少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

10月24日(土) キャロットクラブの注目馬

先週は無敗の三冠牝馬の誕生に沸きましたが、今週のコントレイルは無事に三冠を達成できるでしょうか。

 

ジャパンカップあたりで3頭の三冠馬対決が実現したら、これ以上ないくらい盛り上がりそうですね。

 

 

さて。土曜日は、キャロットクラブから大挙15頭が出走予定。重賞 富士Sへも2頭がエントリーしているので、さっそく陣営コメントをチェックしてみましょう。

 

クラブ発表の厩舎コメント

レイエンダ

20/10/21  藤沢和厩舎

  • 21日は美浦南芝コースで追い切りました(68秒9-52秒4-38秒2-12秒0)。「先週の追い切りでは池添ジョッキーに跨ってもらって感触を確かめてもらいましたが、当該週はこちらで対応することにし、今朝は杉原を背にして行っています。前を走るムーンクエイクを目標にして進み、直線で伸ばして並びかけていくものでした。交わすこともできていましたが、並ぶときに変に体を硬くしたりすることなく走れていたようですし、雰囲気は良さそうですね。体は前走時より少し増えると思いますが、気配の良さから楽しみを持てますし、昨年2着の舞台ですから、何とかいい走りをして去年以上の結果を出してくれたらと期待しています」(津曲助手)24日の東京競馬(富士S・芝1600m)に池添騎手で出走を予定しています。

シーズンズギフト

20/10/21  黒岩厩舎

  • 21日は美浦坂路で追い切りました(51秒8-38秒2-25秒4-12秒8)。「先週コース追いを行いましたので、当該週は坂路で追い切ることにしました。1週前はあと少しでモタれそうかな…というところもあったものの、今日はテンから行ってもそこまでには至りませんでしたね。最後は少し控えるくらいのものになりましたが、いいイメージで調教を終えることができています。帰厩当初は左トモの弱さが残っていたためアンバランスな面が気になりましたが、徐々に良化してきたことから走りのバランスにも良化の跡が見られるのでしょう。距離短縮、左回り、斤量と言った諸々の条件がいい方に向いてくれるはずと期待しているので、楽しみを持って週末を迎えられればと思っています」(黒岩師)24日の東京競馬(富士S・芝1600m)に横山典騎手で出走を予定しています。

 

   

今年からGIIに格上げとなり、本格的にマイルCSの前哨戦として有力馬が揃った富士S。

 

ここ2戦は大敗が続いている レイエンダは、昨年の富士Sの2着馬。気難しさが災いして実力を発揮できない競馬が続いていますから、今回もメンタル面が課題になりそうです。

主戦のルメール騎手がワーケアを選んだ?のは残念ですが、池添騎手への乗り替わりが良いほうに向けば、変わり身があっても不思議ではありません。

 

いっぽう、3歳牝馬シーズンズギフトは、秋華賞には登録をせずにマイル路線に矛先を向けてきました。

コメントにもあるように、陣営は前走よりも条件好転だと考えているようなので、相手は格段に強くなりますが、古馬相手のマイル路線でも十分にやれるところを見せて欲しいですね。

 

 

東京11R ▲6レイエンダ ☆8シーズンズギフト

 

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続いては、東京9RのアイビーSに出走する オーソクレース

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/10/21  久保田厩舎

  • 21日は美浦南Pコースで追い切りました。(66秒5-51秒9-38秒5-12秒3)「先週の追い切りはジョッキーを背にしたうえでウッドチップコースでしっかりめにやってあり、その翌々日の金曜日にはゲートから出しましたので、今週は整える程度で十分と考えてポリトラックコースでの追い切りにしました。単走ではなく併せにして、古馬を見ながら進めて並びかけるようにしました。相変わらずピッチを上げていこうとするところでちょっとモタモタしますね。直線促されて勢いがついてくるといい格好になり突き抜けるだろうと思えましたが、ふわっとしてそこからまた出ていかないような走りで…。余裕があるのはいいことですけどね…(苦笑)。まぁ、動きに関してはデビュー前もそのような感じで走れていたので良いかと思いますが、今度は既走馬ばかりが相手ですからそう簡単ではないでしょう。それに、ゲートが遅い…。先週行った練習では遅い馬と一緒に出しても数馬身遅れを取っていました。体の部分もあるのでしょうが、一番は集中力でしょう。ただ、出ないからと言って何回も出しすぎると今度は苦しさを植え付けることになるので、必要以上のことは課さず、レースで覚えながら徐々に出るようになってほしいです。そういったところからも如何に流れに乗れるかがポイントになると思っています」(久保田師)24日の東京競馬(アイビーS・芝1800m)に池添騎手で出走を予定しています。

 

 

エピファネイア×母 マリアライトという絵に描いたような OurBlood。オーソクレースがクラシック路線に乗ることができたら、例年にも増してクラブが盛り上がることでしょう。

 

今年の北海道シリーズはコロナ禍の影響で頭数が揃わず、レースレベルそのものを疑問視する声もあります。札幌で行われた新馬戦の中でも、特に印象的な勝ち方をした オーソクレースですが、2戦目でどんなパフォーマンスをみせてくれるでしょうか。

今回は一気にメンバーが強くなりますし、陣営のコメントも控えめ。血統的にもこの時期からという感じではありませんが、素質の高さは折り紙付きなので、来年の展望が明るくなるような走りを期待しましょう。

 

 

東京9R ◎3オーソクレース

 

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3頭目は、京都5Rでデビューする バンベルク

 

クラブ発表の厩舎コメント

20/10/22  安田隆厩舎

  • 21日は栗東坂路で追い切りました(55秒1-40秒4-25秒5-12秒5)。22日は軽めの調整を行いました。「先週の除外は残念でしたが、この中間も特に問題なく来ていますので、今週の芝1200mに川田騎手を確保しています。水曜日は状態をキープする程度に坂路で単走の追い切りを行って楽に動けていましたし、除外の影響はなさそうです。1200mでもしっかり仕上げてきて十分対応できると思いますので、なんとかいい結果を期待したいですね」(安田隆師)24日の京都競馬(2歳新馬・芝1200m)に川田騎手で出走いたします。

 

 

元出資馬 ペルレンケッテの3番仔で、個人的な注目馬が無事にデビュー戦を迎えます。

とにかくこの一族は、ペルレンケッテ以外は全くと言っていいほど走っておらず、ペルレンケッテの仔もいまだに未勝利。安田隆厩舎に預けられた バンベルクは、スピード能力が見込まれての預託となった可能性が高いだけに、なんとか活躍を期待したいところです。

当初は先週の7ハロン戦に北村友騎手で出走する予定でしたが、抽選除外となり、今回は川田騎手とのコンビで臨むことになりました。3週連続して坂路で一杯に追われているように、除外の影響はなさそうですから、力は発揮できるのではないでしょうか。

先週の更新では『ゲートの確認ではちょっと落ち着きがなかった』とあるので、スタートをシッカリと決めて、願わくば先頭でゴール版を駆け抜けて欲しいですね。

 

 

 京都5R ◎14バンベルク

 

※予想記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬をメインに注目馬をピックアップしています