少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

12月7日(土) 競馬の予想

今週は日曜日に阪神競馬場で2歳牝馬によるGI 阪神ジュベナイルフィリーズが、そして海外では香港国際競走が開催され1日に4つのGIレースが行われます。

 

1日にこれだけの数のGIレースが買える機会はそうそうありませんから、前日の土曜競馬でシッカリと軍資金を増やしておきたいところです。

 

 

さて、そんな注目のGIレースを翌日に控えた土曜日に行われるのは、難解なハンデ重賞・中日新聞杯

 

このレースにはキャロットクラブから ジェシー パリンジェネシスがエントリーしていますので、さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

ジェシー

19/12/4  中内田厩舎

  • 4日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで単走の追い切りを行いました。もう強い調教は必要ありませんし、ほぼ馬なりで流す感じの内容でしたが、しっかりとした動きで相変わらず馬の雰囲気は良好ですね。前走後も順調に来ることができましたし、力を出せる仕上がりで臨むことができそうです。相手関係も強くなって楽ではないと思いますが、重賞のここでどれだけやれるか楽しみにしたいと思います」(中内田師)7日の中京競馬(中日新聞杯・芝2000m)に横山武騎手で出走を予定しています。

パリンジェネシス

19/12/4  清水久厩舎

  • 日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。単走でもしっかり時計は出るのですが、ちょっとフワフワしながら走っているような印象があったので、今朝は相手を見る形でしっかり集中させて最後同入という追い切りを行いました。内容も良かったですし、ひと追いごとに良くなっている感触はありますよ。お伝えしたとおり鮫島駿騎手で出走予定です」(清水久師)7日の中京競馬(中日新聞杯・芝2000m)に鮫島駿騎手で出走を予定しています。

 

 

ハンデ重賞とはいえ、格上挑戦する牝馬の ミスマンマミーアを除けば、斤量差は55-52キロの範囲内。メンバーを見渡すと、斤量差というよりは、どちらかというとジョッキーの腕の差のほうが大きく影響しそうな印象を受けます。

 

体重の重い外国人ジョッキーは斤量の軽い馬には乗れませんから、それぞれハンデ頭の55キロの馬に騎乗。いっぽう、実績のない馬に跨るのは、いかにもローカル重賞といった顔ぶれの騎手ばかり。この組み合わせならば、単純な"ジョッキー買い"で的中を狙えそうな気もしますが…はたしてどうでしょうか。

 

キャロットクラブから挑む2頭は、共にオープンでの好走実績がなく、またハンデに恵まれたという印象もありませんから、あまり強調できません。手配したジョッキーをみても、ここは勝負気配が薄いように感じられます。

 

 

中京11R △10ジェシー △14ヴパリンジェネシス

 

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また、土曜日はキャロットクラブからデビュー予定の2歳馬がいませんので、中山3Rの未勝利戦に出走する マスターワークを取り上げておきましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

19/12/4  鹿戸厩舎

  • 4日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒7-53秒1-39秒5-12秒8)。「先週は3頭で併せましたが、今週は2頭での併せにしました。どちらもジョッキーでもしかしたら時計が速くなるかもしれないと思ったものの、互いに呼吸を合わせて程よい時計、内容で追い切れていました。今回の調整では変にカーッとするようなことはなく落ち着いて日々の調教を行えています。競馬に行くとゲートなどでもしかしたらそういう面を見せる可能性もありますが、できるだけ平常心で臨めれば前走のように力を出せるはずです」(鹿戸師)「今日は古馬との2頭併せで追い切ったのですが、走りのリズムは悪くなかったですよ。気難しさはまだ残っていますが、先週、今週とそれを前面に見せることはなく、上手に走れていました。走りのバランスも良かったと思います。あとは実戦へ行ってどうかですね。前走ではちょっと進まないようなところがあったのでプッシュしてポジションを取りました。それで収まることも前回で分かっているので、今回も上手く立ち回れればと思います。前走のような競馬ができれば力上位なのは確かでしょうしチャンスは十分にあるはずだと思っています」(三浦騎手)7日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1800m)に三浦騎手で出走を予定しています。

 

 

マスターワークはデビュー2戦目だった前走で期待どおり変わり身をみせ2着に好走。勝ち上がれるだけの力があることを示しました。

 

前走の勝ち馬はサンデーRの良血馬で、相手が悪かった印象もありますし、3着以下には2馬身の差をつけていますから、スムーズに流れに乗ることができれば今回も上位争いができるのではないでしょうか。

 

一部の会員の間で"クラブとの相性が悪い"と噂されている鹿戸厩舎の管理馬ですが、重賞馬 メートルダールの半妹というクラブゆかりの血統馬ですから、出資者の皆さまはもっと上のクラスでの活躍を期待していることでしょう。

 

 

中山3R ▲10マスターワーク

  

 

 ※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています