少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

8月29日(土) キャロットクラブの注目馬

2020年度の募集馬情報も出揃い、クラブ会員にとって、一年でもっとも楽しい時期が到来。今週末は出資馬検討に明け暮れる予定だという会員の方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、今週~来週に出走する馬たちの結果次第で、今年の応募頭数を増減させるという方もいるでしょう。そういう意味では、やはり3歳未勝利馬と、2歳新馬の結果は気になるところです。

 

今週の土曜日も、3歳未勝利戦、2歳新馬戦に出走する馬がいますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、小倉5Rでデビューする2歳馬から。

 

クラブ発表の厩舎コメント

シーニッククルーズ

20/8/26  武幸厩舎

  • 26日は栗東CWコースで追い切りました。「先週の除外は残念でした。このあと小倉にはダートの番組はありませんし、これ以上調教を積み過ぎるのも良くないと思いますので、今週の2000m戦に松若騎手を確保しました。ほぼ態勢は整っていますので、今朝はCWコースで半マイルだけ時計を出しています。大型馬なのでもう1本やれたことはマイナスではないですし、実際追うごとに素軽くなっています。馬体もシルエットがシャープになってきて、いい状態で送り出せそうです」(武幸師)29日の小倉競馬(2歳新馬・芝2000m)に松若騎手で出走を予定しています。

 

コートダルジャン

20/8/26  牧田厩舎

  • 26日は栗東坂路で追い切りました(54秒0-38秒8-25秒0-12秒4)。「先週の除外は残念でしたが、こればかりは仕方ありません。今週の2000m戦に北村友騎手を確保して、今朝はサラッと坂路で単走、馬なり程度の追い切りを行いました。もうほぼ仕上がっているので、輸送を考慮して余力を残しましたが、いい反応だったと思います。順調に来ましたので、いい結果を残してもらいたいですね」(牧田師)29日の小倉競馬(2歳新馬・芝2000m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

  

当初は先週のデビューを予定していた2頭ですが、共に除外となってしまい、期せずしてクラブ馬による直接対決となってしまいました。

 

シーニッククルーズは、先週のダート1700mを浜中騎手でデビュー予定でしたが、今週と来週の小倉にダートの新馬戦が組まれていないということで、急遽芝レースへ出走することになりました。

1週多く乗り込めたのはプラスのようですが、募集時からいかにもパワー型という馬体の持ち主だっただけに、急遽の芝変更がどう出るでしょうか。

過去には『大型馬でもありまだ腰が甘くて加速しきれない感じはありますが、瞬発力を求められる芝ではなくダートなら十分補えると思います』とコメントされていますから、やはり割り引きが必要かもしれません。

 

いっぽうの コートダルジャンは、当初から芝でのデビューを予定していたハーツクライ産駒。鞍上も北村友騎手で変わりありませんから、こちらの方がスライドした影響は小さそうです。

入厩当初こそ、併せ馬の追い切りで遅れたこともありますが、最近は水準の時計を楽にマークしており、態勢は整った様子。あとはテンションが上がることなく輸送をクリアできれば、良い状態でレースに臨めそうです。

センテリュオの弟など、相手には良血馬が何頭かいますが、こちらも母は南米アルゼンチンのGI馬ですから、負けずにがんばって欲しいですね。

 

 

小倉5R ◎14コートダルジャン △8シーニッククルーズ

 

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続いては、新潟7Rで勝ち上がりを目指す3歳馬 クロスキー

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/26  国枝厩舎

  • 26日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒3-51秒6-37秒4-12秒1)。「今週の競馬を目標に置いていますので、そのことを念頭に置きつつ今朝追い切りをかけてあります。オーバーワークにならないように注意しながらウッドチップコースにて併せ馬を行い、終いを少し強めの内容で動かしてあります。持ったっきりという形での動きではなかったですが、ちょっと渋さがあってじわじわと伸ばしていくのが合っていると思える馬なので、今日の感じを悪く捉えることはありません。態勢は整ったと思えるので、この後のコンディションに気になることが出てこなければ予定通り今週のレースへ向かいます。鞍上は乗れている若手の岩田望来ジョッキーにお願いしています。前走は距離もあったかもしれませんが、欲を持って強気に行き過ぎたのかなという感じでしたから、出たなりのところから探りつつ後半勝負に徹してくれれば前走のようなことはないはずですよ。残されたチャンスはわずかですが、何とかこの馬の良さを見せてくれたらと願っています」(国枝師)29日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1800m)に岩田望騎手で出走を予定しています。

 

 

出資馬 コントラチェックの半弟で、募集時から注目していた クロスキー

カタログ写真の逞しい馬体は将来の活躍を予感させるものでしたが、この血統ならではの気難しい部分が前面に出てしまい、思うような結果を残せずにここまで来てしまいました。

去勢の効果も薄く、前走はショッキングな大敗を喫してしまいましたが、元来がクズを出さない母の仔だけに、ポテンシャル的には未勝利で終わるような馬ではないはず。

陣営が示唆している"直線まで死んだふり作戦"がズバリはまれば、最後にアッと言わせるようなシーンがあるかもしれません。

 

馬の能力と募集金額は関係ないとはいえ、6000万の値を付けた良血馬が一度も掲示板に載ることもなく引退というのはさすがに印象がよくないので、クラブ側としても何とか格好はつけたいところでしょう。

 

 

新潟7R ▲13クロスキー

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています