20日の土曜日は、キャロットクラブの リリーバレロが京都牝馬Sに出走します。
クラブ発表の厩舎コメント
21/2/18 堀厩舎
- 17日は美浦南Wコースで追い切りました。18日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬へ向かうべきか否かをギリギリまで考えていました。一昨日の計量で476キロ、昨日の調教後で475キロ、今日で477キロという馬体重で、前回の競馬前のものに戻ってはいました。前回も同じような状況で、思っていたよりも輸送で減らず474キロで出走できました。短いスパンで長距離の輸送を行うことでマイナスになる恐れは否めませんが、前回の競馬へ向かうまでに十分な乗り込みを行っていましたし、競馬自体も目一杯に動かしたものではないことから余力があると見ることもできました。何より精神面が落ち着いているので、今回も前回ほど減らないで済むかも知れないという見込みもできましたので、出走へ向けた調整を行っていました。追い切りは昨日最低限度のもので済ませてあって、動きやその他の様子を見ていても心身のバランスは取れているように思えます。背腰にはケアが必要ですけれど出走を考えられない状態というほどでもないのかなと思いました。コンスタントに使えなかった原因の一つである腸骨部分も固まっていて悪くない印象を受けます。今回のレース以外となると阪急杯、オーシャンS、中山牝馬Sといったところも候補として考えられると思いましたが、メンバーが魅力であること、そして前回乗ってくれた松山が1週前に急遽空いて乗れるようになったこともあり、様々な要素を踏まえて検討した結果、タフなスケジュールではありますが今週の競馬が一番いい条件と判断し、出走することにしました」(堀師)20日の阪神競馬(京都牝馬S・牝馬限定・芝1400m)に松山騎手で出走いたします。
クラブの規制により、3月末には引退が決まっている リリーバレロ。前走で念願のオープン入りを果たしましたが、これまでのキャリアは僅かに9戦で、重賞挑戦は今回が初めて。
まだ伸びしろもありそうですから、彼女の晩成の血が、最後の最後で花開くことを期待しましょう。
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています