少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

最優先希望で出資を考えたい関西馬たち -19年募集馬検討8-

さっそくですが、前回に続き今回は関西馬編です。

 

出資にあたっての個人的NG条件

 

・価格が高騰するGIホースの下

・個人的なNG厩舎へ入厩予定馬

・母の初仔。牡馬は△ 牝馬は×

・やや晩成傾向だったモーリスの初年度産駒

 

 

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関西のトップを飾ったのは出資馬 アヌラーダプラの半弟。アヌラーダプラは兄の ガルヴィハーラと同じ関東の萩原厩舎所属ですが、こちらは関西のトップトレーナー中内田厩舎に替わりました。萩原厩舎は数を使ってくれない(=脚元に不安のある馬を預かることが多い印象)ということで一口馬主界ではあまり人気がないようですが、歴としたダービートレーナーですし、今年のダービーでも ダノンキングリーであわやというシーンを演出しました。ただ、最近の勝ち星と勢いでは圧倒的に中内田厩舎が上ですから今回の厩舎変更はプラスに出る公算が高そう。中内田厩舎は主戦として川田ジョッキーが乗ってくれるという点でも頼もしいかぎりです。

カタログ写真では馬体のバランスは良いものの、どこかこじんまりとした印象を受けます。しかし、アヌラーダプラは募集当時410キロ台だった馬体重が470キロ台まで増えましたから、おそらく ポロンナルワ18もこれから大きくなる可能性が高いとみています。

ただ、動画で後ろ脚の踏み込みが浅かった点は気掛かり。中内田先生にお願いするレベルの馬ですから素人が心配する必要はないと思いますが、個人的にはこの点はマイナス評価です。

あとは、個人的にシンハリーズ系とは浅からぬご縁があるので、評価は少し贔屓目になっているかもしれません。

 

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募集開始直後に 全兄のサクセッションが2勝目を挙げた アディクティド18。重賞ウイナーであるクルーガーの全弟というだけでも人気になりそうでしたが、サクセッションの勝利でますます人気に拍車がかかることは間違いないでしょう。

ただ、兄姉の成績をみても配合的にはやはりキングカメハメハでこその血統であるとは明らかですし、そう考えると今回が キングカメハメハ X アディクティドに出資できるラストチャンスかもしれません。(JBISには19年産の登録がありませんでした)

兄の活躍によりすでに血統的な裏付けが証明されている訳ですから、まったくのハズレという可能性は低そうに思え、高価格帯の中でもっとも計算できる馬といえるかもしれません。

個人的には動画で後肢の踏み込みが浅い点が気になりましたが、目につく欠点はそこと三番煎じなことくらいでしょうか。

キングカメハメハが死亡しましたから募集価格が高いのは仕方がないところですね。

 

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個人的に入会当時からいつかは出資したいと思っているキョウエイマーチの一族。なかなか巡り合わせが悪くここまで縁がありませんでしたが、ヴィートマルシェも高齢の域に入ってきたのでそろそろ何とかしたいところ。

ヴィートマルシェ18はバランスもサイズも良く、顔立ちからはどことなく叔父の活躍馬トライアンフマーチ を彷彿とさせます。

このデキでトライアンフマーチと同じ角居厩舎ならば迷うことなく最優先権を使いたいところですが…斉藤崇厩舎というのはどうなのでしょうか??

アヴニールマルシェ=藤沢和厩舎、リリーバレロ=堀厩舎、マルシュロレーヌ=矢作厩舎 ですから牧場サイドの評価はそれほど高くないのかもしれませんね。

 

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今年2頭しか募集がないハービンジャー産駒。預託先が須貝厩舎ということもあり、ハービンジャー産駒が欲しいという人は東のエカルラート18ではなく、こちらアンレール18に集中しそうな予感。さらにディアドラの活躍があった直後ですから、希少な募集馬ということで人気になるでしょう。

動画ではかなり小さく見えますが 管囲はそれなりにあるので、姉よりは大きいサイズでデビューできるのではないでしょうか。個人的には、後ろ脚の運び方が非常に好みだった点も○。

血統面では活躍馬を多く輩出するバレークイーン牝系で底力がありそうですし、初仔だった半姉が2歳8月にデビュー勝ちしたことを考えると母の繁殖能力にも期待が持てそう。

ただし、ハービンジャー産駒はダートでつぶしがきかないという欠点があるので、芝でスピード不足が判明した時点で障害転向くらいしか望みがありません。この点は、あらかじめ覚悟が必要でしょう。

 

 

関東馬編はこちら

myhorse.hatenablog.com