少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

11月24日(日) 競馬の予想

土曜日に行われた京都2歳Sでは、ハーツクライ産駒の マイラプソディが快勝。クラシック候補へと名乗りを上げました。

 

マイラプソディの2つ上の姉 ディライトプロミスは、キャロットクラブで募集され現在2勝を挙げています。マイラプソディの活躍、そして日本であまり実績のない Lemon Drop Kid産駒の姉が勝ち上がっていることから、母 テディーズプロミスの繁殖能力の高さは疑う余地がありません。

 

マイラプソディの活躍により、残念ながら テディーズプロミスの仔が今後キャロットクラブで募集される可能性は低いかもしれませんが、その代わりに ディライトプロミスの仔は優先的にクラブへ回してもらえそうな気がします。(つまりOur Blood入りですね)

 

マイラプソディが活躍すればするほど、テディーズプロミスの仔に対する血統的な期待値があがる訳ですから、テディーズプロミス出資者はもちろんのこと、私のような非出資者としても マイラプソディの走りからは目が離せません。

 

 

さて。日曜日は東京競馬場ジャパンカップが行われますが、ご存じのとおり、今年は外国馬の参戦がゼロ。出走メンバーも天皇賞で アーモンドアイや ダノンプレミアムに完敗した組が上位を形成していますから、いまひとつ盛り上がりに欠ける感は否めません。

 

ただ、アーモンドアイ不在のメンバーが相手ならば、キャロットクラブから挑む レイデオロにGI3勝目を挙げるチャンスがありそうです。

 

さっそく陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/11/20  藤沢和厩舎

  • 20日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒2-54秒8-40秒2-12秒8)。「先週の追い切りでは五十嵐ジョッキーに跨ってもらいましたが、今週の当該週追い切りはビュイックに跨ってもらい、感触を確かめてもらうことにしました。先導する馬を見ながら進めて終いを伸ばしてもらっています。本人もいい感触を得られたみたいで“Happy!”と言っていましたよ。前回よりも体の張りはあり、良くなっているはずなので、何とかいい競馬になってほしいです」(津曲助手)24日の東京競馬(ジャパンC・芝2400m)にビュイック騎手で出走を予定しています。

 

 

GI2勝の実績から、本来ならば1番人気に支持されてしかるべき存在。ですが、遠征競馬だった2戦はともかく、オールカマーの不甲斐ない敗戦が人気を下げている印象です。

 

ただ、キングカメハメハを失ったノーザンFが、種牡馬としてレイデオロに掛ける期待には並々ならぬものがありそう。母系は ディープインパクトと同族でありながら、父ディープインパクト繁殖牝馬にも種付けできるのは、種牡馬としてかなり魅力的なはずです。

 

ダービー馬が4歳、5歳でそれぞれGIを制すことができれば、それは優れた成長力の証となり、ココは種牡馬として箔をつけるまたとないチャンス。ノーザンFからの期待を背負っているクラブサイドとしても、力が入る一戦でしょう。

 

 

中間の調教を比べると、坂路よりも負荷のかかるウッド調教の本数が、オールカマー当時が4本なのに対して今回は6本。前回とは乗り込みの質が違いますし、騎手の乗り替わりもコース替わりも、間違いなくプラスに働きそう。少なくともオールカマー当時を下回る要素は何一つないように感じます。

 

キタサンブラックに先着した一昨年のような走りができれば、今度は先頭でゴールできるのではないでしょうか。

 

 

東京11R ◎8レイデオロ

 

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この日は珍しくキャロットクラブからのデビュー馬がいませんが、未勝利戦に出走する馬が2頭いますので、せっかくですからこちらも陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

まずは、東京1Rにエントリーしている シェーネメロディから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/11/20  伊藤大厩舎

  • 20日は美浦南Pコースで追い切りました(69秒0-53秒7-39秒0-12秒0)。「予定通りに調整を進めてきまして、今週の追い切りで仕上げることにしました。一回使ったことで気持ちも体もよりピリッとしてきていたので、やりすぎないように気をつけつつの追い切りです。相手はジョッキー騎乗で、シェーネメロディはスタッフ騎乗だったのですが、シェーネのほうは抑えるのに苦労するくらいの行きっぷりを見せていましたよ。おそらく口ではなく体の兼ね合いから、若干左に張るところを見せていたようなので、レースまでの残り数日を無駄にしないよう、しっかりとケアを施してレースへ臨むようにします。北村で続戦することももちろん頭にあったのですが、ジャパンカップの日で、ルメールが乗ってくれるということだったので、今回は彼にお願いをすることにしました」(伊藤大師)24日の東京競馬(2歳未勝利・芝1400m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

レース後に外厩へと放牧に出ることが多いキャロットクラブ馬としては珍しく続戦となりました。

 

東京開催のうちにもう一走ということでしょうから、ルメール騎手を配してきたあたりからも、ここは勝算ありの出走だと思われます。

 

重馬場の巧拙次第という面はありそうですが、ドロドロの不良馬場だったダービーを制した ロジユニヴァースと同じ牝系の出身ですから、要らぬ心配かもしれません。

 

 

東京1R ◎4シェーネメロディ

 

 

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続いては、京都3Rに出走する ゴールドティア

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/11/20  池添学厩舎

  • 20日は栗東坂路で追い切りました(52秒8-37秒9-24秒8-12秒7)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。先週でも終いの動きがもうひとつだったので、今日は最後まで加減せずしっかりと追うようにしました。まだギアが上がりそうな感じこそするものの、以前よりもパワーが付いているのは確かですし、このひと追いでまたスイッチが入ってくれればと思います。成長途上とはいえ初戦がフワフワするような走りでしたから、今度はチークピーシーズなどの馬具を着用することも考えています」(池添学師)24日の京都競馬(2歳未勝利・芝1600m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 

  

こちらは桜花賞ハープスターの半妹として注目を集める良血馬ですが、初戦の手綱をとった川田騎手からはレース後に『長い目で見てあげてほしい』というコメントが出ていました。

 

どうやら2歳から大活躍した ハープスターとは異なるタイプのようで、今週の陣営コメントにもあるように、まだ成長途上ということなのでしょう。

 

馬具の効果と素質で、どこまでやれるかといったところでしょうか。

 

 

京都3R ▲11ゴールドティア