少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月15日(日) 競馬の予想

今週の日曜日は阪神競馬場秋華賞トライアル・ローズSが行われます。

 

先週の紫苑Sは、2019年度第1次募集の真っ最中だったということもあり、キャロットクラブから大挙3頭が出走。そして、クラブの期待どおりパッシングスルーが見事に優勝しPRに成功。会員の購買意欲向上に一役買いました。

 

一転して、今週のローズSにはキャロットクラブからの出走はゼロ。代わりに?紫苑Sでは出走がなかったシルクHCからウィクトーリア、スイープセレリタスの2頭が出走する模様です。

 

 

ローズSは1ターンで直線の長い阪神外回りコースということもあり、2ターンで直線の短い京都内回りコースで行われる本番とは区別して予想を組み立てたいレース。

  

また、過去10年でローズSを制した関東馬は3頭いますが、いずれも過去に阪神で行われたGIレースで3着以内に入った実績がありました。

 

10年 アニメイトバイオ(阪神JF2着)

11年 ホエールキャプチャ(阪神JF2着、桜花賞2着)

14年 ヌーヴォレコルト(桜花賞3着)

 

いっぽう、今年エントリーしている関東馬3頭は、いずれも阪神コース未出走。馬券のアタマで狙うなら、やはり地元関西馬のほうがよさそうです。

 

 

実績No1の ダノンファンタジーは、このレースと相性のよいディープインパクト産駒で、コース実績がある点もこころ強いかぎり。

 

今年の中内田厩舎&川田騎手のコンビは、本番よりもむしろ前哨戦にめっぽう強く、これまでGIIで4勝をマークしています(GIは0勝)。流れ的にも、本番よりトライアルのココでこそ狙いたいコンビです。

 

 

 阪神11R ◎4ダノンファンタジー

 

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いっぽう、この日はキャロットクラブから2頭の新馬がデビューします。

 

まずは阪神5Rにエントリーしている ラインハイトから。

ウーマンズハートや マイラプソディなど2歳世代が好調なハーツクライ産駒ですね。

 

それでは、さっそくコメントを確認しておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/11  石坂正厩舎

  • 11日は栗東坂路で追い切りました(53秒4-38秒9-25秒5-12秒9)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。相手があまり動かないこともあって、余力十分に動けていた半面、最後少し気を抜くようなところもあって、まだ動けそうな印象もありました。それでもちょうど上向いてきていい状態で送り出せそうなのは何よりですね。馬体重は先週の段階で446キロだったので、440キロ前後での出走になると思います」(浜名助手)15日の阪神競馬(2歳新馬・芝1800m)に岩田康騎手で出走を予定しています。

 

 

コメントにもあるように、ラスト1ハロンの時計が少し掛かっている点が気になりますね。

ザ石の影響で予定を1週スライドしたという経緯もありますから、まずは1度使ってからでしょうか。

 

 阪神5R △6ラインハイト

 

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もう一頭は、中山5Rにエントリーしている デイトライン

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/11  高橋文厩舎

  • 11日は美浦坂路で追い切りました(57秒1-41秒1-26秒8-13秒2)。「1週前追い切り後、ちょっと硬さが出ていました。特に前捌きが硬く、コトコトした歩様に見せがちだったので調教師と相談して週末は無理せず回復に充てていました。そして、今朝は競馬に備えて無理なくサラッと動かしてあります。昨晩までの雨の影響で馬場が重くなっていましたし、もうできているから必要以上に負荷をかける必要もないと判断して14-14を基調にして終いだけ少し伸ばすような感じです。動き自体は問題がないのであとはこのあとの変化によるでしょう。大丈夫であれば予定通りゴーサインを出すことになると思います」(山田助手)状態次第になりますが、15日の中山競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に石橋騎手で出走を予定しています。

 

 

デイトラインの母パシフィックリムは、ディープインパクトを種付けするために日本へ連れてきた愛国産馬。よって、デイトラインは母が受胎した状態で来日し、日本で生まれた持ち込み馬ということになります。

 

父 Zoffanyはあの Frankelと同期の活躍馬で、日本ではほとんど馴染みがありませんが、欧州では初年度産駒から早くも重賞ウイナーが出ている模様。

 

デイトラインは父母共に日本競馬への適性が未知数で『フタを開けてみるまでわからない』というタイプですが、小柄な牝馬で性格も真面目という話ですから、芝と距離にさえ対応できれば初戦から良いレースが期待できそうです。

 

 中山5R ▲2デイトライン