少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月5日(土) キャロットクラブの注目馬

早いもので夏競馬も今週がラストウィーク。大型台風の直撃が危惧された小倉開催も、日曜の小倉2歳ステークスまでは何とか持ちそうな雰囲気です。

 

今年はコロナ禍の影響で、オリンピック延期などいろいろなスポーツやイベントが中止に追い込まれていますが、JRAの競馬開催はこれまで一度も中止にならず、無事に続いていることは何より。開催継続に尽力してくださっている関係者の皆さまに、心から感謝したいと思います。

 

さて。今週の土曜日も、キャロットクラブから注目の2歳馬が出走を予定していますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、札幌5Rでデビューする2歳馬 ファジェスから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/3  札幌競馬場

  • 2日は札幌ダートコースで追い切りました。3日は軽めの調整を行いました。「今週のレースは藤岡佑騎手に依頼をして、さっそく水曜日の追い切りに乗ってもらいました。ダートコースで強め程度の内容でしたが、長めから終いしっかり脚を使えていていい動きだったと報告を受けています。先週末には私も札幌で馬の確認をしましたが、輸送の影響もなく元気いっぱいでしたし、いきなりからいい結果を期待したいですね」(安田隆師)5日の札幌競馬(2歳新馬・芝1500m)に藤岡佑騎手で出走いたします。

 

 

父モーリスx母ジュモーという血統の ファジェスは、半兄に2頭の重賞ウイナーがいる良血馬。募集当時から牝馬らしからぬ雄大な馬体が目を引き、カタログには『兄たちを凌ぐ活躍を目指す』と記されていました。

 

池江厩舎ゆかりの牝系ながら安田隆厩舎に預けられたことからも、スピード面での素質を高く評価されていることが窺えます。

 

予定していた新潟の新馬戦を使えなかったというアクシデントこそありましたが、開幕最終週の洋芝1500mは、大柄なモーリス産駒の同馬にはいかにも合いそうな条件。禍転じて福となりそうな予感がします。

 

 

札幌5R ◎6ファジェス

 

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続いては、小倉2Rの2歳未勝利戦に出走する ヴィルヘルム

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/9/2  池江厩舎

  • 2日は栗東CWコースで追い切りました。「先週は1週前追い切りとして木曜日に松山騎手を乗せてCWコースで併せて一杯にやっています。その後も引き続き順調に進められており、今朝もCWコースに入れて追い切りを行いました。輸送も考慮してビシッとはやっていませんが、長めから追って動きは良かったです。体は思ったほど増えてこないのですが、細く見せていませんし、馬は元気で調教の感じは特に問題ありません。あとは一度使った分の慣れを見込んで前進を期待したいと思います」(池江師)5日の小倉競馬(2歳未勝利・芝1800m)に松山騎手で出走を予定しています。

 

 

調教で抜群の動きを披露し、デビュー戦は確勝級と目されていた ヴィルヘルム

しかし、レースでは馬場が合わなかったのか、力を出し切ることが出来ず、期待に応えられませんでした

今回も空模様が気になるところですが、土曜日朝のレースであれば、少なくとも前走よりは良い馬場で走れそうです。

祖母が ブロードアピールで、近親にダービー馬 ワグネリアンがいるという血統馬ですから、今度こそ能力の高さを見せつけてもらいましょう。

 

 

小倉2R ◎7ヴィルヘルム

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています