3連休の最終日は、船橋競馬場で交流重賞・日本テレビ盃(JpnII)が行われます。
船橋競馬場はJRA中山競馬場の近くにあるので、キャロットクラブの会員の方の中には、連休を利用して船橋あたりに宿をとり競馬漬けの3日間を満喫している人もいるかもしれませんね。
日本テレビ盃は11月のJBCクラシックを占う上でも非常に重要な一戦ですが、今年は地方に移籍したノンコノユメの参戦があるものの、JRAの古馬勢に横綱・大関級は見当たらずかなり小粒な印象。キャロットクラブから参戦する3歳馬 クリソベリルにも十分チャンスがありそうです。
さっそく、厩舎コメントをチェックしてみましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
19/9/19 音無厩舎
- 18日は軽めの調整を行いました。19日は栗東坂路で追い切りました(52秒2-38秒0-24秒8-12秒5)。「今朝も坂路で併せてしっかり追い切りました。相手には少し遅れましたが、今日はもう先週ほどはやらなくていいだろうと思っていたのでこれで十分でしょう。なんと説明すればいいか悩むのですが、この馬は追い切りで“すごくいい”と思わせるようなことはなく、いつも淡々と、普段どおりの動きという感じなんです。物足りなく思われるかもしれませんが、体調も含めて常に変わらずいられることがこの馬のすごさだと思いますし、今回もいい状態で送り出せそうです」(生野助手)23日の船橋競馬(日本テレビ盃・ダ1800m)に川田騎手で出走を予定しています。
19/9/12 音無厩舎
- 11日は軽めの調整を行いました。12日は栗東坂路で追い切りました(51秒3-37秒7-24秒8-12秒5)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。1週前ということになりますし、スタートからびっしり追いましたが、最後までぶれずにしっかりと伸びていました。相手は攻め駆けするオープン馬とあって少し手応えは見劣りましたが、上がってからもケロッとしていましたし、ここまでは順調に来ていますよ」(生野助手)23日の船橋競馬(日本テレビ盃・ダ1800m)に川田騎手で出走を予定しています。
コメントをみるかぎり、あまり追い切りで動かなかったようですね。
それでは、ここ2週の調教内容もチェックしておきましょう。
調教日 | 騎乗者 コース・馬場 |
タイム・コメント | 脚色 (回り場) |
---|---|---|---|
19/9/19 (木) |
助手 栗東坂・良 |
52.2 - 38.0 - 24.8 - 12.5 サトノジヴェルニー(新馬)馬ナリに0.4秒先行クビ遅れ |
一杯に追う (-) |
19/9/12 (木) |
助手 栗東坂・良 |
51.3 - 37.7 - 24.8 - 12.5 モズスーパーフレア(古オープン)馬ナリに0.1秒先行同入 |
一杯に追う (-) |
1週前は併せた相手がモズスーパーフレアですから馬なりの相手に併入でも心配いらないと思います。しかし、馬なりだった新馬に遅れをとった直前の動きは少し気になりますね。
調教相手をつとめたサトノジヴェルニーは、土曜の新馬戦で4着という結果でしたから、特に動く2歳馬だったというわけでもなさそうです。
あとは『今回もいい状態』と話す音無先生のコメントをどこまで信用するかでしょう。
また、覚えているかたも多いと思いますが、全兄の クリソライトはダイオライト記念3連覇など船橋競馬場の中距離戦をめっぽう得意としている馬でした。その点、血統も厩舎も兄とまったく同じクリソベリルも、船橋コースに高い適性があるという可能性は十分に考えられます。
たしかに追い切りの動きは冴えませんでしたが、個人的にその点は兄譲りの高いコース適性があればカバーできるのでは?とみています。
馬券は、この条件だと崩れない古豪 アポロケンタッキーとの2頭軸を本線に。クリソベリルが3着という組み合わせまで押さえます。
*無傷の5連勝なるか!?