します。
なお、函館スプリントSに出走する コントラチェックについては別記事に掲載していますので、文末のリンクからご覧ください。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/9 大竹厩舎
- 9日は美浦南Wコースで追い切りました(51秒4-37秒5-12秒0)。「今週は当該週ということも踏まえて水曜日に追い切りを行いました。これまで段階的に調整してきたので今回は半マイル重点にして、先週に続き今週もジョッキーに跨ってもらって併せ馬を行ったのですが、見た印象としてはちょっと物足りなく映りましたね…。先週はすごい反応を見せていたのに、今週は最後、相手に頭くらい出られたかなというような感じになっていたんです。ジョッキーは大丈夫と言ってくれていますが、う~ん…。もう少し動けていればある程度自信をもって送り出せますが、ブランク分はあるでしょうか…。馬体重はプラス10キロくらいで、その数字自体はそこまでも、見た目では皮1枚まとっている感じがしなくもないので、絶好調とまではいかないのかもしれません。それでも先週の安田記念は天皇賞以来の出走で見事に勝利する結果となり、勇気をもらえましたから、こちらも直前までしっかりと調整して、少しでもいい状態にして送り出せればと思っています」(大竹師)13日の東京競馬(エプソムC・芝1800m)に石橋騎手で出走を予定しています。
脚部不安により、今回は約8か月ぶりの出走となります。休養明けで陣営のコメントも少し歯切れが悪いですが、ベストに近い舞台設定なので頑張って欲しいですね。
東京11R ▲15ザダル
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また、この日は2歳新馬戦にキャロットクラブから2頭がエントリーしています。
まずは、中京5Rに出走する ダグザから。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/10 安田隆厩舎
- 9日は栗東坂路で追い切りました(54秒5-39秒8-25秒7-12秒7)。10日は軽めの調整を行いました。「この中間ブリンカーを試してみたのですが、却って怖がってしまったので着用はやめることにしました。先週までしっかりやってきているので水曜日の坂路追い切りは余力を持たせたものでしたが、やはり右に張るところは多少あるものの、そこまで大きな問題はなさそうです。まだギアチェンジの甘さはありますが、いいスピードを持っているので初戦から結果を期待したいですね」(安田隆師)13日の中京競馬(2歳新馬・芝1200m)に松山騎手で出走いたします。
安田隆厩舎らしく、6ハロン戦でのデビューとなりました。追い切りの動きから、終いにピリッとした脚を使えるタイプではなさそうなので、早めに動いて押し切りを狙うカタチがよさそうです。
中京5R ▲5ダグザ
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続いては、東京5Rでデビューする ヴァーンフリート。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/10 手塚厩舎
- 9日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒7-53秒2-38秒6-12秒5)。10日は軽めの調整を行いました。「昨日追い切りを行いましたが、先週の内容を踏まえていろいろ修正してみたんです。ハミが口にあたるのをいくらか和らげるためのビットガードという馬具をつけ、動かし方、形を変えてみて、鞍上は先週に続いて今週も嶋田を背にして比較するようにしました。時計的には先週とほぼ同じようなものでしたけれど、実際の動きは先週ほどモタれを見せなかったようですね。ひとまず不安をやわらげてレースへ送り出せそうです。出来に関しては言うことないくらいなのですが、まだ若さが目立つ状況です。イレ込みや馬っ気を出したりしがちな性格が心配ですから、競馬場に行って落ち着いてレースへ臨むことができればと思っています」(手塚師)13日の東京競馬(2歳新馬・芝1800m)に川田騎手で出走いたします。
デキに関して不安はなさそうですが、コメントによると当日の落ち着きがカギになりそうです。2週前の更新からはゲートにも課題がありそうな感じですから、万全とまではいかない様子。
東京5R ▲6ヴァーンフリート
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています