18日の日曜日は、キャロットクラブの カテドラルと クラヴェルが中京記念に出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
カテドラル
21/7/14 池添学厩舎
- 14日は栗東坂路で追い切りました(53秒6-38秒5-24秒7-12秒1)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。輸送を考慮した内容ですが、ラストの反応は鋭く非常に良い動きでした。ここまで順調に来ることができましたし、レースまでしっかり調整したいと思います。金曜日に出発して、土曜日小倉で軽くスクーリングする予定です」(池添学師)18日の小倉競馬(中京記念・芝1800m)に福永騎手で出走を予定しています。
クラヴェル
21/7/14 安田翔厩舎
- 14日は栗東CWコースで追い切りました。「先週の追い切りでほぼ態勢は整っていますので、今朝はCWコースで半マイルからサラッと馬なり程度です。今までは精神的に不安定で、普段の調教ルーティンを変えるのは難しかったのですが、今はしっかりしてきたので、中間はゲート練習も取り入れています。正直ハンデは考えていたよりも1キロ重いのですが、体調は前走よりも良く、いい形でレースに臨めそうです」(安田翔師)18日の小倉競馬(中京記念・芝1800m)に横山典騎手で出走を予定しています。
カテドラルの能力が重賞でも通用することは、2、3走前の結果からも証明済み。後ろからいく馬だけに、いまの小倉の馬場と展開がかみ合うかどうかでしょう。
いっぽうのクラヴェルは、軽ハンデの牝馬限定重賞で賞金を加算しただけに、同条件で出走できない限り、しばらくは苦戦が続きそうな印象です。
小倉11R ▲8カテドラル △11クラヴェル
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また、この日はキャロットクラブの2歳馬 パーカッションがデビュー予定。
クラブ発表の厩舎コメント
21/7/14 田中博厩舎
- 14日は美浦南芝コースで追い切りました(51秒1-36秒9-11秒6)。「疲れが見え隠れし出していたのでガクッと来ないか用心して見ていましたが、変わらず調教に堪えてくれています。先週までしっかりとやれたので、競馬の当週は筋肉的な負荷をかけるのはそこまで必要ないかと思い、本馬場での追い切りを選択しサッと動かすようにしました。今週も引き続き菅原明良ジョッキーに跨ってもらったところ、走りが軽くなっていて、芝でも対応してくれると思うと言っていました。私自身の感触では力感が強いので如何にも芝馬というタイプではないかなという印象を持っていますが、最終週で力の要る馬場に対応できそうに思えるので期待したいですね。気になることを強いて挙げると、少し前から見せていますが左前脚の内側に骨りゅうがあることでしょうか。歩様自体は大丈夫ですが、触診の際の反応が少し出てきているので、レース後の変化には細心の注意を払っていきます。あと、一番の気がかりはレースへ行った時の精神状態ですね。競馬へ向かって気持ちをグッと入れられればいいものの、入らないようだとタラタラッといった走りになりかねないので、上手く実戦で対応してくれたらと思っています」(田中博師)18日の福島競馬(2歳新馬・芝1800m)に菅原明騎手で出走を予定しています。
追い切りは動いていますが、コメントから師は何となくパワータイプとみているようなフシも。母ティンバレスの初仔で、父も新種牡馬のイスラボニータですから、適性面に関して未知の部分が多く、育成も手探り状態なのかもしれません。
大型馬でメンタル面にも課題があるようなので、一度レースを使われて気性面がピリッとしてきたら、ガラリと変わるのではないでしょうか。
福島5R ▲11パーカッション
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています