少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

最優先希望で出資を考えたい関東馬たち -19年募集馬検討7-

これまでネタ記事も含めいろいろな角度から出資馬検討をしてきましたが、そろそろ最優先希望馬についても候補を絞っていこうと思います。

 

出資にあたりそれほど強いこだわりはありませんが、これまでの失敗経験を鑑みて、いくつかNG項目を設けていますので、先にご紹介しておきましょう。

 

・価格が高騰するGIホースの下

・個人的なNG厩舎へ入厩予定馬

・母の初仔。牡馬は△ 牝馬は×

・やや晩成傾向だったモーリスの初年度産駒

 

以上を踏まえたうえで、最優先希望で出資を考えたい募集馬を忘備録も兼ねてピックアップしておこうと思います。

 

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写真での立ち姿は脚の長さが目立つくらいでそれほど良さを感じませんでしたが、動画の動きをみて評価が急上昇したのがこのディアデラノビア18

身のこなしが機敏でかなりの運動神経の良さを感じます。距離に関しては気性によるところが大きいと思いますが、動画で引き手の人が手綱を短く持っていますし、兄姉をみてもやはり大人しいということはなさそう。おそらく芝の7-9ハロンあたりが主戦場になるのではないでしょうか。

兄姉の活躍をみても、早期から始動でき息の長い活躍が見込める血統ですから、大事に馬を使う堀厩舎とはいかにもマッチしそう。

母が高齢という点はマイナスですが、それを補って余りある魅力を感じます。

堀厩舎+キャロットの代表馬といえばリアルインパクトですから、この馬にも安田記念で一族悲願のGI制覇を目指してほしいところです。

個人的には、かつてこの馬の叔父にあたるバルトーロに出資して悔しい思いをした経験がありますから、この馬でリベンジしたいという気持ちもあります。

 

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先日公開した美少女部門(笑)でも登場したフロアクラフト18。顔が美形なだけでなく、四肢にシッカリと体重が乗った立ち姿は秀逸です。

動画でも後ろ脚の踏み込みが力強く非常に好感が持てました。昨年の全姉に比べなり価格が高くなっているので、当初は盛ってきたのか?と思いましたが、デキの良さである程度は納得しました。

ただ個人的には、将来『ロードカナロア X コントラチェック』(この馬とは7/8同血になる)に出資する機会がありそうなのが悩ましいところ。

ただ、この馬の母優先権利を持っている人は素直に羨ましいと思いますね。

 

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ヒルダズパッション18 の母は米国のGIホースで、仔が毎年キャロットで募集され人気になる血統。米国でデビューした半兄 YoshidaがGIを制しているので厳密にいえば個人的なNG項目に抵触するのですが、もしセリに出ていたらとてもこの金額では落ちない(=多少はお得感がある)と感じたので 将来のOur Boodまで見込んで候補に残しました。

写真ではスラリとしてスマートなシルエットが印象的ですが、馬体重も480キロ近くありボリュームがあります。大きい馬なのに重さを感じさせない点は、元出資馬のルヴォワールと似ていて個人的には◎。

動画では完歩の大きいダイナミックなフォームで歩けていますが、前後からのアングルでみると脚の運びにかなりクセがあるように感じました。

これまでの兄姉たちとは違い預託先が萩原厩舎というところからも、ひょっとしたら脚元に弱いところがあるのでは?と勘ぐりたくなります。この点はマイナス。

 

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人気のあるソニンク牝系の出身。母の初仔、しかもこれまでクラブでまったく活躍馬が出ていないスクリーンヒーロー産駒でありながら3200万という値付けは、ずいぶん強気だと感じました。

サイズは理想的で、価格からも牧場サイドがデキに自信を持っていることが窺えますが、はたしてノーザンがスクリーンヒーロー産駒を成功に導くコツを掴んでいるかどうか。

動画の動きも上々ですが、左前脚の運びにクセがある点はマイナス。

馬体や血統からかなり魅力的に映りますが、シンボリクリスエスなどロベルト系の産駒は、馬っぷりのよいタイプが多いので、私のような馬を見る目がない人間にとっては"手に余る"というのが正直なところ。産駒が多く募集されているエピファネイアも同様ですね。もう少し価格が安く人気もなければ気軽にチャンレンジできるのですが。

最後は余談になりますが、預託先となる手塚厩舎はフィエールマンの活躍でノーザンFからの評価が上がっていると思うので、どこかのクラブから素質馬を回されるとにらんでいるのですが…はたしてこの馬でしょうか?

 

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カタログ写真ではノーマークでしたが、動画の動きが目を引いた馬。これまでクラブで募集されたジャスタウェイ産駒は、わりと背中の長い馬が多く、個人的には好きなタイプではありませんでした。その点、アビラ18は程よい背中の長さで張りも感じられ、カタログでは気になった後肢のつくりも動画では気になりませんでした。

運動神経が良さそうでキレもありそうな牝馬ですから、どちらかといえば東京や関西2場など直線の長い競馬場で走りを見てみたいタイプ。そういう意味では関東所属なことと、個人的にはバツ1最優先の権利を使うには少しパンチ不足かな?と躊躇われる点がマイナスでしょうか。

 

 

関西馬編につづく

myhorse.hatenablog.com