少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

クロスリーフ近況(23年8月29日)

3歳の出資馬 クロスリー(3歳メス)の近況が更新されました。

 

クラブ発表の厩舎コメント

23/8/29  引退

  • 「札幌のダートコースでは力強い動きを見せてくれていましたし、実戦でも調教どおりの走りができればと思って送り出したのですが、道中は内目の枠で揉まれる形になり、キックバックを受けて嫌気をさしてしまったようでした。せめて外枠スタートならまた違ったと思うのですが、こればかりは言っても仕方ありませんからね…。2歳時からかなりの素質を感じていた馬で、重賞戦線に乗せられる能力は秘めていると思っていましたが、その反面、精神的に脆いところがあって出世を妨げてしまいました。滞在競馬でなんとか勝ち上がりをと思っていただけに、最後まで結果を出すことができず、応援していただいた会員の皆様には本当に申し訳ない気持ちです」(池江師)ここまで芝の短、中距離を使ってきましたが、気性面の影響もあって思うように結果を出せず、今回は初めてダート戦に矛先を向けることになりました。調教どおりならと思って変わり身を求めたものの、道中で砂を被ったことで嫌気をさし、途中から徐々にポジションを下げて後方でのゴールとなってしまいました。実質ラストチャンスの今回で優先権を確保できなかったことを受け、池江泰寿調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 

23/8/26  札幌競馬場

  • 26日の札幌競馬ではスタートから押して先団につけるが、終始反応がひと息でポジションを徐々に下げていく。勝負どころではすでに後方で、そのまま前に迫ることができず12着。「いいスタートを切ることができたので前に行こうとしたのですが、他馬のプレッシャーがかなりキツく、キックバックも受けてポジションをキープすることができませんでした。ちょっと怖がりなところがある印象の馬で、できれば外目の枠から競馬がしたかったです。せっかく声をかけてもらったのですが、結果を出せず申し訳ありません」(バデル騎手)調教の感触からダートは合うのではと思い、変わり身に期待して送り出したのですが、内目で揉まれて厳しい展開になり、途中から進んでいこうとしませんでした。今回優先権を確保できなかったことを受け、今後の方針について協議していきます。 

 

 

レースでは果敢に先手を窺うも、ダッシュが足りずに、残念ながらハナを奪えませんでした。その後は、これまでのレース振りから何の進展もなく、途中でレースを止めてしまい12着に大敗。この結果を受けて、同馬の引退が決まりました。

 

コメントにもあるように、デビュー前は調教の動きが素晴らしく、まさに期待しかないといった雰囲気でした。ところが、新馬戦で何か怖い思いでもしたのか、以降は馬込みでレースができないようになってしまい、競走馬として終わってしまいました。

 

個人的には、出資馬の未勝利引退は久しぶりで、おそらく18年のパストゥレイユ以来5年ぶり。1つ勝つことの難しさを、改めて思い知らされました。

 

クロスリーフの第2の馬生が実りあるものに、願えわくばどこかの牧場で繁殖入りできることを、こころよりお祈りしています。

 

お疲れさまでした。

 

 

2023/8/26 札幌競馬場