少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

注目馬ライティア がデビュー

出資馬ではありませんが、シンハライトの全妹ということで注目していた ライティアが16日の阪神5R(牝馬限定芝1600m)でデビューします。

 

小柄だった姉よりも更に募集時のサイズがひとまわり小さく、GI馬の下としては募集価格も控えめだったため大人気とまではなりませんでしたが、意外にも姉より早い時期にデビュー戦を迎えました。

 

2歳7月の画像

シンハライト

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 ・ライティア

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シンハライトの目つきにはあえて触れません 笑

 

毛色が違うということもありパッとみた感じで全きょうだいとは思えませんが、体のパーツごとに見ていくと、背中から後肢にかけてのラインなどはよく似ていますね。いっぽうで、胸前から前肢、首さしの感じはあまり似ていません。

 

あくまで個人的な印象ですが、2枚の写真を見比べると募集時のイメージよりは姉に似てきたなと感じました。

 

 

今度は、デビュー直前の追い切り時計を比較してみましょう。

 

シンハライト

15/10/7
(水)
池添
栗東坂・良
52.3 - 38.3 - 25.2 - 12.8
パーシーズベスト(新馬)一杯に0.4秒先着
一杯に追う
(-)
15/9/30
(水)
助手
栗東坂・良
55.1 - 39.8 - 25.6 - 12.3
パーシーズベスト(新馬)強目を0.1秒先行アタマ先着
一杯に追う
(-)

ライティア

19/9/12
(木)
北村友
栗東坂・良
53.7 - 39.0 - 24.9 - 12.1
ウェストエッジ(二未勝)強目を0.5秒追走0.2秒先着
馬ナリ余力
(-)
19/9/4
(水)
助手
栗東坂・良
54.5 - 39.3 - 25.3 - 12.5
ウェストエッジ(二未勝)強目を0.1秒追走同入

末強目追う
(-)

 

追い切り時計は、デビュー勝ちした姉と比べても遜色ありません。強いていえば、一杯に追っていないあたりから、やはり馬体重維持に気を使っているように見受けられます。

 

 

最後はライティアの厩舎コメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の近況情報

19/9/12  石坂正厩舎

  • 11日は軽めの調整を行いました。12日は栗東坂路で追い切りました(53秒7-39秒0-24秒9-12秒1)。「今朝は北村友一騎手を乗せて坂路で併せて追い切りました。最終追い切りですし、あまり行き過ぎないようにだけ気を付けてもらいましたが、終始いい手応えで走れていました。ラスト1ハロンは舌鼓の合図だけでスッと反応してくれたとのことでしたし、とてもいい追い切りができたと思います。馬体重は420キロ前後での出走になりそうです」(古川助手)16日の阪神競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に北村友騎手で出走いたします。

 

19/9/5  石坂正厩舎

  • 4日は栗東坂路で追い切りました(54秒5-39秒3-25秒3-12秒5)。5日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で併せて終い強め程度の調教を行いました。先週までから一歩進めて軽く仕掛けてみましたが、思った以上にいい反応で、申し分のない動きでした。ここまで調教に関しては何も言うことがありません。カイバは、調教の強度にも慣れてきたようでまずまず食べてくれていますが、馬体は減少傾向にあるのでそこだけですね。来週の競馬は北村友一騎手に依頼していると聞いています」(古川助手)16日の阪神競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

 

ライティアはNF早来での育成時代にハロン14秒台のペースで乗り込まれたことがなく、本州へ移動が発表された時には基礎体力に不安を感じましたが、直前の追い切りで終い12秒台を楽々とマークしているあたりから、やはりスピード能力には良いものがありそう。

 

現状ではタフな地力勝負になると分が悪そうに映りますが、スローからのヨーイドンになる傾向が強い外回りの新馬戦ならば大丈夫でしょう。追い切りどおりの脚が使えれば、初戦からよい勝負になるのではないでしょうか。

 

 

個人的にはシンハライト以外に一族のアヌラーダプラにも出資しているので、勝手ながら ライティアにはシンハリーズ牝系の評価をさらに高めるような活躍を期待しています。