15日の土曜日は、キャロットクラブの ライティアが府中牝馬Sに出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
22/10/12 池添学厩舎
- 12日は軽めの調整を行いました。「先週お伝えしたとおり、今週の追い切りは月曜日に済ませています。坂路で馬なり、4ハロン53秒4-38秒4-24秒9-12秒4という時計でした。先週まででほぼ仕上がっているのでサラッと終いを伸ばす程度ですが、問題なく追えています。今日明日はゆったり動かしてコンディションを整えて輸送に備えていきます」(池添学師)15日の東京競馬(府中牝馬S・牝馬限定・芝1800m)に坂井騎手で出走を予定しています。
出資馬シンハライト、スリーパーダのきょうだいで、デビューからずっと追いかけている注目馬です。
もちろん、血統面からポテンシャルはGI級という可能性は十分に考えられますし、距離は1ハロン長いかもしれませんが、瞬発力勝負になりやすい府中の舞台もあっていると思います。
引退までに残されたチャンスは多くありませんから、京都大賞典を制したヴェラアズールの勢いに続きたいところですね。
東京11R ◎8ライティア
-----------------
続いては、東京5Rでデビューする2歳馬 スキルヴィング。
クラブ発表の厩舎コメント
22/10/13 木村厩舎
- 12日は美浦南Wコースで追い切りました(87秒8-71秒8-56秒3-41秒0-12秒3)。13日は軽めの調整を行いました。「今週の水曜日は全休明け扱いでしたが、目標としているレースは土曜日になるので、木曜追いにせず、通常通りに水曜日に追い切っています。実戦を想定して複数頭で組み、コースで併せ馬の形を採りました。ちょうど同じキャロットのライラスターもいて、前に見ながら追いかけて終いを伸ばし、併入という内容です。形になりましたし、動けていたと思います。当初はズブいところを見せていたものの、そのあたりはシチュエーションを設定すれば動けるようになっていて、進展は見られる状態です。ただ、芯からアグレッシブになったという感じではないですね。厩舎から馬場へ向かう時は自発的ではなく人に促されています。それもあってか耳を絞ってみたりと機嫌がいいとは言えない様子を見せています。北海道にいる頃はいつ見に行っても黒光りしていい馬体をしていましたが、毎度スタッフさんたちから“ズブいです…”と言われていました。それでもそのときは良い表情をしていたのですが、今は当時よりキツい表情をしていますし、体のわりにカイバの食べっぷりはひと息で精神的にはあまりいいとは言えないので、何とか乗り越え、自信をつけて、前向きになっていってくれたらと思っています。調教通りに走ることができればレースでも脚を使ってくれるのではないかと思いますが、そういう状況でもありますし、ましてや初出走の新馬ですから蓋をあけてみないとわかりません。何とかいいレースを見せてもらえたらと思っています」(木村師)15日の東京競馬(2歳新馬・芝2000m)にルメール騎手で出走いたします。
こちらは、先月に出資が決まった ロスヴァイセ21の半兄です。
かなりの大型馬で、性別を含め、妹とはだいぶタイプが違うようですが、出資馬の兄という視点で注目したいと思います。
東京5R ▲9シテスキルヴィング
-----------------
クラブ発表の厩舎コメント
22/10/12 加藤征厩舎
- 10日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒1-37秒6-12秒1)。12日は軽めの調整を行いました。「今週の変則スケジュールを加味して先週から調整に工夫を加えてきました。先週は結果木曜に追い切り、今週の当該週追い切りを月曜日に課すように組んだのですが、まず先週の追い切りでは最後まで手ごたえ良く動けていました。しかし、騎乗者曰く、右の口が固く、左にややモタれる面があったということでしたので、そのあたりに気を付けながら微調整してきて月曜日に2頭併せの形で追い切ってみました。相手が一杯に動かしているところをアンスリウムは馬なりで、終始手ごたえ良く走れていました。実戦となると何とも言えませんが、今回はバランスもまずまずのように映りましたし、いい状態でレースを迎えられそうに思いますから、どのような走りを見せてくれるか楽しみにしています」(加藤征師)15日の新潟競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1600m)に松本騎手で出走を予定しています。
デビューへ向けた追い切りは馬なりオンリーで、先を見据えた仕上げといった印象。
手配したジョッキーも2年目のルーキーですから、まずは一度使ってからという感じではないでしょうか。
新潟5R ▲3アンスリウム
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています