少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

コックスプレートの予想

あの名牝 ウィンクス(Winx)が3連覇を達成したことでも知られるGI コックスプレートですが、今年はキャロットクラブから リスグラシュークルーガーの2頭がエントリー。先週の コーフィールドカップを制した メールドグラースに続く、2週連続での海外GI勝利という偉業達成を目指します。

 

 

さっそく、各陣営の厩舎コメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

リスグラシュー

19/10/23  豪州・ウェリビー競馬場

  • 22日はウェリビー競馬場芝コースで追い切りました。23日は軽めの調整を行いました。「今週の火曜日にウェリビー競馬場の芝コースで単走の追い切りを行っています。乗っていた岡助手の話では思っていたよりも時計が速くなってしまったようですが、馬の状態自体は変わりなく良好です。今朝は曳き運動を行いましたが、特に脚元など馬体の異常も見られません。馬体重は476キロでした」(NF調教主任)「火曜日の追い切りでは5ハロン64秒2、ラスト1ハロン11秒4という計測で、予定よりも少し速くなってしまったのですが、上がりはケロッとしており、息の入りも悪くなかったので問題ないと思います。もう少しピリッとしてもいいのかなと思えるほど落ち着きがあり、カイバもペロリと食べていていい状態でレースに臨むことができそうですね」(岡助手)26日の豪州・ムーニーバレー競馬(コックスプレート・芝2040m)にレーン騎手で出走いたします。

 19/10/16  豪州・ウェリビー競馬場

  • 16日はムーニーバレー競馬場芝コースで追い切りました。「ムーニーバレー競馬場に移動し、同じクラブ所属のクルーガーと併せて追い切りました。道中はクルーガーを2馬身ほど追走し、内から体を並べて最後は同入という形でしたが、動きも良く、ここまでは引き続き順調です」(NF獣医師)「今朝はレースが行われるムーニーバレー競馬場で併せ馬を行いました。相変わらずいい動きを見せてくれましたし、馬の状態に関しては特に問題ありません。騎乗したレーン騎手は『申し分のない動きでとてもコンディションは良さそうです』と言ってくれました。レース当日はお客さんも多くて雰囲気も違ってくると思いますが、今日は装鞍所、パドックで落ち着いてスクーリングできていましたし、この感じであれば大丈夫だと思います」(岡助手)26日の豪州・ムーニーバレー競馬(コックスプレート・芝2040m)にレーン騎手で出走を予定しています。

 

 

クルーガー

19/10/23  豪州・ウェリビー競馬場

  • 22日はウェリビー芝コースで追い切りました。23日は軽めの調整を行いました。「火曜日はジョッキー騎乗で芝コースで追い切りました。単走でサッと追いましたが、ジョッキーは『自分からハミを取って、シドニーの時と比べてパワーアップしている印象』と話して満足していました。今朝は曳き運動で調整しています。馬体重は544キロです」(NF調教主任)「追い切りに合わせて、20日にメルボルンに入りました。火曜日の最終追い切りはとてもスムーズで、動きも文句ありません。馬体の張りを見ても体調はとても良さそうですし、いい形で仕上がったと言っていいでしょう」(高野師)26日の豪州・ムーニーバレー競馬(コックスプレート・芝2040m)にT.ベリー騎手で出走いたします。

19/10/16  豪州・ウェリビー競馬場

  • 16日はムーニーバレー競馬場芝コースで追い切りました。「今朝はムーニーバレー競馬場で同じクラブ所属のリスグラシューと併せ馬を行いました。レースの1週間前ということで併せ馬で負荷をかけたのですが、先行同入という形でいい動きを見せてくれましたし、馬の状態は非常に良さそうですね」(NF獣医師)「レースが行われるムーニーバレー競馬場に移動し、ベリー騎手騎乗で併せて追い切りました。リスグラシューを2馬身ほど先行し、最後は馬なりで同入。決して目一杯追ったというわけではありませんが、終いはしっかりと反応できていたようですし、ジョッキーも『春に比べて状態は良さそう』といい感触を伝えてくれました。競馬場が変わってもテンションが上がったりすることはなく、装鞍所、パドックと落ち着いてスクーリングを行うことができたと報告を受けていますよ。体はもうほとんどできているので、来週はサラッとやる程度で良さそうですね」(高野師)26日の豪州・ムーニーバレー競馬(コックスプレート・芝2040m)にT.ベリー騎手で出走を予定しています。

 

 

日本での実績から リスグラシューに期待を寄せる競馬ファンが多いことは間違いありませんが、そもそもノーザンFがこの秋に積極的に豪州遠征を決断した背景には、上半期に現地で好走した クルーガーの影響があったことはまず間違いありません。

 

もし、クルーガーの存在がなければ先週の メールドグラースの快挙も、我々競馬ファンが2週続けて海外GIの馬券を買う機会もなかったかもしれませんから、まずは クルーガーのがんばりに敬意を表したいと思います。

 

 

その クルーガーは、ご存じのとおり春に遠征した2戦で既に豪州競馬への適性の高さを証明していますから、現地の一流馬や海外の強豪が顔を揃える一戦でもチャンスはあるでしょう。

当然、日本での実績に優るリスグラシューに先着するシーンがあっても驚けません。

 

 

いっぽうの リスグラシューも、豪州こそ初めてですが、すでに香港への遠征競馬を経験している点は強みです。GI勝利が共に2200mだけに非根幹距離のほうが向いている感はありますが、得意としているやや湿った馬場になれば期待は膨らみます。

 

メールドグラースとの国内での実績比較からも、トリッキーで直線の短い独特のコース形態を克服できれば好勝負必至でしょう。

 

 

陣営のコメントから2頭とも仕上がり面に不安はなさそうですから、もしかしたらワンツー決着まであるかもしれません。

 

 

ムーニーバレー9R ◎9リスグラシュー ☆3クルーガー

 

 

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クルーガー 2019/10/16 豪州・ウェリビー競馬場

 

 

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リスグラシュー 2019/10/16 豪州・ウェリビー競馬場