土曜日のキャロットクラブは8頭が出走して2着が2回と勝ち切れませんでした。上位人気に推された馬が多かっただけに残念ですが、日曜日は巻き返したいですね。
さて、日曜には新潟、小倉で重賞が行われ、新潟メインの関屋記念にはキャロットクラブの グルーヴィットがエントリー。さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう
クラブ発表の厩舎コメント
20/8/12 松永幹厩舎
- １２日は栗東坂路で追い切りました（５１秒０－３６秒５－２３秒６－１１秒８）。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。速い時計は出ているのですが、鞍上の体重が軽かったのでそこまで負担にはなっていないでしょうし、いいフットワークで駆け上がっていました。帰厩当初は夏負けの心配をしたのですが、その後は順調に進められており、特に先週追い切ってからの雰囲気が良くなってきました。力を出せる仕上がりだと思いますし、もちろんいい競馬を期待しています」（松永幹師）１６日の新潟競馬（関屋記念・芝１６００ｍ）にＭ.デムーロ騎手で出走を予定しています。
約1年ほど勝ち星から遠ざかっている グルーヴィットですが、ここ2戦は強敵相手に健闘しており、左回り、渋った馬場など、条件さえ噛み合えば、2つ目のタイトルを手にすることも難しくはないでしょう。
騎乗者が軽かったとはいえ、今週の追い切りでは自己ベストをマークしており、体調面に関しても申し分なさそう。デムーロ騎手も2度目の騎乗だけに、上手くエスコートしてくれるのではないでしょうか。
新潟11R ◎16グルーヴィット
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続いては、新潟10Rに出走する クラヴェル。
クラブ発表の厩舎コメント
20/8/12 安田翔厩舎
- １２日は栗東ＣＷコースで追い切りました。「先週の追い切りでほぼ態勢は整ったので、今朝はＣＷコースでほぼ馬なりでゆったり走らせました。トモの疲れはもう抜けており、体調も引き続き良好です。前走はトレセンで４４０キロあったのが競馬で４３２キロでしたが、今は４４６キロありますので、当日競馬場にいる時間を考慮しても同じぐらいで出走できるのではないかと思います」（安田翔師）１６日の新潟競馬（三面川特別・牝馬限定・芝１８００ｍ）に横山典騎手で出走を予定しています。
キャロットクラブ3歳世代のエピファネイア産駒は、すでに6頭全てが勝ち上がっており絶好調。
2勝馬の クラヴェルは、ここで3勝目を挙げることができれば、賞金順での秋華賞出走がみえてきます。左回り、長距離輸送など克服すべき課題も多いですが、体調も引き続き良好とのことですから、ＧＩ出走を目指してがんばってもらいましょう。
新潟10R ▲5クラヴェル
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最後は、札幌3Ｒで勝ち上がりを目指す ユールファーナ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/8/12 札幌競馬場
- １２日は札幌ダートコースで追い切りました（６８秒３－５４秒１－４０秒５－１３秒６）。「先週はご心配をおかけして申し訳ありませんでした。週の半ばは無理せず経過を見ていましたが、一過性のものだったか水曜日の午後、木曜日の朝と様子を見ていっても歩様の乱れを見せることはありませんでした。札幌のダートが浅く硬いため、蹄が薄い馬は特に蹄を傷めやすい傾向にあるようでユールファーナもその１頭になってしまったようでした。もしかしたら一過性の痺れみたいなところもあったのかもしれませんが、大きな異常が出なくて良かったです。予定は変更になりましたが週末に時計を出せた時点でおそらく１週スライドで対応できるだろうと思え、今朝改めて追い切ってみても蹄は問題なさそうに思えます。カイバ食いはあまり変わりないのですが動きはいいので、投票そして競馬までに再度違和感が出なければ今週の競馬へ向かいたいです。先週から横山武史にお願いをしていて、急遽の変更になった今週でも空けてくれたので彼とのコンビで何とかいい結果を出してもらえたらと願っています」（和田勇師）１６日の札幌競馬（３歳未勝利・芝１５００ｍ）に横山武騎手で出走を予定しています。
当初は先週の牝馬限定戦に出走する予定でしたが、蹄に炎症を起こしてしまい1週スライド。万全の態勢という感じではありませんが、更新のコメントからも、それほど影響はなさそうです。
馬格がない牝馬だけに、輸送のない滞在競馬はプラスになりそうですが、最内枠を引いてしまったので、前走のようにスタートで後手を踏んでしまうと厳しそうです。
鞍上は北海道で神がかり的な騎乗をみせている横山武騎手ですから、シッカリとスタートを決めて、先頭でゴール版を駆け抜けてもらいましょう。
札幌3R ◎1ユールファーナ
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています
