少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

1月18日(土) 競馬の予想

18日は関東で雪予報となりましたが、首都圏では前日深夜の段階でまだ積雪がなく、どうやら競馬開催には影響がなさそうな雰囲気。JRAでは念のため金曜夜のインターネット販売を取りやめたようですが、おそらく1Rから定刻どおりに発走できるのではないでしょうか。

  

さて。今週末は久しぶりの3場開催となり、土曜日には小倉競馬場で注目の牝馬限定重賞・愛知杯が行われます。このレースにはキャロットクラブから センテリュオパッシングスルーの2頭がエントリーしていますから、さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

センテリュオ

20/1/15  高野厩舎

  • 15日は栗東坂路で追い切りました(53秒2-38秒6-24秒9-12秒1)。「土曜日の競馬に向けて、今朝は坂路で終い重点に追い切りました。先週まででほぼ馬はできていますし、無理に時計は出していませんが、ラスト1ハロンは12秒1と上々の伸びでしたし、動きは申し分ありません。この馬本来の状態で送り出すことができそうです」(高野師)18日の小倉競馬(愛知杯牝馬限定・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。

パッシングスルー

20/1/16  栗東TC

  • 15日は栗東坂路で追い切りました(52秒1-37秒9-24秒9-12秒5)。16日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切り後に異常がないことを確認して翌日に美浦を出発し、栗東トレセンへ移動していました。前回の滞在時もそうだったのですが、落ち着きがあって雰囲気はとてもいいですね。開場のタイミングで坂路で追い切っていて、単走でしたが周りにも馬が多い状況で、いい刺激のある中で動かせました。時計をしっかり出せていますし、走っている最中、そして走り終えた後の息や体を見ていても態勢は整ったのではないかと感じています。追い切り後にはゲートの駐立の確認を行ったのですが、その際にも落ち着きを見せていました。いつもと違った環境下でも変にイライラすることはなく、美浦のときと同様に精神面のオンとオフの切り替えが上手にできているので、大した馬だなと感心させられます。現在は前走から大きく増やせている体なのですが、この後の輸送と調整で程よいものになってくると見ています。数字に関しては当日蓋をあけてみてということになりますが、少なくとも見た目はひと回り大きくなった状態で送り出せるのではないかと思っていますので、この状態でどれだけの走りを見せてくれるのか楽しみにしています」(黒岩師)18日の小倉競馬(愛知杯牝馬限定・芝2000m)に池添騎手で出走いたします。

 

 

2頭の比較では、実績的には重賞ウイナーである パッシングスルーのほうが格上のようにみえますが、センテリュオにはGIレースでの好走歴があり、ハンデをみるとどうやらハンディキャッパーの評価は互角のようです。

 

ただ、センテリュオには小倉での勝利実績があり、さらにこの寒い時期でも問題なく力を発揮できることが判っています。どちらかと言えば、こちらの方が計算を立てやすい印象。

 

オープンに上がってからはなかなか勝ち切れず、今回もアタマからの馬券は買いにくいタイプですが、ここでも大崩れはしないのではないでしょうか。

 

いっぽうの パッシングスルーは、これまで1着か4着以下かという極端な成績。

 

人気を考えれば思い切ってこちらをアタマにしたほうが面白そうですが、この馬はいったん栗東TCに入り、そこから小倉へと移動する2段階輸送が課題。コメントから心配はなさそうですが、当日の馬体重とパドック気配には要注意です。

 

 

小倉11R ○2センテリュオ ▲8パッシングスルー

  

   ----------

   

また、この日は京都4Rでキャロットクラブから プリマグラードがデビュー予定。こちらも陣営のコメントをチェックしてみましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/1/16  中内田厩舎

  • 15日、16日は軽めの調整を行いました。「除外は本当に残念でしたが、幸いその影響もなく引き続き順調に調整が進められています。今週の本追い切りは月曜日に坂路で行っています。単走、馬なりサッと軽く動かしただけですが、もともと先週使うつもりだったのでこのくらいで十分です。あとはなんとか今週出走できればと思っていたところ、投票して無事に出走が確定しました。初戦でどんな競馬をしてくれるか楽しみにしています」(中内田師)18日の京都競馬(3歳新馬・ダ1400m)に福永騎手で出走いたします。

 

 

プリマグラードは、貴重な名牝トゥザヴィクトリーの血を継ぐ牝馬で、競走成績もさることながら、将来は繁殖としても期待がかかる1頭。

 

5月にゲート試験を受け、その後はNFしがらきで乗り込まれていましたが、夏負けの兆候をみせ、いったん北海道まで戻されました。

 

12月中旬に再び入厩した後は順調で、当初は先週のデビューを予定していましたが、抽選で除外に。ただ、追い切りの本数が心許なかったので、1週分多く乗り込めたのはかえって良かったようにも映ります。

 

トゥザグローリートゥザワールド兄弟の従姉妹にあたるクラブ縁の血統馬ですから、デビュー戦から大いに注目したいと思います。

 

 

京都4R ◎13プリマグラード

 

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています