今週は土曜日に重賞ダイヤモンドSと京都牝馬Sが行われますが、ダイヤモンドSにはキャロットクラブから2頭が出走を予定しています。
それでは、さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
レノヴァール
20/2/20 高野厩舎
- 19日は栗東Pコースで追い切りました。20日は軽めの調整を行いました。「水曜日はポリトラックで単走の追い切りを行いました。先週3頭併せでしっかりやっているので、輸送も考慮して単走、終いだけ伸ばすイメージです。とても楽に動いていましたが、ラスト1ハロンは11秒4という計測で、反応は上々です。いい仕上がりと言っていいでしょう。距離は対応できると思うので、いい結果を期待したいですね」(高野師)22日の東京競馬(ダイヤモンドS・芝3400m)に横山典騎手で出走いたします。
ヴァントシルム
20/2/19 須貝厩舎
- 19日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝もCWコースで併せ馬を行いました。先週強めに負荷をかけて追い切っていますので、輸送も控える今週は終い重点の内容です。ラスト1ハロンは12秒を切るくらいの計測でしたし、休み明けでも仕上がりは悪くないですよ。暖かくなってからの方が良くなってくるとは思いますが、スタミナを必要とする3400m戦ということでレースの条件的には合っていますし、ここは巻き返してほしいと思います」(須貝師)22日の東京競馬(ダイヤモンドS・芝3400m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。
2頭がレースで顔を合わせるのは、昨夏の札幌日経OP以来、2度目のこと。長距離レースは番組が少ないだけに、同じクラブの馬同士がバッティングしてしまうのも仕方がありませんね。
今回は当時から距離が4ハロンも延長されますが、2頭の比較では、ハンデと枠順ではレノヴァールが、血統とコース適性ではヴァントシルムに、それぞれ軍配が上がるとみています。
結局どちらも甲乙はつけがたい感じですが、抜けた馬がいないメンバー構成だけに、展開次第では2頭にもチャンスが巡ってきそう。
人気も割れ気味の混戦ですから、ここは掲示板とはいわずに、ぜひ1着を目指して頑張ってもらいましょう。
京都11R ◎13ヴァントシルム ▲6レノヴァール
※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています