少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

2月14日(日) キャロットクラブの注目馬

14日の日曜日は、キャロットクラブの エフフォーリアディオスバリエンテ共同通信杯に出走します。

 

クラブ発表の厩舎コメント

エフフォーリア

21/2/10  鹿戸厩舎

  • 10日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒4-54秒2-40秒3-12秒0)。「今週の競馬に備えて今朝3頭併せで追い切りました。2着、3着と来ている3歳未勝利のスマートルグランという馬が先頭で、2番手が武史を背にしたエフフォーリア、3番手が3勝クラスのウインカーネリアンという隊列で進めて併せて伸ばしています。時計的にはそこまで目立つものではないものの大外を回って出していますし、終いの伸びもしっかりとしていました。時計をとった人によって多少違いますが、ラスト1ハロン12秒前後の時計を出せていますし、ゴール板を過ぎてからも脚色衰えず1コーナー過ぎまでしっかりと走れていて好印象でしたよ。入厩時、若干立派かなと思えた体も徐々に引き締まり、数字上でも今週の時点でプラス5キロほどの状態にあります。先週段階では二桁増くらいになるかもなと思いましたが、悪くない状態で送り出せそうです。腹痛予防としてガストロガードという薬も使っていて、ここまで問題なく来ていますから、このまま無事に競馬へ向かいたいですね」(鹿戸師)14日の東京競馬(共同通信杯・芝1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。

ディオスバリエンテ

 21/2/11  堀厩舎

  • 10日は美浦南Wコースで追い切りました。11日は軽めの調整を行いました。「再度血液検査を行い、白血球数値と炎症マーカーの数値ともに正常値内に入ってきたことを確認できました。日曜日は経過を観察する必要があったこともあり時計は出さず坂路で普通に乗るまでにとどめていました。先週の追い切り後からそういった調整過程になったことを考慮したこと、そして、追い切った後の見極めの期間と回復期間を1日でも多くし、余裕を持って対応できるようにと考えて今週の追い切りは水曜日に行っています。新聞社によっては特にラスト1ハロン遅かったり、6ハロンからの時計がないものもあるようですが、ウチの厩舎はGPSの数値を用いています。これを基準として採用しているのは、人や環境によって左右されるのではなく、より客観的に且つ均一にデータを採ることができるという利点があるからです。もちろん数値だけを見ているわけではありません。人間の感覚も重要視していますが、基準値が定まらないと調整の精度もあげられません。調教のさじ加減をよりしっかりとしたものにしていくためにもある程度精度の高い数値を基準にしたいという考えのもとそうしていて、今回は15-15で入って6ハロン85秒5の、終い1ハロン13秒2という時計になっていました。今回はリズム重視で、完全にフルスピードに入れないところでキープしてほしいというのが出していた指示で、当初想定していたより若干遅くなったもののリズムよく走れていましたし、他の馬をモニタリングしていても時計以上に負荷がかかりやすい馬場になっている状況にあったので結果的には良い調教ができたと考えています。追い切り後にも念のため内視鏡を入れてみたところ出血痕は見られず、今回一番危惧していた鼻血の不安は払しょくできています。在厩で調整させていただいたこともあって心肺面は整っています。あと肝心なのはメンタル面です。2週前追い切り後に馬房内での旋回が酷くなりましたが、1週前追い切り後は少しある程度におさまり、今週の追い切り後の旋回はなく、極端な昂りは見られない状況にあります。当該週の調教も含めてですが調教のさじ加減が上手く行き、悪くない精神状態に持ってくることができたのではないかと捉えています。あとは実戦へ行ってどうかでしょう。経験が少ない馬ですし、今回はメンバーが強くなります。流れも初戦とは異なるでしょうし、いろいろなことに対応しなければいけません。今回期待するのはもちろんですが、今後のためにも如何なる様子、走りを見せるのかをよく確認し、今後に活かしていければと考えています」(堀師)14日の東京競馬(共同通信杯・芝1800m)に石橋騎手で出走いたします。

 

 

エフフォーリアは、距離こそ違いますが、ほぼ同じコースレイアウトの百日草特別を勝利していることは大きな強み。百日草特別で1番人気5着だった ヴェイルネビュラが、次走でジュニアCを制していますから、エフフォーリアもオープン級であることは間違いなさそう。実績面ではステラヴェローチェに劣りますが、距離経験を生かして何とか逆転を狙いたいところです。

 

ディオスバリエンテは、募集時に最優先希望で応募した個人的な期待馬。残念ながら縁がありませんでしたが、重賞級だと見込んで応募した馬なので、このメンバーに入っても素質では見劣らないと思っています。クラシック路線に乗るためにも、ここは頑張ってもらいましょう。

 

 

東京11R ◎1ディオスバリエンテ ▲7エフフォーリア

------------------

 

また、阪神5Rには、かつての出資馬 ペルレンケッテの仔 バンベルクが出走します。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/2/10  安田隆厩舎

  • 10日は栗東坂路で追い切りました(53秒5-39秒0-25秒5-12秒6)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。終いまでしっかりしていて動きは良かったと思います。騎乗した北村友騎手は『いい脚が一瞬しか使えない感じなので、レースではそこに気をつけます』と話していました。状態は良いのでここで決めたいところです」(安田隆師)14日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1600m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

 

これまでの成績から、未勝利では能力上位であることは明らか。そろそろ順番が回ってきてもおかしくありませんが、今回はずいぶんとメンバーが揃いました。距離が少し長いような印象もあるだけに、あまり楽観視はできません。メンバーも手薄な小倉1200mならば、アッサリと勝ち上がれそうな気がするのですが……先々を見据えての選択がどう出るでしょうか。

 

 

阪神5R ○9 バンベルク

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています