3日間開催の中日となる土曜日は、重賞レースが組まれておらず、キャロットクラブからの出走馬も3頭だけと少なめ。
さっかくですから、今回は3頭すべての陣営コメントをチェックしておきましょう。まずは中山3Ｒで初勝利を目指す アシェットデセールから。
クラブ発表の厩舎コメント
20/3/18 小島厩舎
- １８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒６－５３秒９－４０秒２－１２秒８）。「先週までの追い切りではまだちょっと動き切れないのかなと思えましたが、もしかすると坂路よりもコースのほうが動きやすいのかもしれないという話もあり、調整方法に修正を加えつつ、コースで乗ってみています。それで、今朝はウッドチップコースにて併せ馬の形で動かしてみたところ、それなりに動けていて、むしろ併せた相手のほうが辛いくらいでしたね。まだこれからの部分はあるものの、今日の感じならば競馬を考えていってもいいと思えますし、何度か経験を積んでいけば勝ち負けまで行きそうな気がすると今朝跨った助手も言ってくれているので、急遽ではありますが今週の競馬を考えてみることにしました。ふわっと乗ると前回のようなことにもなりかねないかなと思うので、少し強めに動かすような形でどう変わるかを見てみたいなと思い、今回はヒューイットソンにお願いをしました。どこまでかは未知ですが、ここでいいところを見せられるようだとこの後の展望も明るいものになると思いますから、そういったレースになることを期待しています」（小島師）２１日の中山競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）にヒューイットソン騎手で出走いたします。
1月のデビュー戦ではレースの流れにまったく乗れずに大敗してしまいましたが、1度レースを経験したことによる前進は見込めそうです。
ただ、更新コメントに『何度か経験を積んでいけば勝ち負けまで行きそう』とあるように、ガラリ一変という感じではなさそう。
今後に目途の立つ競馬ができればというニュアンスですから、まずは掲示板あたりを目標に。勝ち負けに加わるには、もう少し時間が掛かりそうな雰囲気です。
中山3R △3アシェットデセール
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続いては、中山8Ｒに出走する レディグレイ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/3/18 宗像厩舎
- １８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒８－５３秒３－３９秒４－１２秒４）。「先週の１週前追い切りでは騎乗者が促すようにしながら動かして負荷をかけてありました。そのあとのコンディションを見ているといい方向に変わってきているなと思える感触を得られていました。腰の感じが特に良くなってきたなと思えたので、今週は土曜日の競馬を予定しているし、この感じならば必要以上に負荷をかけることもないからサッと整える程度でいいと判断して指示を出しました。先週と同じくウッドチップコースで外々を立ち回ってじわっと動かしていますが、程よい時計、程よい動かし方でまとめられ、動きも悪くなかったと思えましたよ。無事に態勢を整えられたと感じましたので予定通り投票を行いました。想定段階では１～２頭の除外が出るかもしれないと思える状況だったので心配しましたが、結果、抽選対象になることなく無事に出走が確定しています。前回に続いて今回も石橋ジョッキーにお願いをしていますし、いいイメージで競馬へ向かい、いい結果を出してくれたらと願っています」（宗像師）２１日の中山競馬（４歳上１勝クラス・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に石橋騎手で出走いたします。
前走で2着に好走した レディグレイは、再び同じ条件のレースに狙いを定めてきました。
斤量が1キロ重くなるとはいえ、体調は良さそうですし、前走のようにスムーズなレースが出来れば、今回も好勝負になりそうです。
相性の良い石橋騎手が続けて騎乗してくれることも好材料でしょう。
中山8R ◎11レディグレイ
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最後は、中山12Ｒにエントリーした ライレローズ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/3/18 古賀慎厩舎
- １８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒９－５３秒２－３９秒６－１３秒０）。「先週あたりまでは我慢の調整が続いていましたが、ちょっとしんどかった左背腰の張りはだいぶ取れてきましたし、脚元のムクミもそこまで気にならなくなってきました。それに、辛抱強く接してきたことが功を奏したか毛ヅヤがだいぶ良くなりましたね。これなら競馬を考えていってもいいと思えたことから、しっかりと追い切るため、今朝ウッドチップコースに入り２頭での併せ馬を行いました。ライレが追いかけたのですが、しっかりと動けていて悪くないと思えましたよ。今回は以前使っていたマイルに戻したいと考え、直近では今週の中山か来週の中京かということになったので、輸送等々を考えると今週のほうが好ましいでしょう。それに、今朝の動きと今週のコンディションから考えると対応できると踏み、今週の競馬へ向かうことにしました。減量の利点を得て他の馬より少しでも優位な形で戦いたいと思い木幡育也に依頼をしましたので、久々のこの条件でいいところを見せてほしいです」（古賀慎師）２１日の中山競馬（４歳上１勝クラス・芝１６００ｍ）に木幡育騎手で出走いたします。
このクラスでも何度か好走歴のある ライレローズですが、すべて左回りコースで記録したもので、中山コースでは0.4秒差6着が最高着順。
ディープブリランテ産駒ですから、やはり中京コースの方が良かったのでは……という感想を待ちますが、はたしてどうでしょうか。
ただ、距離延長を味方に右回りコースでも良い結果を出せれば、今後の選択肢は大きく広がります。あまり馬格のない馬ですから、減量騎手起用の効果にも期待したいところです。
中山12R △2ライレローズ
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています
