少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

8月1日(土) キャロットクラブの注目馬

本格的に梅雨明けをしないままとうとう8月に突入してしまいましたが、週中にはJRAから新潟競馬場で8月15日より入場を再開するという嬉しい知らせが。

 

このまま入場が順次解放され、何とか秋のGIシーズンには現地でレース観戦をしたいところですが……肝心のコロナが終息する気配がなく、あまり見通しは明るくありません。一日でも早く競馬場が解放され、再び口取りに参加できるようになる日が来ることを願うばかりです。

 

さて、今週の土曜日はキャロットクラブからの出走馬は4頭だけと少なめですが、札幌メインのSTV賞には2頭が出走予定。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

ハーメティキスト

20/7/29  札幌競馬場

  • 29日は札幌ダートコースで追い切りました(65秒2-50秒0-37秒1-12秒5)。「函館、札幌と目まぐるしく環境が変わる形にはなりましたが、それによってナーバスになりすぎることなく過ごせているようです。以前はそのあたりを見せやすかっただけに心配する部分もありましたが、キャリアを重ねながらこの馬なりに適応できるようなって成長を見せてくれています。移動後早速現地の調整を開始していて、今朝の追い切りは併せ馬を行いました。しっかりとやれればと思っていて、思惑に近い形で動かし負荷もかけてあり、順調に来たと言えるのではないかと思っています。ハンデ戦に加えて、札幌の小回りコースの1800m戦でフルゲートとタフな条件ではありますが、前走時と同じくらいの状態で出走させられると思いますから、上手く立ち回っていい競馬をしてもらえればと思っています」(木村師)8月1日の札幌競馬(STV賞・芝1800m)に池添騎手で出走を予定しています。

バイオレントブロー

20/7/30  札幌競馬場

  • 29日は札幌ダートコースで追い切りました。30日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切り後に札幌競馬場へと無事移動しています。今週も菱田騎手を乗せ、ダートコースで併せてサッと追い切ったのですが、引き続き馬の状態は良好だという報告を受けています。思ったよりも登録頭数が多く、除外の可能性もあったので心配したのですが、投票して無事に出走が確定しました。あとはいつものことですが、ゲートを五分に出てもらいたいと思います」(佐々木師)8月1日の札幌競馬(STV賞・芝1800m)に菱田騎手で出走いたします。

 

 

ご存じのとおり、今年はコロナの影響で、開催の終わった函館競馬場を調教施設として利用する『裏函』が禁止されており、多くの馬が札幌競馬場へ移動して最終追い切りを行っています。

普段はウッドや坂路をメインに調教されている馬たちも、この時ばかりは芝かダートで最終調整しなければならない訳ですから、仕上げに苦労した陣営も少なくはないでしょう。

 

ハーメティキストは、いわゆるクラス慣れが必要なタイプで、これまで2度あった昇級戦では5、6着どまりでしたが、その後3→1と着順を上げ、いずれも3戦目で勝ち上がっています。

3勝クラスへの昇級戦だった前走は5着に敗れていますが、この馬にとっては既定路線のようなもの。着差も僅かでしたから、クラス慣れが見込める今回は前進必至ではないでしょうか。

 

いっぽうのバイオレントブローは、札幌や小倉で好走歴のあるローカル巧者。ここ2戦は少し負け過ぎの感はありますが、舞台好転を機に巻き返したいとろこです。

 

 

札幌11R ○8ハーメティキスト △13バイオレントブロー

 

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続いては、札幌5Rでデビューする2歳馬 ククナ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/7/30  札幌競馬場

  • 30日は軽めの調整を行いました。「この度はご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。昨日のうちに競馬会の獣医さんに診てもらって大きな異常はなさそうということを確認できたので、その後は特に精神的な部分の変化を把握していたところ、元気ですし、カイバ食いも問題なさそうです。あくまでも馬本位で判断するつもりだったので少しでもやめたほうがいいような状態にあれば見送るつもりでしたが、今日段階ではおそらく大丈夫だろうと思えますので、投票させていただきます。明日は軽く乗り、問題がないことを確認してレースへ臨みたいと考えています」(栗田師)8月1日の札幌競馬(2歳新馬・芝1500m)にルメール騎手で出走いたします。

20/7/29 札幌競馬場

  • 25日に札幌競馬場へ移動しました。29日は札幌芝コースで追い切りました(67秒3-52秒3-37秒8-12秒5)。「先週札幌へ移動しています。そして、今朝はルメールに調整してもらって追い切りに跨ってもらいました。本馬場に入れ、前に誘導馬を置いて目標をつくりながら終いを伸ばしてもらい、動きは良かったようです。ただし、ゴール板を過ぎた1コーナーあたりで羽ばたいた鳥の姿に誘導馬ともども驚いて放馬してしまい、その後馬場をもう1周してしまいました。幸い、全力疾走はしていなかったということで消耗はさほどなさそうで、胸前を少し擦ったものの大事に至ってもいなさそう。馬も、落ちたルメールも大丈夫そうとのことでした。私は美浦トレセン在厩馬の管理にあたっていたため立ち会えなかったのですが、さすがにこのアクシデントのあとなので明日入る予定だったのを切り上げて、今日現地へ行ってきます。そして、明日まで馬の状態を確認し、話も聞いたうえで出走の判断をしたいと思います。ご心配をおかけして申し訳ございません」(栗田師)状態次第になりますが、今のところ8月1日の札幌競馬(2歳新馬・芝1500m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

キングカメハメハ x 桜花賞2着馬クルミナル という期待の良血馬。これまで大きな頓挫もなく順調に育成が進み、入厩後の2週前追い切りでは一杯に追われて好タイムを出していました。

このまま順風満帆にデビュー戦を迎えそうな雰囲気でしたが、最終追い切りのゴール後に放馬してしまうという、まさかのアクシデントが発生。幸い、大事には至らずデビュー戦が白紙にはなることはありませんでしたが、多少は影響があるかもしれません。

ですが、そうはいってもメンバーには恵まれた感がありますし、大外枠もこの頭数ならば気にする必要はなさそう。450キロに満たない馬体で、おそらく仕上がりは早いタイプでしょうから、初戦から期待が持てそうです。

 

 

札幌5R ◎9ククナ

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています