今週末から開催が中山、阪神、中京の3場に替わり、日曜日はGIレースの前哨戦・中山記念と阪急杯が行われます。
中山記念といえば、思い出すのが中山巧者だったユキノサンライズ。そして、そのユキノサンライズの再来か!?と思わせるほどソックリな成績を残しているのが、出資馬のコントラチェック。
来年の中山記念にはぜひチャレンジして欲しいと思っているので、いまのうちからシッカリと予習をしておこうと思います 笑
さて。少し話が逸れてしまいましたが、この日のキャロット勢は重賞へのエントリーがなく、出走馬自体も2頭だけと少なめ。せっかくですから、2頭の陣営コメントをチェックしておきましょう。
まずは、中京11R豊明ステークスに出走予定の ディーパワンサ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/2/26 松下厩舎
- 26日は栗東坂路で追い切りました(55秒4-39秒8-25秒8-12秒7)。「先週しっかり時計を出しましたので、今朝は終い重点に馬なり程度です。楽な感じで走れていましたし、硬さもなく順調にここまで調整できました。前走の内容が良かったですし、続けて1200m戦を使うことで慣れも見込めます。なんとかあと一歩、いい競馬をしてもらいたいと思います」(松下師)3月1日の中京競馬(豊明S・芝1200m)に中谷騎手で出走を予定しています。
2歳時から阪神JF4着などの活躍をみせた ディーパワンサも、クラブの規定により、おそらく今回がラストラン。予定していたレースが除外となり、奇しくも16年にデビュー勝ちを飾った思い出の中京競馬場で、引退レースを迎えることになりました。
12番人気という低評価を覆して2着に好走した前走だけ走れば、十分にチャンスがありそうですが、この後は繁殖という大きな仕事が控えているだけに……。"無事に回ってきてくれれば"といったところでしょうか。
個人的には、出資馬 アヌラーダプラの姉ということもあり注目していましたが、オークスの後に頓挫こそあったものの、復帰してからの同馬の頑張りには感心させられ、また頼もしくも感じていました。
ローカル開催とはいえ、競走馬にとって華のあるメインレースで引退を迎えられることは何より。注目していた馬のラストランですから、しっかりと最後まで応援しようと思います。
中京11R ◎14ディーパワンサ
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続いては、中山2Rで初勝利を目指す エルサフィーロ。
クラブ発表の厩舎コメント
20/2/26 栗田厩舎
- 26日は美浦坂路で追い切りました(52秒1-38秒0-25秒1-12秒6)。「前走時の内容から、先入観を持ちすぎず最後まで頑張れる若い乗り手でもいいのではないかという話になり、今回は武藤雅ジョッキーにお願いしました。そして、状況等を鑑みて日曜日のダート1200m戦へ向かうことにし、今朝の追い切りにも彼に跨ってもらいました。当該週の追い切りは坂路にしてチークも着けて行ったところ、しっかりとした脚取りで駆けることができていましたよ。雅に感想を聞くと“パワーがあっていい馬”と言ってくれました。デビュー前の調教とは変わってきているという手応えを我々も得られていて、実際のところ、体も現時点で20キロほど増えています。この変化が結果につながってほしいです」(栗田師)3月1日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に武藤騎手で出走を予定しています。
芝のデビュー戦ではふるいませんでしたが、陣営のコメントからは、間隔を空けたこととダート替わりで、一変に手ごたえがありそうな雰囲気。
募集当時から小さいながらもパワーがありそうな立ち姿をしていましたから、個人的にも今回の条件変わりは吉と出そうな予感がしています。
中山2R ◎5エルサフィーロ
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています