少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

8月30日(日) キャロットクラブの注目馬

土曜日は、小倉の新馬戦に出走したキャロットクラブの コートダルジャンが見事に優勝。先週の エフフォーリアに続き、開催2日連続での新馬勝ちとなりました。

 

今年の2歳世代は若干出足が鈍い感じでしたが、秋競馬を前にいよいよエンジンが掛かってきた印象。日曜には新潟の2歳チャンピオン決定戦が控えていますから、良い流れでバトンを渡せそうなことは何よりです。

 

それでは、さっそく注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。まずは、新潟2歳ステークスに出走る シュヴァリエローズから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/26  清水久厩舎

  • 26日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。先週しっかりとやっているので今週は目一杯ではありませんが、道中は相手を追走して最後はクビか半馬身ほど先着という内容で、調教の動きは相変わらず問題ありません。少し心配していたカイバ食いもここまでは安定していますし、体調も引き続き良好です。あとは新潟への輸送をうまくクリアして、重賞のここでもいい走りを期待したいですね」(清水久師)30日の新潟競馬(新潟2歳S・芝1600m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。

 

 

募集時の写真は華奢で立ち姿も頼りない印象でしたが、デビュー時には440キロほどにまで成長。並ばれてからもうひと伸びする根性をみせ、見事に新馬勝ちを手にしました。

小柄な馬体ながらフットワークは大きく、一週前の追い切りではCWコースで80秒台という好時計をマーク。新潟2歳Sは、新馬戦で上り最速をマークして勝ち上がってきた馬が好走しやすいレースですが、上手くこの馬の勝負根性をいかす立ち回りができれば、勝機は十分。

相手を間違えずに、馬体を併せての追い比べに持ち込めば、です。

 

 

新潟11R ◎1 シュヴァリエローズ

 

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続いては、小倉5Rでデビューする ヴェックマン

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/26  音無厩舎

  • 26日は栗東坂路で追い切りました(53秒7-38秒6-25秒2-12秒8)。「先週までしっかり時計を出していますし、今週は輸送も考慮して坂路でサラッと調整程度です。それでもこのタイムですから十分でしょう。放牧前に一度しっかり仕上げている馬ですが、そのとき以上に反応は良くなっていますし、これで態勢は整ったと思います」(生野助手)30日の小倉競馬(2歳新馬・芝1200m)に松若騎手で出走を予定しています。

 

 

マルティンスタークは、現役時代に4勝を挙げた活躍馬。繁殖に上がってからも、JRAでデビューした仔のうち5頭中4頭が勝ち上がるという活躍ぶり。新種牡馬ミッキーアイルとの間に産まれた6番仔は、父を手掛けた音無厩舎に預けられました。

募集当時から発達したトモが目を引き、いかにもスピードタイプという体つき。これほどの好馬体の持ち主で、そのうえ調教でもよく動いていますから、稽古をつけている松若騎手が『この馬走ります』とよく言っているという話も頷けます。

トラブルがあり、予定よりもデビューが少し遅れてしまいましたが、一連の調教からも、同じ3歳新馬相手にスピード負けすることは考えづらく、初戦は軽く回ってくるだけで結果がついてきそうです。

 

 

小倉5R ◎4ヴェックマン

 

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3レース目は、札幌5Rに出走する カーディナル

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/26  林厩舎

  • 先週末に札幌競馬場へ移動しました。26日は札幌ダートコースで追い切りました(67秒9-53秒2-39秒4-12秒3)。「予定通り先週の追い切り後の様子を見たうえで週末に現地へ移動させています。特に堪えたりすることもなく、順調な様子を確認できたので、今朝追い切りを行うことにしました。鞍上は横山武史ジョッキーにお願いすることにしましたが、水曜日の調教はビッチリ詰まっていていいタイミングで乗ってもらうことができなかったことから、こちら側で対応することにしました。本馬場での追い切りも考えたのですが、いい形で併せ馬をすることを考えてダートコースでの追い切りにしています。初めてのダートということもあってか戸惑いを感じさせ少し促す必要があったものの、最後までしっかりと走ることができていたと乗り手から報告を受けていますよ。時間をかけてしっかりと乗り込んできて状態はいいと思いますから、どのような競馬をしてくれるか楽しみにしています」(林師)30日の札幌競馬(2歳新馬・芝1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。

 

 

母 エカルラートは名牝 カーレットインクの一族で、カーディナルのデビュー戦は札幌の洋芝に決まりましたが、ゆくゆくはダートが主戦場になるかもしれません。

7月に公開された追い切り動画では、まだフワついた走りをしており、それから1ヶ月ほど乗り込んでどれだけ馬が変わったのか、興味深いところ。

今回は、ゴドルフィン軍団の一番馬と噂される バッソプロフォンドをはじめ、なかなかの強敵が相手ですが、先週の札幌記念でワンツーを決めたように、今の札幌の芝状態はハービンジャー産駒にうってつけ。1戦するためだけにわざわざ札幌まで輸送したのですから、陣営としても何とか良い結果を出したいところでしょう。

 

 

札幌5R ▲1カーディナル

 

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なお、新潟5Rでデビューする セブンサミットについては、別エントリーに掲載してありますので、そちらをご覧ください。

 

myhorse.hatenablog.com

 

最後に、元キャロットクラブ所属馬の マハーラーニーが日曜の新潟12Rで待望の中央復帰戦を迎えるので、少しだけ触れておきたいと思います。

 

ご存じのとおり、マハーラーニーは3歳時に未勝利戦を勝ち上がれず、ファンドは解散し、オークションで売却されました。

私の出資馬ではありませんでしたが、そのあまりにも惜しい引退を目の当たりにして、感想を記したことを今でも覚えています。

 

myhorse.hatenablog.com

 

その後、新しいオーナー様の元、新天地の園田競馬で7連勝を達成。中央登録を抹消してから約1年の歳月を経て、日曜日に待望の復帰戦を迎えます。

 

詳細は新しいオーナー様のブログに掲載されておりますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

良い縁に恵まれた マハーラーニーの再出発を、暖かく見守りましょう。

 

ameblo.jp

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※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています