少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

12月22日(日) 競馬の予想

いよいよ秋競馬もクライマックス。日曜日には中山競馬場でグランプリ有馬記念が行われます。

 

今年はキャロットクラブから豪華3頭のGIホースが出走を予定しており、さらに3週連続で重賞勝利中とクラブの勢いも最高潮。

 

アーモンドアイという絶対的な存在がいますが、何か大仕事をやってくれそうな予感もします。

 

 

それでは、さっそく各陣営のコメントをチェックしておきましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

リスグラシュー

19/12/18  矢作厩舎

  • 18日は栗東坂路で追い切りました(51秒3-37秒0-24秒1-12秒3)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。51秒3と速い時計が出ましたが、体にはまだ余裕があるのでしっかりと負荷をかけられたのは良かったと思います。中山への輸送もありますし、いつも自分で体を造るタイプなので馬体重に関しては特に心配していません。帰厩からここまでは順調に来ることができましたし、あとはレースに行ってしっかりと力を出し切ってくれればと思います。そこまで枠順にこだわる馬じゃないとはいえ、大外枠はさすがにイヤなのでできれば内目から真ん中あたりのちょうどいい枠を引きたいですね」(矢作師)「予定よりも時計は少し速くなってしまったのですが、ある程度負荷をかけたわりには調教後の息遣いも問題なく、特に堪えた様子はありませんでした。状態は今本当にいいですし、なんとか頑張ってもらいたいと思います。ラストランということでとにかく無事に…という気持ちですが、そんな中で一番いい結果を出してくれれば最高ですね」(岡助手)22日の中山競馬(有馬記念・芝2500m)にレーン騎手で出走を予定しています。

 

レイデオロ

19/12/19  藤沢和厩舎

  • 18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒7-56秒6-41秒6-11秒6)。「ジャパンカップ有馬記念とセットで依頼をしていたのですが、残念ながらビュイックジョッキーが騎乗停止になったため急遽代役を探すことになりました。ただし、ここまで来たらギリギリまでほかの陣営の動向も見ながら決めようということになり、今朝まで待った中で検討した結果、候補の一人として挙げていた三浦ジョッキーで向かうことにしました。彼には事前に肌で感じてもらおうと思い、今朝の追い切りに跨ってもらったところ、いろいろと感じてくれたようです。ちょっと難しさも見せたようなので実戦に向かうにあたっていい追い切りになったのではないでしょうか。前回は馬場も含めて闘争心を削がれてしまったようなところがあって良い競馬ができませんでしたが、この中間は場所を変えることで気持ちをリフレッシュさせました。体調は引き続き良く、心身ともにいいコンディションにあると思います。2歳時から長く頑張ってくれた馬で、これが最後のレースとなりますから、レイデオロらしく頑張ってくれたらと思っています。応援のほどよろしくお願いいたします」(藤沢和師)「今回声をかけていただき光栄ですし、身の引き締まる思いです。クリストフをはじめいろいろな人にこの馬のことを聞いて調教に臨みましたが、やはり力はあります。それと同時に難しさも感じました。最初の入りはよく、いい形でコーナーに入っていけました。そのあとからグーっと来て、直線で前2頭の外へ誘導して伸ばそうとしたときに右口を固くして外へ張るような動きを見せました。おそらく外ラチがすぐ近くにある状況だったのでそこへ依存しようとするズルさもあったと思います。そこから直線へ向かいギアを上げていこうとすると、今度は少し気を抜くような素振りを見せたのですが、イメージしていたよりはきつくなく、それも一瞬でした。促すとそこから闘争心を見せてくれましたから稽古では課題をクリアできたと思うので、あとは実戦でどの程度見せるかだと思います。いかにスムーズに進められるか、気持ちを途切れることなくトップスピードに乗せられるか。特に昨年の有馬記念のことを頭に入れて臨みます。先生はもちろんこと、厩舎スタッフの皆さん、牧場の皆さんの話を聞いていると、ここへ向けてつくってきたということをとても感じましたし、この馬のラストランをいいものにできるようにしたいです」(三浦騎手)22日の中山競馬(有馬記念・芝2500m)に三浦騎手で出走いたします。

 

サートゥルナーリア

19/12/18  角居厩舎

  • 18日は栗東坂路で追い切りました(52秒1-37秒3-24秒0-12秒1)。「今朝は最終調整ということで坂路で単走の追い切りを行いました。やれば時計は出る馬ですが、馬なりでラストは12秒1ですし、反応も申し分ありませんね。いくらか馬体には余裕があるぐらいですが、輸送もあるのでこれでいいでしょう。とにかく状態に関しては一切不安がなく送り出せそう。あとは当日のテンション次第でしょうか」(滝川助手)22日の中山競馬(有馬記念・芝2500m)にスミヨン騎手で出走を予定しています。

 

 

さすがグランプリに出走するような一流馬ですから、状態面に関しては心配無用ですね。

 

ただ臨戦過程としては、前走の教訓をいかした サートゥルナーリアが一番のように映ります。

 

今回の舞台はGI2勝を挙げている得意の中山コースですし、前走からのレース間隔もシッカリと空けて課題のテンション対策も万全でしょう。

 

さらに11-12月といえば、エピファネイアジャパンカップリオンディーズ朝日杯FS、サートゥルナーリア=ホープフルSと、この血統の血が騒ぐ季節。

 

天皇賞でアーモンドアイにつけられた差を逆転することは簡単ではありませんが、今回は条件が好転しますし、相手には熱発で順調さを欠いたという弱みもあります。つけ入る隙はあるのではないでしょうか。

 

 

もう一頭の人気馬 リスグラシューは、木曜時点で484キロという宝塚記念当時と比べて大幅な馬体重増がどう出るか。

 

また中山巧者のウインブライトが香港で活躍したことを考えると、中山とシャティンの馬場が似ているという可能性があり、香港ヴァーズクイーンエリザベスII世Cで勝ち切れなかったリスグラシューは、もしかしたら中山コースはあまり得意ではないかもしれません。

 

 

昨年の2着馬 レイデオロは、今季未勝利なことと、急遽鞍上交代のアクシデントに見舞われたツキのなさがマイナス。

 

 

予想の印としては、サートゥルナーリアリスグラシューレイデオロの順に。

 

中山11R ◎10サートゥルナーリア ▲6リスグラシュー ☆8レイデオロ

   

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有馬記念が引退レースとなる馬も何頭かいるようですから、とにかく全馬無事に。不利など受けることなく、全力を出し切って欲しいですね。

 

 

 ※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています