12日の土曜日は、キャロットクラブから2頭の 2歳馬がデビューします。
まずは、札幌でデビューする カイカノキセキから。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/9 札幌競馬場
- 9日は札幌芝コースで追い切りました。「先週木曜に札幌競馬場に到着後は、熱発などもなく順調に乗り出しています。これなら今週から使っていけるという判断で、土曜日の芝1000m戦に鮫島駿騎手を配して向かうことにしました。今朝の追い切りでは角馬場のダク、ハッキングから芝コースの併せ馬までジョッキーに乗ってもらっています。5ハロン66秒台、ラスト1ハロンは12秒3という計測で、ジョッキーは“落ち着いていて、芝の走りは良かったし、仕掛けてからの反応も良かった”と話していたそうです。これならいい状態で送り出せそうです」(池添学師)12日の札幌競馬(2歳新馬・芝1000m)に鮫島駿騎手で出走を予定しています。
母の カイカヨソウは、南関で大活躍した元キャロットクラブ所属馬。初仔の カイカセンゲンは地方でデビューしましたが、2番仔の カイカノキセキは中央でデビューして初勝利を狙います。
個人的に、この距離ならば減量騎手を起用して欲しかった気もしますが、母は2歳7月、半姉は2歳8月に、それぞれデビュー勝ちをしている血統。カイカノキセキも続けるのではないでしょうか。
札幌5R ◎11カイカノキセキ
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続いては、中京でデビューする プレミアムスマイル。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/9 池添学厩舎
- 9日は栗東坂路で追い切りました(55秒6-40秒4-26秒1-12秒2)。「今朝は先週に引き続き西村淳騎手騎乗で坂路で併せて追い切りました。同じクラブの2勝クラス・ゴールドティアに先行してもらい、プレミアムが追いかける形。ジョッキーによると“最後仕掛けてから反応が良くて抑えるぐらいでした”とのことで、いい追い切りだったと思います。ここまで目立った時計は出していませんが、追い込みすぎずうまく思惑どおり調整できたと思います」(池添学師)12日の中京競馬(2歳新馬・芝1600m)に西村淳騎手で出走を予定しています。
母が米国のGI馬で、半姉に ルージュバックがいるという折り紙付きの良血馬。父がロードカナロアに変わって、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。デビュー戦から、要注目です。
中京5R ◎3プレミアムスマイル
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さらに、この日は元出資馬 ペルレンケッテの仔 バンベルクが出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
21/6/10 札幌競馬場
- 9日は札幌ダートコースで追い切りました。10日は軽めの調整を行いました。「札幌到着後も体調は変わりなくスムーズに乗り出せています。栗東トレセンでほぼ仕上げていますので、水曜日は札幌ダートコースでほぼ15-15程度。コンディションを整えるぐらいの内容で十分という判断です。状態は良さそうですし、コース形態など考慮した上で今回は芝1200mに向かうことにしました。鞍上は横山和騎手に依頼しています」(安田隆師)12日の札幌競馬(3歳未勝利・芝1200m)に横山和騎手で出走いたします。
これまで5戦して2着が3回と、あと一歩というところで足踏みが続いています。
決め手のなさを洋芝替わりと距離短縮で補うことができれば、そろそろ念願の初勝利に手が届くのではないでしょうか。
札幌1R ◎6バンベルク
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています