5日の日曜日は、キャロットクラブの ザダルと クラヴェルが新潟記念に出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
ザダル
21/9/1 大竹厩舎
- 1日は美浦南Wコースで追い切りました(85秒9-69秒3-52秒8-37秒8-11秒7)。「先週に続いて今週もジョッキーを背にして追い切ろうと計画していたのですが、コロナの関係でジョッキーたちが調教に乗れなくなったので急遽の対応が必要になりました。ただし、調教の内容を変更する必要はなかったので、乗り手だけを変えて対応しました。先週と同じくトゥルーアートと組み、1~2馬身ほど後ろで進めて、4コーナーから直線へと向かって仕掛けるとスパンッと出るような動きを見せてくれました。ただ、相変わらず手前は替えづらく、今日は思うように替えなかったですね…。ただし、実戦であればある程度替えてくれますし、ジョッキーもザダルのことをよくわかっていて上手に走らせてくれるはずなので、心配は要らないと思っています。気になることは暑さでしたが、気にはしているものの体調に影響を及ぼすまでには至っていないように映るので、このままキープし、何とか無事にレースへ向かいたいです」(大竹師)5日の新潟競馬(新潟記念・芝2000m)に石橋騎手で出走を予定しています。
クラヴェル
21/9/1 安田翔厩舎
- 1日は栗東CWコースで追い切りました。「先週金曜日は坂路で4ハロン51秒7、ラスト1ハロン12秒2としっかりやりました。追い切り後の変化は慎重にチェックしていましたが、特に気負った感じもなかったので、今朝最終調整としてCWコースで半マイルから時計を出すことができました。輸送も控えていますがおそらくプラス体重で出走できそうですし、いい状態でレースに臨むことができると思います」(安田翔師)5日の新潟競馬(新潟記念・芝2000m)に横山典騎手で出走を予定しています。
エプソムCで念願の重賞制覇を果たした ザダルは、てっきり同舞台の毎日王冠を目指すものだと思いましたが、陣営は始動戦に10ハロンを選びました。もちろん、秋の大舞台を見据えた選択であることは明白で、GIの舞台へ駒を進めるためにも、ここは結果を出したところでしょう。
いっぽうの クラヴェルは、軽ハンデのマーメイドSで賞金加算に成功した時、この後は苦戦するかもな、と思いましたが、次走の中京記念でも3着に続けて好走。切れ味を生かせる軽ハンデならば、オープンの牡馬が相手でも通用することを証明しました。再度同じ斤量ですから、ここでも好勝負可能でしょう。
新潟11R ◎2ザダル ▲13クラヴェル
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また、この日は出資馬 スリーパーダが小倉2歳Sに出走。
モントライゼの妹ソリッドグロウや、オーバーレイの仔ショウナンマッハなど、キャロットクラブと縁のある馬たちがライバルですが、ここは歴としたキャロット代表としてがんばってもらいましょう。
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています