今週末はこの秋2度目となる三日間開催。台風の影響で残念ながら土曜の東京開催は中止となりましたが、京都開催は無事に行われるよう祈りましょう。
初日となる土曜日は重賞競走こそありませんが、キャロットから2頭の新馬がデビュー予定。
さっそく、陣営のコメントをチェックしておきましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
アステロイドベルト
19/10/9 池江厩舎
- 9日は栗東坂路で追い切りました(54秒3-39秒1-24秒9-12秒4)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。道中は相手を追走し、最後は併入という形。見ていてクビほど先着したかなという感じで、相変わらず動きは良かったと思いますよ。息遣いの粗さがちょっと気になったのですが、これは若駒特有のものでしょうし、実戦でも調教と同じだけ動ければ楽しみですね」(池江師)12日の京都競馬(2歳新馬・芝1600m)に川田騎手で出走を予定しています。
ジルジェンティ
19/10/9 橋田厩舎
- 9日は栗東坂路で追い切りました(55秒6-40秒8-26秒5-13秒3)。「今朝はルメール騎手に乗ってもらって坂路で併せ馬を行いました。馬場が少し重たくなっていたのですが、小柄な牝馬で余計にそれが影響したのか、走りづらそうでちょっと時計を要してしまいましたね。ただ、普段の調教で芝コースに入れた時は素軽くていいキャンターをしてましたし、実戦に行って変わり身を見せてもらいたいと思います。レースまでに一度ゲートの確認も行っておくつもりです」(村井助手)「追い切りに乗せてもらいました。ちょっと荒れた馬場を気にしていた感じで動ききれませんでしたが、コンディションは良さそうですし、軽い芝ならいい走りができそうですよ」(ルメール騎手)12日の京都競馬(2歳新馬・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。
珍しくキャロットの新馬2頭が同一レースでのデビューとなりました。
いっけんするとルメール騎手を鞍上に確保した ジルジェンティの勝負気配が上のようにもみえますが、追い切の動きを見比べると アステロイドベルトのほうが初戦から動けそうな気配。
想定される重馬場もルーラーシップ産駒の アステロイドベルトに味方しそうです。
京都5R ◎12アステロイドベルト ▲15ジルジェンティ
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また、メイン11Rの太秦Sにはキャロットクラブから クルークハイトがエントリー。
こちらも陣営のコメントをチェックしておきましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
19/10/9 藤岡厩舎
- 9日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。2コーナーから入って1馬身追走、4コーナーで追いついてゴールは1馬身先着という形。馬場はけっこう悪かったのですが、向こう正面から行きっぷりよく進んで、勝負どころからはいい反応を見せていました。今は馬も充実しているので、このクラスでもいい走りを見せてもらいたいですね」(藤岡師)12日の京都競馬(太秦S・ダ1800m)に松山騎手で出走を予定しています。
連勝中と充実一途の クルークハイト。昇級戦で斤量増と条件は楽ではありませんが、今の勢いならば馬券で狙ってみる価値は十分にありそうです。
京都12R ▲13クルークハイト