出資馬の ヴェールアップが1勝クラスに出走し3着という結果でした。
台風直撃でダートは水が浮くほどの不良馬場。脚抜きの良いダートがあまり得意ではない ヴェールアップにとってはマイナスでしたが、随所に成長の跡を窺わせ何とか3着を確保。
1着馬は抜けて強かった印象ですし、2着馬も現級で1度も掲示板を外していない安定株。2頭からは離されてしまいましたが、けっして内容は悪くなく、個人的には、パサパサの良馬場ならばすぐに出番がありそうだな、という感触を得ました。
クラブ発表の厩舎コメント
21/9/18 橋口厩舎
- 18日の中京競馬ではスタートして道中は先団の内につけていく。直線で外へと持ち出し、脚を使ってはいるが前には迫れず3着まで。「馬体重は大幅に増えていましたが、これは成長分なので問題ありませんし、むしろもっと肉が付いてもいいのではと思えるほどでした。レースでも道中はしっかりと我慢が利いていましたし、最後もちゃんと反応してよく頑張ってくれましたね。勝てなかったのは残念で大変申し訳なく思いますが、ジョッキーは『以前よりも馬が成長しています』と言ってくれており、レース内容も良かったと思いますから、次でさらに前進を図りたいです」(橋口師)プラス16キロと大幅に体は増えていましたが、これはほぼ成長分で、久々でも好仕上がりでレースに臨むことができました。前の2頭には届きませんでしたが、早くもこのクラスにメドの立つ走りを見せてくれましたし、次走以降も引き続き楽しみです。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
プラス16キロの数字が示すように、ひと夏越して馬体が成長。川田騎手の完璧なエスコートに応えたように、精神的にも大人になってきたようです。
今回は、馬番1-6の馬が1-6着を独占したように、かなり特殊な馬場だったと思いますが、枠番の恩恵を加味しても、ヴェールアップにとっては決して良い条件ではなかったと思います。
3ヶ月ぶりを叩いた次走はさらなる前進が期待できるので、相手や条件次第ではありますが、そう遠くないうちに2勝目に手が届くかもしれません。
2021/9/18 中京競馬場