4日の日曜日は新潟競馬場でレパードSと、小倉競馬場で小倉記念が行われます。
この2重賞には、それぞれキャロットクラブから有力馬がスタンバイ。どちらも人気を集めそうです。
今年のサマーシリーズでは、幸先よくグルーヴィットが中京記念を制覇。キャロットクラブの馬が活躍しそうな予感がします。
まずは、3歳限定のダート重賞・レパードSに挑むヴァイトブリックから。
クラブ発表の厩舎コメント
19/7/31 新潟競馬場
- 31日は新潟ダートコースで追い切りました(66秒7-51秒5-38秒0-12秒3)。「新潟での調整は今回が初めてなので馬が気を遣って多少なりとも慎重になってくれればいいなという思惑もあったのですが、そうはいかなかったですね…。日曜日から時計を出しているのですが気負いが見られ、特に火曜日は気持ちが先行しすぎている印象を受けました。それでも今朝は昨日よりは落ち着きがいくらかあったので予定通り追い切りを敢行できました。前に馬を置いて後ろで我慢をさせ、4コーナーあたりから体を並べていき直線で伸ばすような内容。相手に合わせた面もありますが、乗り手の感覚的には動かそうと思えばいくらでも動けていたということでしたね。動き的には問題なさそうなので、後はレースまでの期間、そしてレース本番当日の精神状態でしょうか。気負いすぎてしまうと体力的に消耗してしまいますし、集中力を欠いて理想的な走りができなくなりますから、いかに落ち着いて臨めるかにかかっています。前回ゲートがもうひとつ良くなかったので練習も取り入れていますが、この後も確認をして少しでもいい形でスタートラインに立てるようにしていきます」(和田郎師)8月4日の新潟競馬(レパードS・ダ1800m)に戸崎騎手で出走を予定しています。
気性面に課題のある馬だけに、早めに現地入りしていることはなにより。落ち着いてレースに臨むことさえできれば、ユニコーンSのような結果にはならないでしょう。
当日の気配までチェックが必要ですが、能力的には好勝負できると思います。
新潟11R▲4ヴァイトブリック
続いて、小倉記念で重賞3連勝にチャレンジするメールドグラース。
クラブ発表の厩舎コメント
19/7/31 清水久厩舎
- 31日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。年齢のせいか調教では少しズブいところも見せるようになっているのですが、直線しっかり追ってラスト1ハロンは12秒2と、最後の伸びはこの馬らしい動きでしたし、状態自体は使ってきている時と同じくらいまで仕上がっています。急に暑くなっていますが、体調面も問題ありませんよ」(清水久師)8月4日の小倉競馬(小倉記念・芝2000m)に川田騎手で出走を予定しています。
短いコメントからも陣営の自信のほどが窺えますね。レースに向かうにあたって心配事が何もないといった様子。
敵は初めて背負う57.5キロの斤量だけでしょう。
小倉11R◎8メールドグラース