週末の3連休は競馬三昧。まだまだGIシーズンは続きますから、土日と馬券で思うような結果が出なかった人は、最終日に回収しておきたいですね。
さて。最終日となる月曜日は、キャロットクラブから重賞にこそ出走馬がいませんが、前途有望な2歳馬が数多く出走しますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。
まずは、東京5Rでデビューする グランワルツ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/11/19 国枝厩舎
- 18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦坂路で追い切りました(51秒3-37秒5-24秒5-12秒2)。「先週の追い切り後の様子に悪い変化を見せることはありませんでしたので、これならばゴーサインを出せるのではないかと考えていました。それで最短目標を3週目、つまり今週の月曜日の競馬に置くことにしたので、逆算して今朝、追い切りを行うことにしました。今回も坂路に入れ、3頭で入って一番後ろから進めて終いを伸ばすようにしています。同じ新馬で血統の良い馬も一緒にいましたが、グランワルツのほうが優勢とも見て取れる動きをしてくれていましたし、気になることはありませんでしたね。脚元の関係でコースでの速いところはなかなかできず、手前の左右差などの確認がしづらかったところは正直ありますが、キャンターなどではコースに入れていて問題なくこなしていますし、実戦で上手く対応してほしいと思っています。ルメールが乗れることになりましたから、良い走りを見せてほしいですね」(国枝師)23日の東京競馬(2歳新馬・芝1800m)にルメール騎手で出走いたします。
重賞3勝馬 バウンスシャッセの初仔で、募集時に大人気だった グランワルツ。
個人的にもリッチダンサー牝系の コントラチェックに出資しているので、孫の世代の走りにはかなり注目しています。
グランワルツは、4月にゲート試験を合格しましたが、その後は脚元の関係で、デビューに漕ぎつけるまで半年ほども時間を要しました。先週の更新でも『ボコボコっとした脚をしているのでこの先もずっと注意していかなければいけません』というコメントが出ており、帰厩後の追い切りも坂路オンリーで、あまり強い負荷は掛けられていません。
万全の態勢とは言いずらい状況下でのデビュー戦ですから、今回は素質の高さに期待ですね。
東京5R ▲6グランワルツ
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クラブ発表の厩舎コメント
20/11/19 安田隆厩舎
- 18日は軽めの調整を行いました。19日は栗東坂路で追い切りました(52秒5-38秒0-25秒0-12秒5)。「鞍上は北村友一に依頼して、今朝の追い切りに乗ってもらいました。坂路で単走、サッと終い重点ですが、整地作業後の馬場がいい状態だったこともあって楽に好時計が出ました。状態はいいので、うまくマイルの距離に対応してもらいたいですね」(安田隆師)23日の阪神競馬(2歳未勝利・芝1600m)に北村友騎手で出走いたします。
かつての一口馬 ペルレンケッテの3番仔で、自分の出資馬のつもりで応援している バンベルク。この牝系は、とにかくペルレンケッテ以外がまったく走っていないので、なんとか初勝利を手にして欲しいところです。
デビュー戦の敗戦も、展開のアヤと言っていいような内容でしたから、2戦目の上積みと距離延長を味方に、今度こそ先頭でゴール板を駆け抜けてもらいしましょう。
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています