少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

4月12日(日) 競馬の予想

今週の日曜日にはクラシックの開幕を告げるGI桜花賞が行われ、今年もキャロットクラブから有力馬2頭がスタンバイ。

 

さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

レシステンシア

20/4/8  松下厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(49秒5-36秒2-23秒8-12秒1)。「今朝も武豊騎手騎乗で単走の追い切りを行いました。特に指示などはなく乗り方は任せていたのですが、49秒5と思っていたよりも速い時計をマークしました。ジョッキーも『舌鼓だけで何もしてない』とのことで時計にはかなり驚いていたのですが、それだけ脚力があるということなのでしょうし、帰厩から馬はグングン良くなってきていますよ。ここまではテンションの高揚も見られませんし、特に不安なところもなくいい状態で本番に向かうことができそうです」(松下師)12日の阪神競馬(桜花賞牝馬限定・芝1600m)に武豊騎手で出走を予定しています。

サンクテュエール

20/4/8  藤沢和厩舎

  • 8日は美浦坂路で追い切りました(54秒4-39秒4-25秒5-12秒5)。「先々週、先週と2週続けてコース追いを行えていますし、1週前にしっかりと動かしてありました。当該週は阪神までの輸送があるので追い切りはオーバーワークにならないように坂路で行うことになりました。厩舎所属騎手の杉原を背にしてサッと無理なく伸ばしてあります。3ハロン40秒を少し切るくらいの時計でまとめていて、動きも良かったようで何よりです。数字だけでなく、質もしっかりとしていて、いい調教ができたのではないでしょうか。今週の時点で10キロほどプラスの体をしているので、輸送で同じくらいか少し減るくらいで出走することになるのではないかと思います。阪神と京都ではまた違うものの、関西圏への輸送を一度経験できているのはいいことです。今回も落ち着いて現地へ入り、いい状態で本番へ向かえればと思っています」(津曲助手)12日の阪神競馬(桜花賞牝馬限定・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

年初の頃はキャロットクラブから4、5頭くらいはゲートインしそうな雰囲気がありましたが、2勝馬や良血馬が次々に賞金加算に失敗してしまい、結局辿り着くことができたのは2頭だけ。やはり桜戦線の厳しさは、生半可ではありません。

 

しかし、無地に辿り着いた2頭は、いずれも優勝候補といえるほどの有力馬。クラブサイドとしても、宣伝効果は十分なだけに満足でしょう。

 

クラブ会員としてもどちらを上に評価するか甲乙がつけ難いほどの2頭ですが、個人的にアタマで馬券を買いたいと思っているのは レシステンシアのほう。トライアルを上手に使い、しっかりとウイークポイントを確認できたのは、きっと今回に生きるはず。スローに落とさずに、平均よりやや早めのペースで飛ばせば、そのまま押し切れるのではないでしょうか。

 

鞍上の交代劇こそありましたが、ペース判断がカギをにぎる脚質ですから、優れた体内時計を持つ武豊騎手ならば申し分ないでしょう。

 

 

阪神11R ◎17レシステンシア ○4サンクテュエール

  

 

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続いては、オークス出走を目指して忘れな草賞に出走する ライティア

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/4/9  石坂正厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(55秒0-40秒1-25秒8-12秒8)。9日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で追い切りました。先週ある程度やっていますし、日曜にもCWコースで15-15ぐらいは乗っていますから、予定どおり軽めの内容です。終いの反応は先週よりも確実に良化していますし、これで走れる態勢は整ったと思います。カイバも先週末から完食してくれていますし、まずはいい状態でレースに臨めそうです」(古川助手)12日の阪神競馬(忘れな草賞牝馬限定・芝2000m)に武豊騎手で出走いたします。

 

  

個人的な元出資馬 シンハライトの全妹ということもあり、デビュー前から大注目している ライティア。430キロ程と小柄だったシンハライトよりも更にひとまわり小さい馬体ですが、果敢にクラシック出走を目指します。

 

前走のエルフィンSでは2着に敗れたとはいえ、3着以下には2馬身以上の差をつけていますから、悲観する必要はないでしょう。姉にオークス馬がいる血統背景から距離延長は問題ありませんし、阪神を得意としている血筋も後押しをしてくれそうです。体重さえ減っていなければ、好勝負は必至でしょう。

 

 

阪神9R ◎3ライティア

 

 

最後に余談ですが、エルフィンSの勝ち方が素晴らしかった デアリングタクトは、桜花賞ではどうでしょうか。GIにぶっつけのローテーションで結果が出せるのは、優れた外厩のお陰であり、はたして非社台・ノーザン系の馬に同じことができるのか?個人的には非常に興味があります。

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています