日曜日は京都競馬場でGI菊花賞が行われ、シンボリルドルフ→ トウカイテイオーでも果たせなかった、父子による無敗のクラシック三冠という歴史的偉業に コントレイルが挑みます。
残念ながら、今年はキャロットクラブから菊花賞に挑戦する馬はいませんが、来年こそは有力馬が参戦できるように期待したいですね。
さて。菊花賞への参戦はありませんでしたが、日曜の東京メイン ブラジルカップに ウェルカムゴールドが出走しますので、さっそく陣営のコメントをチェックしてみましょう。
クラブ発表の厩舎コメント
20/10/22 西村厩舎
- 「予定していた赤富士Sは残念ながら非当選除外になってしまったため、念のため登録しておいたブラジルCに武藤雅騎手で投票させていただきました。頭数も落ち着いており、競馬はしやすいと思います」(西村師)24日の東京競馬(赤富士S・ダ2100m)は非当選除外になりました。再投票の結果、25日の東京競馬(ブラジルC・ダ2100m)に武藤騎手で出走いたします。
20/10/21 西村厩舎
- 21日は栗東坂路で追い切りました(54秒8-39秒6-25秒5-12秒5)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行いました。単走ですが、終いはしっかり伸ばして12秒5ですから、一度使って状態は上がっているところですし、ここはなんとか巻き返したいところです。特別登録の段階で、格上のブラジルCがフルゲートを割っていたのでそちらも登録させていただきましたが、基本的に予定どおり赤富士Sに向かうつもりです」(西村師)24日の東京競馬(赤富士S・ダ2100m)に石橋騎手で出走を予定しています。
脚部不安による戦線離脱があった ウェルカムゴールドですが、復帰後も堅実な走りをみせて、3勝クラス卒業はもはや時間の問題。ところが、予定していた赤富士Sを除外となってしまい、今回は期せずして格上挑戦することになりました。
今のキャロットクラブは、メンバーや抽選結果を待ってからレースを決めることが難しい状況になっているので仕方ありませんが……できれば回避して自己条件戦まで待ちたい、というのが出資者の皆さまの本音ではないでしょうか。
そうはいっても、軽い斤量で挑めるハンデ戦なので、ノーチャンスという訳ではなさそう。いずれはオープンクラスでもという馬だけに、上手く斤量差を生かすことができれば、上位争いに加わることも可能ではないでしょうか。
東京11R ▲6ウェルカムゴールド
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続いては、新潟5Rの新馬戦にエントリーしている コントゥール。
クラブ発表の厩舎コメント
20/10/21 高柳大厩舎
- 21日は栗東坂路で追い切りました(54秒4-39秒8-26秒4-13秒4)。「今朝も先週に引き続き西村淳騎乗で坂路で追い切りました。最近の坂路の馬場は重い上に荒れてきた時間帯でもあったので、無理せず馬なりに留めていますが、それでこの時計なら十分でしょう。先週一杯にやっていますし、2週続けてジョッキーに乗ってもらってこれできっちり仕上がると思います」(高柳大師)25日の新潟競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1600m)に西村淳騎手で出走を予定しています。
個人的に、コントゥールと聞いて真っ先に思い浮かぶのが『粘りのあるハート』というフレーズ 。
これは、カタログコメントに『勝ち気で粘りのあるハートの強さも頼もしく』 と書かれていたもので、当時からとても印象的だったので今でも覚えています 笑
入厩後は馬なりがメインですが、しかっりと乗り込まれており、態勢は整ったとみてよさそうです。1週前の更新にあった『併せた相手より前に出たがらない』という点は気になりますが、そういう気難しい面を出さなければ、初戦から良いレースが期待できるのではないでしょうか。
新潟5R ◎17コントゥール
※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています