少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

8月8日(土) キャロットクラブの注目馬

今年の2歳戦はモーリス、ドゥラメンテと新種牡馬の初年度産駒が注目を集めて盛り上がっていますが、新潟開催がスタートしてからは一気にドゥラメンテ産駒が勝ち星を増やし、いっぽうのモーリス産駒からはなかなか新馬勝ち2号が現れません。

 

まだこの時期だけに優劣などつくものではありませんが、早い時期、そして直線の長いコースでは、どうやらドゥラメンテ産駒に分がありそう。もうすぐキャロットクラブでも2020年度の募集がはじまりますが、これまでの産駒実績を考えれば、人気はドゥラメンテ産駒>モーリス産駒となりそうな気配。

 

ただ、一発大物が出れば種牡馬の評価はガラリと変わりますから、いまのうちにあえて人気の下がったモーリス産駒を押さえておくと、後々良い思いができるかも!?残り少なくなった希少なディープインパクトキングカメハメハ産駒にも人気が殺到しそうですから、今年のドラフトは例年以上に面白くなりそうです。

 

 

さて、今週の土曜日はキャロットクラブから総勢9頭が出走予定。さっそく注目馬の陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

まずは、新潟5Rでデビューする ストゥーティから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/5  奥村豊厩舎

  • 5日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はジョッキーに乗ってもらってCWコースで併せて追い切りました。終い強めで6ハロン83秒台、ラスト1ハロンは12秒6という計測でした。福永騎手は『手綱を持っているうちはいいけれど、放すとまだ芯がしっかりしていない感じでフラフラしていますね。軽い芝はいいでしょう』と言っていました。あとは馬体重で、調教が進むにつれて馬体は減っており、今は416キロほど。これ以上減らないようにしたいですね。ただ、馬体が細化してイライラするということはなく、メンタルはしっかりしている印象なので、実戦で力は出せると思います」(奥村豊師)8日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に福永騎手で出走を予定しています。

 

 

重賞馬 リラヴァティの初仔で、父は新種牡馬モーリスというフレッシュな配合。オークスシンハライトの初仔で話題の セブンサミット(8月30日デビュー予定)とは、3/4同血となります。

いろいろな意味で注目が集まる ストゥーティですが、育成時からたびたび動きの良さを褒められており、410キロそこそこの小柄な牝馬ということもあり初戦から動けそうな気配です。

ただ、一週前の追い切りで『馬場が重かったことが堪えた』とコメントされていたように、どうやら非力で力の要る重たい馬場は不向きな模様。

あいにくの空模様だけに、当日の馬体重やテンションと併せて、馬場状態のチェックも必要となりそうです。

 

 

新潟5R ▲9ストゥーティ

 

------------------

 

続いては、新潟1Rで初勝利を目指す2歳馬 キトゥンズワルツ

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/5  安田翔厩舎

  • 5日は栗東坂路で追い切りました(54秒7-40秒3-26秒1-12秒7)。「今朝は坂路で馬なり程度の時計を出しました。先週金曜に坂路で強めの時計を出していますので、今朝は最終調整でゆったり走らせています。コンディションに関しては申し分ないのですが、どうも折り合いすぎる感じもあるので、レースまでに角馬場でチークピーシーズを試してみて、手応えが良さそうならレースでも着用を考えようと思います」(安田翔師)8日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1600m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

 

馴染みのない血統の外国産馬だけにデビュー戦は半信半疑でしたが、結果は4着と格好をつけてくれました。

初戦の内容、特にスタートから行き脚がつかなかったことを考えれば、今回の距離延長はプラスになりそうですし、エンジンの掛かりが遅かった点を踏まえれば、新潟外回りへのコース替わりも向きそうです。

この時期の未勝利戦にしてはなかなかのメンバーが揃いましたが、好勝負が期待できるのではないでしょうか。

 

 

新潟1R ◎3キトゥンズワルツ

 

------------------

 

最後は、勝ち上がりかけて札幌4Rに出走する リリレフア

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/8/6  札幌競馬場

  • 5日は札幌ダートコースで追い切りました。6日は軽めの調整を行いました。「水曜日に坂井瑠星を乗せてダートコースで追い切っています。5ハロン64秒台と速い時計は出ているのですが、先週追い切ってから馬にだいぶ気が入っており、テンから折り合いに苦労して終いが甘くなってしまいました。そのあたりが課題になってくると思いますが、馬体は少しずつ締まってきて動けるようになっていますので、レースに行って力を出し切ってくれればと思います」(宮内助手)8日の札幌競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1500m)に坂井騎手で出走いたします。

 

 

リスグラシューの半妹で、募集時から人気を集めた リリレフアですが、前走後に脚部不安が発症し、今回が9ヶ月ぶりの出走となります。血統面からの期待値はもちろんのこと、休養前の成績からも未勝利卒業は残された時間との戦いになりそうです。

更新の内容からは、一気に距離を6ハロンあたりにまで縮めた方がよさそうな感じもありますが、休養前に比べればかなりメンバーは軽くなっていますから、脚元のことを考えても、ここで決めておきたいところでしょう。

 

 

札幌4R ◎12リリレフア

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています