少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

4月11日(土) 競馬の予想

コロナウイルスの影響で、東京都をはじめ感染者の多い地域では緊急事態宣言のもと休業要請が始まる事態に。

 

そんな中、ありがたいことに競馬は無事に開催続行が決まりましたが、今後ジョッキーの中から1人でも感染者が出たらおそらくアウトでしょう。

 

感染防止対策でストレスを抱えている人も多く、そのうえ娯楽まで制限されるとなかなか厳しいものがありますから、なんとか競馬開催だけでも中止にらないことを願ってやみません。

 

さて、土曜日の重賞ニュージーランドトロフィーにはキャロットクラブから2頭がエントリーしていますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

アブソルティスモ

20/4/8  藤沢和厩舎

  • 8日は美浦坂路で追い切りました(52秒9-38秒9-25秒2-12秒1)。「最短スケジュールでの調整になりますが、入厩翌日からコンスタントに動かしてきました。時計も金曜、日曜と出して、今朝も出しました。今回のレースでも乗ってもらうことになった北村宏司に今朝跨ってもらい坂路でサッと動かしています。隊列を組んで伸ばしてもらったところ、しっかりと動けていましたね。ジョッキーも、折り合いがついていて良かったと言っていましたし、いい感触を得てくれたようです。前走時から状態面が大きく変わった感じはありませんが、前回はゲートで後手を踏んで終わってしまったような競馬でしたから、何とか今回は上手く対応してくれたらと思っています」(津曲助手)11日の中山競馬(ニュージーランドT・芝1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。

シーズンズギフト

20/4/8  黒岩厩舎

  • 8日は美浦坂路で追い切りました(53秒9-39秒8-26秒2-12秒8)。「10日という限られた調整期間の中でどういうパターンで調教をかけていこうか考えた結果、1週前の金曜日と当該週の水曜日にやって土曜日の競馬へ向かう形を採ることにしました。それで先週の金曜日に坂路2本でしっかり動かしています。1本目はじっくり乗って2本目で速い時計を出すようにしたところ、しっかりと動けていましたね。ここをクリアできればレースへ向かえるはずと思っていたので、その時点でひとつホッとしていました。この後ガクッと来ることもなかったので今朝津村ジョッキーに調整してもらい、彼を背にして坂路へ入りました。今朝の調教はジョッキーに確認してもらうこと、そして負荷を求めるというよりは心身を整える程度で十分というものだったので、坂路1本の追い切りにしてあります。近くに馬はいましたが、程よく刺激がある程度で、実質単走でサッと動かしてもらいました。落ち着きがあって、体はほぐれ、全身を使えた走りができていたということでしたよ。また、右への張りはあるけれど、これまでのレースを見ていても今の感じで落ち着いて臨めればいい走りができそうということも言っていました。見ていて1歩目が硬いかな…とこちらは気にしていたのですが、それも大丈夫だと言ってくれました。もちろん、このあとも確認して週末の競馬へ向かうようにします。有力馬がいないというわけではありませんが、ここに入ってもチャンスはあると思えるので、何とか先につながるようないい結果になってほしいです」(黒岩師)11日の中山競馬(ニュージーランドT・芝1600m)に津村騎手で出走を予定しています。

 

 

ファルコンS大敗からの巻き返しを狙う アブソルティスモは、3月末までは外厩におり、月明けに帰厩して急遽の出走となりました。

 

先週の更新コメントでは『週の頭の段階では予定として組まれていなかったのですが、その後の天栄での状況が悪くないのでNZTかアーリントンCあたりを考えてほしいという打診があり……』とのことですから、よほど馬の体調が良いのでしょうか。

 

ただ、じっくり本数をこなすスタイルの藤沢和厩舎にしては在厩期間が短すぎますし、厩舎サイドにしてみれば、クラブ(外厩)からの要請で馬房をひとつ空けただけといった雰囲気も。

 

ダービー馬 レイデオロの半弟という良血馬だけに期待の大きい馬ですが、厩舎のファーストジョッキーのルメール騎手が僚馬の方に跨りますし、今回はどうしても準備不足という印象が拭えません。

 

 

いっぽうの シーズンズギフトフラワーカップで連対を外してしまい、賞金加算を目指して牡馬混合戦にエントリーしてきました。

 

こちらも アブソルティスモと同様に、いわゆる"10日間競馬"での出走になりますが、前週に『どこがより賞金を加算できるチャンスが大きいのかと考え、下調べしたところ……』と陣営からコメントが出ており、手薄なメンバーを見越して参戦を決めた模様。

 

天栄でどの程度仕上がっているかがカギになりそうですが、更新情報だけでは調子の良し悪しの判断が難しいので、パドックでの気配を見てジャッジするしかなさそうです。

 

 

中山11R ▲14シーズンズギフト ☆12アブソルティスモ

 

 

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続いては、阪神2Rで初勝利を目指す ヴェラアズール

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/4/8  渡辺厩舎

  • 8日は栗東坂路で追い切りました(53秒4-38秒7-25秒6-12秒9)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。終い強め程度の内容でしたが、ラスト1ハロンで少し鞍上の手が動くぐらいの感じで、ちょうどいい内容の追い切りができたと思います。馬体重も502キロとさらに絞れてきて、前走と比べても動ける状態になっていると思います」(渡辺師)11日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に福永騎手で出走を予定しています。

 

 

デビュー戦の内容はもちろんのこと、先週の更新コメントでは『祐一が“デビュー戦は次も乗せてもらうつもりで乗った”と言ってくれていて……』とありましたから、初出走組によほどの馬が潜んでいない限りは大丈夫ではないでしょうか。

 

 

阪神2R ◎16ヴェラアズール

 

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています