少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

12月15日(日) 競馬の予想

土曜日に行われたターコイズSでは、キャロットクラブの コントラチェックが見事に優勝。これでチャンピオンズC→阪神JFに続き、3週連続でのキャロットクラブによる重賞制覇となりました。

 

日曜日の朝日杯FSに出走馬はいませんが、クラブとしてはこれ以上ないという形で来週の有馬記念に出走を予定している3頭へとバトンが渡りました。

 

いまから有馬記念が待ち遠しくなりますが、まずは今週の日曜競馬でしっかりと軍資金を増やしておきましょう。

 

 

さて、日曜日に阪神競馬場で行われるGI朝日杯JFは、どうやら重賞ウイナーのサリオス、 レッドベルジュール、タイセイビジョンの3強ムード。

 

しかし、同じく3強ムードだった先週の阪神JFでは、"第4の馬"という評価だったレシステンシアが戦前の下馬評を覆して圧勝。人気を集めた3強のうち、馬券圏内に入ったのは1頭だけという結果でした。今週も順当には決まらないような予感もしますが……はたしてどうでしょうか。

 

 

キャロットクラブからの出走馬がないので今回は純粋な予想となりますが、個人的に面白そうだと注目しているのは、キズナ産駒の ビアンフェ

 

阪神の外回りは決め手比べになるコースですが、先週の阪神JFをみてもスローペースからの瞬発力勝負で勝ち上がってきた馬は、展開次第では不発もありえることが判りましたから、今回も過信は禁物。3強は揃って末脚勝負のタイプですから、穴をあけるとしたらやはり前へいけるタイプでしょう。

 

その点、注目している ビアンフェは先行力が売りのタイプですし、絶好枠を引き当てた運もあります。また、キズナ産駒は、同じコースで行われた阪神JFでも2着に入り穴をあけていますから、ブランボヌール(阪神JF3着馬)の半弟という血統を加味しても侮れない存在だと思います。

 

さすがに3強すべてが馬券圏外という可能性は低いと思いますが、展開次第では、先行有利の馬場を味方に一角崩しがあっても驚けません。

 

 

阪神11R ◎2ビアンフェ

 

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また、この日はキャロットクラブからディープインパクト産駒の ヴァーダイトがデビュー予定。さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。

  

クラブ発表の厩舎コメント

19/12/11  音無厩舎

  • 11日は栗東坂路で追い切りました(54秒8-38秒9-25秒1-12秒6)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。スタート地点で相手と完歩が合わず前半のペースがやや遅くなってしまったのですが、その分終いしっかり脚を使ってくれました。息づかいはいいですし、折り合いなどの心配もなく、まずはいい状態に仕上がったと思います。馬体重は先週の段階で486キロでしたから、480キロぐらいでの出走になると思います」(林助手)15日の阪神競馬(2歳新馬・芝2000m)に川田騎手で出走を予定しています。

 

  

キャロットクラブを代表する繁殖名牝クリソプレーズの仔で、マリアライトやクリソベリルなどの弟にあたる超良血馬です。

 

当初は9月デビューを目指して調整されていましたが、追い切りに跨った川田騎手から『まだかなり緩い感じ』というコメントが出ていったん仕切り直しとなりました。

 

全姉にあたるマリアライトが3歳デビューだったことを考えても、血統的にはやや晩成傾向な可能性が高く、ここまでジックリとデビューを待った判断は吉と出そうな予感がします。

 

ただ、音無厩舎としては珍しく1週前にウッドコースで追い切られており、その時には『坂路よりもコースの方が良さが出ますね』というコメントが出ていました。この発言から察すると、現状ではまだトモが緩く、後ろ脚の蹴りに力強さが欠けているのかもしれません。

 

一瞬の加速力で後れをとる可能性はありそうですが、極端な瞬発力勝負にならないように、先行して押し切るようなレースをすれば問題ないでしょう。

 

 

阪神5R ◎6ヴァーダイト

 

  

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新馬戦ではありませんが、もう一頭注目している馬がいるので、中山3Rに出走するピクチャーポーズを取り上げたいと思います。

  

クラブ発表の厩舎コメント

19/12/11  手塚厩舎

  • 11日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒3-51秒7-38秒8-13秒1)。「先週はパートナーの兼ね合いもあって満足いく形の追い切りにはなりませんでしたが、今回はコースに戻してしっかりと動かしてあります。今回のレースは減量の利点が利く菅原明君にお願いすることにしたので今朝の追い切りにも乗ってもらったんです。前2頭を追いかけて伸ばしてもらったところ、最後遅れはしたもののこの馬なりには動けていましたよ。どうしてもワンペース気味で渋い馬なのでグッとギアがあがっていくような走りにはなりませんが、これを持ち味とジョッキーに捉えてもらえればと思っています。デビュー前のゲート練習ではあまり出なかったけれど、今回も何とか出て1200mにうまく対応してくれれば、前進は可能になるはずです」(手塚師)15日の中山競馬(2歳未勝利・芝1200m)に菅原明騎手で出走を予定しています。

 

 

個人的にコントラチェックに出資しているということもあり、リッチダンサーの孫がどれほどの能力を持っているのか、非常に注目しています。

  

デビュー戦ではレース前に懸念されていたとおりワンペースな走りとなってしまい、最後にはガス欠。ピッチ走法のフォームをみても距離短縮は歓迎で、直線の短い中山コースの6ハロン戦はいかにも合いそうです。

 

大外枠を引いてしまった点だけが心配ですが、ゲート入りは最後ですし、好スタートを決めてスンナリと先団にとりつくことができれば、今度は押し切れるとみています。

 

 

中山3R ◎16ピクチャーポーズ

 

 

 ※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています