少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

10月10日(土) キャロットクラブの注目馬

今週から開催が替わり、東京・京都・新潟の3場開催がスタート。

 

台風の接近で一時は開催も危ぶまれましたが、想定よりも台風の進路が南へ逸れたことで、本州上陸の可能性がなくなりました。開催中止になると、馬や関係者の移動もままなりませんから、予定どおりに開催されそうでひと安心ですね。

 

さて。開催替わり初日となる土曜競馬には、キャロットクラブから2頭の2歳馬が出走予定。さっそく、各陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、京都3の未勝利戦に出走する シーニッククルーズから。

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/10/8  武幸厩舎

  • 7日は栗東CWコースで追い切りました。「この中間もしっかり乗り込めており、水曜日はCWコースで併せて半マイルだけ時計を出しました。この感じなら今週使いたいと思うのですが、台風の接近により週末はかなり馬場が悪くなりそうです。今は痛みがないとはいえ、接着装蹄で硬いダートを走らせるのは心配ですし、来週も好天で臨めるとは限りません。それなら雨によってソフトになると思われる芝を使う方がいいだろうということで、土曜日の芝1800mに浜中騎手で向かうことにしました」(武幸師)10日の京都競馬(2歳未勝利・芝1800m)に浜中騎手で出走いたします。

 

  

念願のダート出走をはたした前走でしたが、スムーズなレースができず6着に敗退。

それでも、『ダートは合っている』というジョッキーの言葉を元に、当初はダートで続戦の予定でしたが、コメントにもあるように硬いダートを嫌い、急遽芝レースへと予定を変更しました。

先週の更新では『動きはさらに素軽くなって馬の状態自体は良化傾向』とありましたから、ひと叩きして馬の状態面は上がっていそう。レース選択をみても、芝向きなのかダート向きなのか、陣営の判断が曖昧なところは気になりますが、馬はがんばってくれるのではないしょうか。

 

 

 京都3R ▲10シーニッククルーズ

 

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続いては、京都5Rの新馬戦にエントリーしている ヴィジュネル

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/10/7  渡辺厩舎

  • 7日は栗東坂路で追い切りました(53秒8-38秒8-25秒8-13秒0)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。先週まで2週続けてコースでやっていますし、最終調整というつもりで無理のない程度です。最後は少し甘くなりましたが、後半の馬場が悪い時間帯の追い切りでしたし、全体の時計が53秒台だったら十分でしょう。これでまずは態勢は整ったと思います」(渡辺師)10日の京都競馬(2歳新馬・芝1600m)に幸騎手で出走を予定しています。

 

  

マクフィが輸入されてからの初戦度産駒になりますが、持ち込み馬として活躍したキャロットクラブの アールブリュットの成績や、父の競走実績からは、芝のマイル戦が主戦場になりそうなイメージ。

ヴィジュネルは、募集当時から脚が長くなかなか見栄えのする馬体の持ち主で、この脚の長さを存分に生かした走りができれば面白そうだな、というのが個人的な第一印象でした。

デビュー戦へ向けた追い切りでは、それなりの本数をこなしてはいるものの、いずれもラスト1ハロンの時計がピリッとせず、全体的にまだ体力がつききっていないという印象も。

デビュー戦だけに蓋を開けてみないとわかりませんが、重馬場の消耗戦になると現状では少し分が悪いかもしれません。

 

 

京都5R ▲12ヴィジュネル

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています