少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

1月5日(日) 競馬の予想

今年も中央競馬は東西の金杯からスタート。

 

昨年の暮れに大活躍したキャロットクラブは、年明けから有力馬を送り込み東西W重賞制覇を目論見ます。

 

それでは、さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。まずは、中山金杯に出走する ザダルから。

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/1/3  大竹厩舎

  • 12月31日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒3-68秒5-52秒6-38秒1-12秒4)。3日は軽めの調整を行いました。「元日が全休日に当たるため5日の競馬を予定しているザダルにとっては3日の追い切りだとレースまでの間隔が詰まるし、2日の全休日明けだと脚元を含めて馬体への負担も心配になるので、諸々考えた結果、31日に追い切りを行うことにしました。ウッドチップコースに入って長めからしっかりと動かしてあります。先々週、先週と重たく感じた動きもだいぶ整ってきたように思えました。1週前追い切りの際もオイシンはほぼ持ったままで無理して動かしていたわけではなかったですから、そこからさらに体が引き締まってきたのであれば問題はないはずです。それに、精神的にもいい状態になってきて、心身のバランスが整ってきたのではないかと捉えられているので、金杯でどれだけの走りをしてくれるのか楽しみにしています」(大竹師)5日の中山競馬(中山金杯・芝2000m)にマーフィー騎手で出走いたします。

 

 

トーセンラー産駒という地味な血統からか、ちょうど1年前のデビュー戦では7番人気という低評価でしたが、それを覆して見事に新馬勝ち。そこから3連勝でオープン入りを果たし、秋には菊花賞にも駒を進めました。

 

今回は初めて年長馬が相手となりますが、セントライト記念で接戦したサトノルークスは後の菊花賞2着馬ですから、それを考えてもハンデGIIIならば十分にチャンスがありそうです。

 

ジョッキーの顔ぶれを見ても、マーフィー騎手への鞍上スイッチは頼もしいかぎり。

 

 

中山11R ◎17ザダル

  

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続いては、京都金杯にエントリーしている カテドラル

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/1/3  池添学厩舎

  • 2日は栗東坂路で追い切りました(54秒3-39秒0-24秒8-12秒2)。3日は軽めの調整を行いました。「今週は2日に坂路で単走の追い切りを行っています。全休日明けですが、追い切りから中1日でレースというよりはいいだろうという判断です。先週ビッシリやっているので、最終追いは単走で終い重点。前半は折り合いに専念してラストはいい反応でした。内容も時計も、この馬のいい時そのものという印象です。年末年始は中途半端に全休日を挟む形で調整はちょっと難しかったですが、馬自身はフレッシュで元気いっぱいですし、申し分のない形でレースに臨めそうです」(池添学師)5日の京都競馬(京都金杯・芝1600m)に武豊騎手で出走いたします。

 

 

中山金杯に出走するザダルと同じ明け4歳馬ですが、こちらは既に年長馬相手の重賞でそれなりの実績を残しているのが強み。今回は見せ場のあったマイルCSと同じコースが舞台ですから、自ずと期待は高まります。

 

ただ、こちらは終い一手の脚質だけに、勝ち切るにはどうしても展開の助けが必要なタイプ。1年以上勝ち星から遠ざかっている現状を考えても、アタマで馬券を買うには少し勇気が必要かもしれません。

  

 

京都11R ○13カテドラル

 

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最後は重賞ではありませんが、2020年の先陣をきって未勝利戦に出走する サザンレインボーのコメントもチェックしておきましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

20/1/3  高柳瑞厩舎

  • 2日は美浦北Cコースで追い切りました(52秒1-38秒2-12秒5)。3日は軽めの調整を行いました。「ダートコース調教に切り替えて以降脚元の擦り傷が悪化することはなく、コントロールできていました。変則日程を考慮すると通常通り休み明けに軽く乗って翌日追い切る形だと目標の競馬まで中1日しかないということになります。31日に追い切っておくことも考えなくはなかったのですが、間が空きすぎてコンディション面の維持に一抹の不安を覚えたことから、休み明けではありましたが2日に追い切ることにしました。その時も同じく北のCコースに入り、単走ですが終いを強めに動かしておきました。喉の音はさほど気にならず、体を使えて動けていました。今週計測した馬体重は540キロ台で、この後の変化を踏まえるとおそらく前走時からプラス20キロくらいで出走することになると思います。その数字だけ見ると驚かれるかもしれませんが、前走は体が減ってしまっていましたのでまず戻った分があるのと、成長している部分も含まれていると捉えています。減りやすい傾向にあることからできるだけそうさせないように工夫しながら調整してきたつもりなので、見た目のシルエットから現時点で太すぎるとも思っていません。あとは久々の実戦でどれだけ対応できるかにかかってくるかと思います。先週のうちにゲートから出すところまで確認をしておきましたが、普通に出られていてデビュー前のような感じではありませんでした。2歳時と今の時期とではメンバーが違うので、レースレベルが上がってどうかというのもポイントになります。想定段階では2頭ほどちょっと手ごわいのがいるかなと感じましたが、まずは上手く流れに乗り、この馬の力を発揮してもらえればと思いますし、そのうえでどれだけ通用するかだと思っています」(高柳瑞師)5日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に丸山騎手で出走いたします。

 

  

このレースには前走惜敗馬が何頭かいますが、そのうち勝ち馬から0.5秒以上離された馬を除けば、有力どころは サザンレインボーを含めた3頭に絞られます。

 

順当ならばこの中から勝ち馬が出そうな雰囲気ですが……今回は大型馬の休み明け初戦だけに半信半疑な面も。

 

外めのいい枠を引きましたし能力を発揮できれば勝ち負けになりそうですが、喉や先週発症したというクモズレの件もありますから、ひょっとしたら今回はそれほどシッカリとは仕上げていないかもしれません。

 

  

中山3R ▲15サザンレインボー

  

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています