少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

10月5日(土) 競馬の予想

今週からは秋の東京、京都開催がスタート。1ヶ月ぶりに新潟開催も行われ久しぶりの3場開催となります。

 

4回東京開催のオープニングを飾る重賞は、距離1600m行われる2歳限定戦サウジアラビアロイヤルカップ。このレースにはキャロットクラブが誇る良血馬 アブソルティスモがエントリーしています。

 

さっそく、陣営のコメントをチェックしておきましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/10/2  藤沢和厩舎

  • 2日は美浦坂路で追い切りました(52秒0-37秒9-24秒8-12秒6)。「今週の当該週追い切りも坂路で行うことになりました。ただし、いつもよりも意識的に時計を出すような内容にしています。お兄さんのティソーナに胸を借り、いい形で誘導してもらった結果、思惑通りにしっかりと動かせました。走りは良かったと思います。前回は少しゆとりのある体でプラス体重での出走となりましたが、今回は程よく引き締まってきています。より動ける状態にはあると思うので、その中でどれだけの走りができるかですね。前走はある意味幅を広げられる競馬になったと思いますし、いい経験になったでしょう。どういう競馬をするかはこれからジョッキーと調教師とで話をしていくことになるでしょうが、いい走りを期待しています」(津曲助手)5日の東京競馬(サウジアラビアRC・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

 

 

サウジアラビアRCといえば昨年 藤沢和厩舎の グランアレグリアが制し、出世の足掛かりとしたレース。アブソルティスモは厩舎の偉大な先輩に追いつくことができるでしょうか。

 

レースはデビュー戦で対戦した サリオスとの一騎打ちムードですが、その時につけられた2馬身の差はかなりのインパクトがありました。共に鞍上が乗り替わりなので、そのあたりで上手く差を詰めることはできるかもしれませんが、同じ舞台で逆転するまではどうでしょうか。

 

また、コントラチェックの近況更新でも触れましたが、藤沢和厩舎がウッドではなく坂路で最終追い切りをした場合は個人的に割り引いて考えているので、その点でもマイナスです。

 

ただ、ここで2着に入り本賞金を積み上げることができれば、それだけで十分に意味があります。もちろん優勝できればベストですが、今の段階で2着に敗れたとしてもいずれリベンジできるチャンスは来るでしょう。

 

 

東京11R ○8アブソルティスモ

 

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また、この日はキャロットクラブから2頭の2歳馬がデビュー予定。

 

まずは、京都4Rに出走する タイズオブハートからチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/10/2  森田厩舎

  • 2日は栗東坂路で追い切りました(58秒4-42秒4-26秒2-12秒9)。「今週も坂路で追い切っています。整地作業前で馬場が特に重くなっている時間帯だったため、ちょっとノメるような感じで時計を要してしまいました。ただ、先週末にCWコースで時計を出した時は楽な感じでしっかりと動けていましたし、初戦を迎えるにあたって仕上がりは良さそうですよ。あとはこの条件でどんな走りをしてくれるかですね」(森田師)5日の京都競馬(2歳新馬・ダ1400m)に福永騎手で出走を予定しています。

 

 

追い切りの動きがパッとしなかったせいか陣営のコメントも控えめですが、驚いたことに私が愛読している某スポーツ紙ではほんと印がついていません。ここ最近デビューしたキャロット所属馬はそれなりに印が厚いことが多かったので、これほど印が薄いケースは逆に珍しく感じます。

 

ただ、たしかにウッドに比べて明らかに坂路での時計が物足りないので、まだ後ろ脚に力がつき切っていない感は否めません。

 

坂がないコースは向きそうですが、やはりもう少しパワーアップしてからでしょうか。

 

 

京都4R △11タイズオブハート

 

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続いては、京都5Rに出走する ナスタチューム

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/10/3  笹田厩舎

  • 2日は栗東坂路で追い切りました(53秒7-38秒9-25秒1-12秒3)。3日は軽めの調整を行いました。「先週の除外は残念でしたが、もうひと追いあってもいいぐらいではあったので、今週の1800mに切り替えて水曜日に坂路で追い切りました。態勢はほぼ整っていたので目一杯というわけではありませんが、終いはいい反応でしたし、これで十分でしょう。距離も1800mでも特に問題ないと思います」(笹田師)5日の京都競馬(2歳新馬・芝1800m)四位騎手で出走いたします。

 

 

ナスタチュームの母レディシャツィは、ペルーで競走生活を送った馬で、Damascus系という日本ではあまり見かけない血統の持ち主。募集時にその血統の珍しさから、かなり興味を持ったことをよく覚えています。

 

出資馬 アヌラーダプラと同じキングカメハメハ産駒の牝馬で『動きはいいけれど、ちょっと口が敏感ですね』というコメントが稽古に跨った四位騎手の口から出ている点も何となく似ていますね。

 

今回はライバルに強そうな馬が何頭かいますが、こちらも調教でよい動きをみせていますから好勝負できるのではないでしょうか。

 

 

京都5R ◎4ナスタチューム