少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月16日(月) 競馬の予想

3日間開催の最終日は、中山競馬場菊花賞トライアル・セントライト記念が行われます。

 

今年はキャロットクラブからプリンシパルSの1、2着馬が揃ってエントリー。菊花賞への出走権をかけて挑みます。

  

さっそく、2頭の厩舎コメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

ザダル

19/9/11  大竹厩舎

  • 11日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒7-39秒3-12秒6)。「セントライト記念は月曜日に組まれていますが、追い切りは水曜日のうちに行っておくことにしました。先週までは脚元への負担を考慮して坂路で時計を出していましたが、当該週はコースに入れて長めにじわっと動かしています。息遣いを聞くと若干重たさは残るかな…という気がしなくもなかったですが、動けていました。手前の偏りはあるもののそれは今に始まったものではありません。無理に引っ張って替えさせれば替えると思いますが、そうすることによって過度な負担がかかってしまっては元も子もないので、今回は無理せず馬のリズムを重視して最後まで伸ばしていますよ。態勢は整ったと思いますが、今回はしっかりと仕上げたというよりはまず無事に使えるように整えてきたつもりです。先々につながるような競馬ができればという思いがありますし、内容を重視できればと思います。また、レースを経ても脚元の状態に変化がなければと思っています」(松浦助手)16日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)に石橋騎手で出走を予定しています。

 

エングレーバー

19/9/11  中内田厩舎

  • 11日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝も藤岡佑介騎手に乗ってもらい、CWコースで単走の追い切りを行いました。先週しっかりと時計を出して負荷をかけていますから、輸送が控える今週は反応を確かめる程度の内容。ジョッキーもいい感触を掴んでくれていますし、中山コースは勝ち鞍もあるので、重賞のここでもうまく立ち回ってほしいと思います。ただ、現時点では抽選になるようですから、なんとか無事に出走させたいところですね」(片山助手)16日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)に藤岡佑騎手で出走を予定しています。

 

プリンシパルSで無傷の3連勝を飾った ザダルは、レース後の疲労が抜けずにダービーを断念。いったんは北海道にまで戻って疲労回復につとめました。

 

その甲斐あって、8月後半に帰厩してからは順調に追い切りを消化。秋初戦を悪くない状態で迎えることができそうです。

 

春のクラシック好走馬が ニシノデイジーと タガノディアマンテの2頭しかいない組み合わせですから、実績面を考えればここでも有力馬の一頭といえるでしょう。

 

いっぽうの エングレーバーは、前走をひと叩きしたことで体調面でのアドバンテージが見込めます。プリンシパルSでのザダルとの着差を考えれば、逆転があっても驚けません。

 

ただ、今回はこのキャロット勢2頭よりも個人的に注目しているのが、青葉賞の勝ち馬 リオンリオン

先週の紫苑Sでは先行したルーラーシップ産駒のワンツー決着。このイメージがもっともマッチするのがリオンリオンで、さらに馬場が渋れば持ち前の渋太さを存分に発揮できるとみています。

 

 

 中山11R ◎8リオンリオン ▲1ザダル △9エングレーバー

 

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また、日曜日に続きこの日もキャロットクラブから2頭の新馬がデビュー予定。

 

まずは中山5Rに出走する アコルドエールから、厩舎のコメントを確認しておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/12  中川厩舎

  • 11日は軽めの調整を行いました。12日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒5-52秒9-38秒8-12秒7)。「月曜日のレースに備えて今朝追い切りました。朝一番の組で、ジョッキーの宮崎北斗を背にして併せ馬を行っています。まだ若さが見られるがゆえにちょっとふわっとしたり鳴いたりとするものの、身のこなしはよく、今朝跨った北斗も“いい馬ですね”と言っていましたよ。初戦からというタイプではなく、成長を図りつつ何回か使っていくなかで勝てそうなイメージはありますが、そうは言っても決して悪いわけではなく子供っぽいだけなのでノーチャンスというわけではありません。まずは初戦でどういう競馬を見せてくれるかで、川田ジョッキーに上手く競馬を教えてもらえたらと思っています」(中川師)16日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に川田騎手で出走いたします。

 

調教師が慎重なだけかもしれませんがハッキリと『何回か使っていくなかで勝てそうなイメージ』と言及していますから、初戦は様子見が妥当でしょうか。

 

 

 中山5R △11アコルドエール

 

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なお、阪神5Rにエントリーしている ライティアについては別記事を掲載していますので、そちらをご覧ください。

myhorse.hatenablog.com

 

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最後に、元出資馬エルミラドールの2番仔・コロンドールが出走する中山3Rにも注目。

クラブでは募集されませんでしたが、母仔悲願のJRA初勝利を期待します。

 

 

 中山3R ◎8コロンドール