少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

9月22日(日) 競馬の予想

今週末の日曜日は、中山競馬場オールカマー阪神競馬場神戸新聞杯のW重賞が行われます。

 

今年はキャロットクラブから有力馬がそれぞれエントリー。一日2重賞制覇も夢ではない顔ぶれです。

  

さっそく、2頭の厩舎コメントをチェックしてみましょう。まずはオールカマーに出走予定の レイデオロから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/19  藤沢和厩舎

  • 18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒9-54秒1-39秒9-12秒9)。「今日は福永ジョッキーが美浦トレセンへ乗りに来てくれました。開場のタイミングで馬場入りし、ほかに行きたい馬たちを先に行かせてから落ち着いたタイミングで2頭併せの形で動かしています。その時僕は別の馬に乗っていたので細かく確認できたわけではありませんが、ジョッキーにはレイデオロの今の状況を肌で感じてもらえました。去年勝つことができているように中山コースに対応できないわけではないのですが、ちょっと渋いところが出ているだけに上手く立ち回れるかがポイントになるでしょうね。あと週末の天気がちょっと気になるところなので、少しでも走りやすいコンディションの中で走らせてあげられればと願っています」(千島助手)「今日の追い切りに乗せていただきました。整えれば問題はありませんでしたが、テンに少し力みがあり、これまで乗り難しかったのだろうなと感じましたね。そして、動かしていこうとすると反応するのに少し時間がかかりました。自分から燃えて進んでいこうという感じではなかったです。歳のせいもあるのでしょうが、だからと言って力がないわけではありません。アクションで動かしていこうというよりも、耳が良さそうに感じられたので、そのあたりを活かして中山コースで上手く立ち回れるように持っていきたいです。よろしくお願いいたします」(福永騎手)22日の中山競馬(オールカマー・芝2200m)に福永騎手で出走を予定しています。

 

 

今回は主戦のルメール騎手が神戸新聞杯で騎乗するため、福永騎手が代役を務めます。

 

ただ、ご存知のとおりレイデオロは非常に乗り難しいタイプで、一度だけルメール騎手以外のジョッキー(D.バルジュー)が騎乗した昨年の京都記念では、単勝1.6倍という圧倒的な支持を受けながら3着に敗れています。

 

はたして、この乗り難しいクセ馬を福永騎手がうまく制御することができるのか?今年のオールカマーにおける最大の焦点といえそうです。

 

 

また、今回は今季3戦3勝と飛ぶ鳥を落とす勢いの ウインブライトも出走を予定しており、こちらは1ハロンの距離延長に若干の不安があるものの、昨年の天皇賞(秋)以降 勝ち星から遠ざかっているレイデオロとの勢いの差は歴然。

 

2頭がそれぞれ前走で対戦した リスグラシューを物差しにして考えてみても、やはり3連勝で海外GI制覇を成し遂げたウインブライトの充実ぶりは際立っています。前残りが顕著だった土曜日の馬場傾向も、より機動力に優る ウインブライトに分がありそうに感じます。

 

 

 中山11R ◎7ウインブライト ▲8レイデオロ

 

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いっぽう、西の神戸新聞杯には皐月賞サートゥルナーリアがスタンバイ。

 

クラブ発表の厩舎コメント

19/9/19  角居厩舎

  • 18日は軽めの調整を行いました。19日は栗東坂路で追い切りました(52秒4-37秒4-23秒8-12秒0)。「先週までで体はできていますし、ここは前哨戦という位置づけですから、今朝は坂路でサッと流す程度の調教を行いました。道中からあまり抑えたりせず気分良く走らせることを心がけましたが、時計的にはさすがとしか言いようがありません。イライラしたようなところもありませんし、休み明けとしては順調に仕上がったと思います」(小滝助手)22日の阪神競馬(神戸新聞杯・芝2400m)にルメール騎手で出走いたします。

 

 

こちらはテンションが上がってしまった前走の敗因を踏まえ、2週連続で単走で追い切られました。

 

これで平常心を保ったままレースに臨むことが出来れば、ダービーの残り1ハロンでピタリと止まってしまった原因が、距離なのか、それとも精神面の問題だったのかがハッキリとしそうです。

 

ただ神戸新聞杯にはダービーで先着を許した強敵 ヴェロックスも出走を予定しており、そうやすやすとは勝たせてもらそうにありません。

 

中内田厩舎+川田騎手のコンビといえば、先週のローズSの時にも紹介したGIIハンター。GIに比べトライアルGIIでは一気に信頼度が跳ね上がるコンビです。

 

これまで皐月賞、ダービーで サートゥルナーリアとほぼ互角のレースをしてきた実力を考えれば、2頭の能力差は紙一重

 

どちらが勝ってもおかしくないと思いますが、単勝オッズには差がつきそうな雰囲気。それならば、馬券的には ヴェロックスのアタマを狙った方が面白そうです。

 

 

阪神11R ◎5ヴェロックス ○3サートゥルナーリア

 

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なお、この日は中山5Rで出資馬 アヌラーダプラがデビューを予定していますが、こちらは別記事を掲載していますので、そちらをご覧ください。

先週は従姉妹の ライティアが見事に勝ち上がりましたから、ぜひ続いて欲しいですね。

 

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