31日の日曜日は、キャロットクラブの ファーストフォリオがクイーンSに出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
22/7/27 札幌競馬場
- 27日は札幌芝コースで追い切りました。「先週末の日曜日にダートコースで69秒8-12秒3という時計を出すなど、帰厩後も順調に進めることができています。今朝は芝コース追い切りを行い、5ハロン65秒8、ラスト1ハロンは11秒9でした。余裕のある手応えで動けていましたし、状態面に関しては申し分ありません。滞在で洋芝という条件は合いますし、あとはとにかくこの距離でどうかというところですが、ぜひともいい競馬をしてほしいと思います」(須貝師)31日の札幌競馬(クイーンS・牝馬限定・芝1800m)に丸山騎手で出走を予定しています。
札幌で3勝を挙げているコース巧者で、問題は初めての距離に対応できるか。
出資馬だった コントラチェックと同じように、この馬も本質的にはスプリンターではなさそう。それだけに、オープンで生粋のスプリンターが相手だと、成績が頭打ちになってしまうのは仕方がないところでしょう。
そういう意味でも距離延長は正解だと思いますが、初めてとなるコーナー4つの競馬はどうでしょうか。馬がとまどっても不思議ではないだけに、いきなり勝ち負けまで求めるのは厳しいかもしれません。
札幌11R ▲7ファーストフォリオ
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続いては、この日に新潟でデビューする2歳馬の ラスハンメル。
クラブ発表の厩舎コメント
22/7/28 松永幹厩舎
- 27日は栗東坂路で追い切りました(53秒8-38秒3-24秒4-12秒2)。28日は軽めの調整を行いました。「水曜日に坂路で追い切りを行っています。相手を追走する形で進め、最後まで楽な手応えできっちり先着してくれました。無理せずラスト2ハロンが12秒2ずつですから、ラップも優秀でいい動きでしたね。来週と両にらみとお伝えしましたが、現在514キロと大きな体もひと追いごとに絞れてきましたし、この感じなら態勢が整ったと見ていいでしょうから、当初の予定どおり今週の競馬に向かいます」(松永幹師)31日の新潟競馬(2歳新馬・芝1800m)に藤岡康騎手で出走いたします。
兄姉に目立つ活躍馬はいませんが、近親にはGI馬のテーオーケインズがいるという血統背景。500キロを超える雄大な馬体、そして管囲22cmという豊かな骨量から、いずれはダートでも、と思わせてくれる好素材です。
ただ、3頭いる兄のうち2頭がセン馬になっているように、使い込むと気性面の問題が出てくる可能性も。調教で良い動きをみせているように、初戦はクリアしてくれそうな雰囲気ですが、できれば早いうちに勝ち上がっておきたいところでしょう。
新潟5R ◎8ラスハンメル
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています