少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月20日(月) キャロットクラブの注目馬

20日の月曜日は、キャロットクラブの オーソクレースルペルカーリアセントライト記念に出走します。

 

クラブ発表の厩舎コメント

オーソクレース

21/9/16  久保田厩舎

  • 15日は軽めの調整を行いました。16日は美浦南Wコースで追い切りました(83秒3-67秒0-52秒6-38秒2-12秒0)。「月曜日の競馬なので、追い切りは木曜日に行うことにしました。今朝の1回目のハロー明けのタイミングで馬場入りし、2頭併せで動かしました。正直に言うと見た目はもうひとつの動きでした。私は併せていた相方のほうに跨り、オーソが後ろから来るのを待っていたのですが、なかなか来なかったですね…。時計的には67~68秒のところと決して無理はしておらず、持ったっきりでオーソが来るのをかなり待ったのですが、相変わらず前向きではないと言いますか、自分で抜く感じがあります。ハミに頼っているときはハミがかりがいいように見えてしまうのですが、自分で上体を起こして走れるようになっているから、なおさら自分のペースで走ってしまうのでしょうね…。先週の調教VTRをご覧になられた方は今週のものと比較してしまうとアレッと思ってしまうかもしれません。セントライト記念を予定している他の美浦馬、たとえばソーヴァリアントとかタイトルホルダーのような格好良い動きは見せていませんが、それでもハミを頼らず自分で体を起こして走れるようになっていることはむしろ良いことだし、元からそこまで派手に動くタイプではないので、この馬らしいと思っていただければいいのではないかと。上がりの歩様に異常はなく、獣医チェックでもここまで問題はなく来ることはできましたから、まずは無事に復帰し、今後につながるような走りを見せてもらえたらと思っています」(久保田師)20日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)にルメール騎手で出走いたします。

ルペルカーリア

21/9/16  友道厩舎

  • 15日は軽めの調整を行いました。16日は栗東芝コースで追い切りました。「今朝は最終調整ということで芝コースで単走の追い切りを行いました。直線だけサッと追って5ハロンから64秒8、ラスト1ハロン11秒7という手元の計測でした。馬場に降ろしてすぐは折り合いもついてスムーズに進み、3コーナーからスイッチが入って直線はいい伸び。上々の内容だったと思います。長距離輸送は初めてですが、普段の様子からは問題なさそうですし、心配はしていません」(友道師)20日の中山競馬(セントライト記念・芝2200m)に福永騎手で出走いたします。

 

 

昨年暮れのホープフルS以来の出走となるオーソクレースは、追い切りの動きをみても、せいぜい7-8割程度といった印象。今回はあくまで復帰戦で、師のコメントにあるように、今後へ向けた走りができれば、といったところではないでしょうか。

いっぽうの ルペルカーリアは、京都新聞杯で2着に好走した後、無理をせずに秋へ備えました。モーリス産駒だけに菊花賞でというタイプではないでしょうから、ここはトライアル仕様ではなく、ある程度仕上げて賞金加算を狙ってくるのではないでしょうか。ひと夏越した姿に期待しましょう。

 

 

中山11R ◎11ルペルカーリア △10オーソクレース

 

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また、この日は、キャロットクラブから2頭の2歳馬がデビュー予定。

まずは中山5Rにエントリーしている スマイルオンミーから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/9/16  尾関厩舎

  • 16日は軽めの調整を行いました。「追い切り後の様子に変わりはありません。あとは投票というところだったわけですが、昨日の想定段階から牝馬限定戦を考えている頭数は多かったですね。想像はしていたので月曜日のマイル戦のほうも見ていたんです。昨日より増えはしたものの牝馬限定戦よりは分の良い抽選のように思える状況で武史はこちらでも乗ってくれるとのことだったので、順調に来ている中で無事に出走させてあげたいと判断して月曜日のほうへ投票しました。抽選も突破してくれましたので、より良い状態でレースへ向かえるようにこの後もしっかりと調整していきます」(尾関師)20日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に横山武騎手で出走いたします。

 

 

募集時から530キロを超える馬体を誇り、いかにもパワータイプといった印象でしたが、意外にも芝でのデビューとなりました。

芝への適性は未知数ですが、これだけの大型馬ですから、ひと叩きすればガラッと変わってきそうです。

 

 

中山5R ▲15スマイルオンミー

 

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続いては、中山6Rに出走する ライリッズ

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/9/15  宮田厩舎

  • 15日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒3-51秒8-38秒1-12秒0)。「競馬は月曜日ですが、調教の組み合わせの都合で今日追い切っています。先週は3頭併せの先行で、チークを着けて後ろからつついてもらったことが良かったのかいい動きを見せてくれましたが、今朝は正直、物足りない動きになってしまいました。今日は引き続きチークを着用して3頭併せの一番後ろから進めましたが、3コーナー手前から鞭を入れる必要があり、直線で体を並べたかったところ、実際は追いつけませんでした。息の入り方や乳酸を調べても、やはり一杯で動けず…と言うわけではなく、走っている際の人の扶助に対して反応が薄く、自分でセーブしてしまっている印象です。調教では気持ちが入っていないのに、終わった直後から急にピリピリし始めるなど、気持ちの面のムラが激しいですね…。カイバはしっかり食べて馬体重は474キロ。馬体は見た目に肩周りの筋肉がついて良くなっていますし、獣医さんに診てもらっても心臓の良さを褒めてもらえるくらいです。今朝は湿り気のある馬場でそれなりの時計は出せているので仕上がりとしては悪くないと思いますから、後は実戦でいかに気持ちを乗せられるかでしょう。調教の感触から経験は必要かなと思いますが、鞍上はルメールさんにお願いしていますから、今回の競馬でいいキッカケを掴みたいです」(宮田師)20日の中山競馬(2歳新馬・芝2000m)に出走を予定しています。

 

 

名牝ベガの一族で、半姉にハープスターがいる良血馬。自ずと期待は高まりますが……どうやらメンタル面に不安を抱えている模様。

師のコメントもあまり歯切れが良くないので、初戦は様子見が妥当でしょうか。

 

 

中山6R ▲2ライリッズ

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています