少数精鋭で重賞制覇をめざす

年1-2頭の出資で重賞制覇をめざす一口馬主のブログ。※当ブログに掲載されている写真やテキストはキャロットクラブの許可をいただき転載・引用しています

10月10日(日) キャロットクラブの注目馬

10日の日曜日は、キャロットクラブの ベレヌス京都大賞典に出走します。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/10/7  杉山晴厩舎

  • 6日は栗東坂路で追い切りました(52秒9-38秒1-24秒8-12秒4)。7日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で終い重点の追い切りを行いました。単走だったのですが、最後は他厩舎の馬と併せるような形になってちょっと速くなりましたが、終始馬なりで無理はさせていません。距離はやってみないと分からない部分が大きいですが、このメンバー相手にどこまで渡り合えるか楽しみです」(杉山晴師)10日の阪神競馬(京都大賞典・芝2400m)に斎藤騎手で出走いたします。

 

 

古馬になってから初めての重賞挑戦で、今回は胸を借りる立場。これまでの成績を見ても、クラス慣れしながら力を付けていくタイプに映るので、いきなり結果を求める必要はなさそう。

このレースでの経験を糧に、次走で福島記念あたりに出走できれば面白いのではないでしょうか。

 

 

阪神11R △2ベレヌス

 

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また、この日はキャロットクラブから大挙6頭の2歳馬がデビュー予定。まずは、2頭が出走する東京4Rから。

 

クラブ発表の厩舎コメント

フォレスクライト

21/10/6  萩原厩舎

  • 6日は美浦坂路で追い切りました(54秒3-39秒1-25秒6-12秒6)。「相変わらずソエはありますが、乗って気になるレベルのものではないので、ケアしつつレースへ向けて調整を進めています。見ていると体の芯が少しずつ入ってきているかな…と思えました。天栄でもそうだったようですが、こちらでも中間は終いの動きに物足りなさを覚えるところもあったので、週末と今朝はメリハリを利かせて終いを伸ばすように動かしてあり、思惑に近い形の調教をこなしてくれました。コースでその調教を課せなかったため不十分ではあり、裏付けのない形にはなりますけれど、馬本来の動きとしては新馬のなかでは上位のものがあるのではないかと見ています。小柄なだけに現時点ではどうしてもスケールの大きさを求めにくく、ソエのことも相まって不安がない訳ではありませんが、この馬のセンスに期待して実戦を見守りたいと思っています」(萩原師)10日の東京競馬(2歳新馬・芝1600m)に川田騎手で出走を予定しています。

グランプレジー

21/10/7  堀厩舎

  • 6日は美浦南Wコースで追い切りました。7日は軽めの調整を行いました。「予定通り先日の日曜日に坂路で軽めにタイムをマークしたうえで水曜日にウッドチップコースにて長めから最終調整を行いました。鼻出血の見られた箇所は特定できていないものの、肺からの発症も疑いつつ暫くケアに努めたこともあり息遣いはまだ粗めではありましたが、朝晩の涼しさにも助けられてなのか行きっぷりは良化していました。トモの緩さや反応の鈍さが残る中でも直線では自らハミを受け、上向いていると思える動きを見せてくれました。探りながらの出走とはなるものの、心配材料のひとつであったDDSPの症状も見られませんでしたので、実戦にて何とかいい走りを見せてくれたらと願っています。今回の鞍上は福永ジョッキーに依頼をいたしました」(堀師)10日の東京競馬(2歳新馬・芝1600m)に福永騎手で出走いたします。

 

 

2頭共に期待の良血馬ですが、先週の時点で フォレスクライト=ソエ、グランプレジー鼻出血と、それぞれ不安を抱えています。

どちらも慎重な調教師だけに。ゴーサインを出した以上は心配いらないと思いますが、人気に見合うだけの状態ではないかもしれません。

 

 

東京4R ▲8フォレスクライト ☆10グランプレジー

 

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続いては、3頭がエントリーしている新潟5R。

 

クラブ発表の厩舎コメント

ローゼシュティア

21/10/6  菊沢厩舎

  • 6日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒1-52秒0-37秒3-11秒4)。「当該週の追い切りは自分で跨って行うことにしました。競馬のときに疲れを極力残さないようにもしたかったので一番走りやすい馬場コンディションと思われるタイミングで馬場入りして追い切っています。先行して後ろから来た馬と体を並べて終いを伸ばしました。動きはいいですが、相変わらず手前をスムーズに替えないところがありましたね…。手前を替えなくても走り切れる体力はあるのか、そうなると単に不器用ということになるのかもしれませんが、現状、体は未完成でもありますから、そのあたりは致し方ないのかなと思えます。いいものは持っているように思えるので、まずはどのような走りを見せ、今後に繋げてくれるかですね。その前におそらく抽選になるでしょうから、無事に突破してほしいと願っています」(菊沢師)10日の新潟競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に菊沢騎手で出走を予定しています。

レイフル

21/10/6  岩戸厩舎

  • 6日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒9-55秒1-39秒9-12秒0)。「先週の追い切りでは隊列を組んで終いにかけてじわーっと伸ばしゴール後に併せるような形を採りましたが、今回は実戦に備えて3頭併せの真ん中に入れる形で動かしました。時計的には5ハロン71秒を切るくらいの時計で終い1ハロン12秒フラットと強く求めすぎないようにしてありますが、今週は馬場がちょっとタフ目で、ハロー明けのタイミングで馬場入りしたものの時間が少し経つだけでちょっと重くなりやすく、そのような状況下で行ったものですから非力さが出てしまいました。右、左、上とハミがハマらず苦労している様子でしたね…。それでも弾みはあり、フットワーク自体が悪いということはありません。おそらく新潟の軽い馬場へ行けば変わってくれるのではないかと見ています。あとは抽選と体ですかね…。抽選に関しては結果を待つしかありませんが、体も輸送があるので何とか保てれば…と思っています。現在が422~423キロくらいなので輸送での減りがどの程度かがカギになってくるかと思っています」(太田助手)10日の新潟競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に津村騎手で出走を予定しています。

グランデレジー

21/10/6  藤岡厩舎

  • 6日は栗東CWコースで追い切りました。「今週の新潟に牝馬限定のマイル戦があるので、調教の内容次第でそこへ向かうことにしました。鞍上には秋山真騎手を確保し、今朝の追い切りにも乗ってもらったのですが、5ハロンから追って全体66秒1、ラスト1ハロン12秒2という計測で、ジョッキーは『動きはめちゃくちゃ良かった』と褒めてくれました。先週の調教がちょっとフォームがバラバラで動き切れず心配したのですが、今日のこの感じなら十分使えると判断して投票させていただきます。ただ、ちょっと頭数が多くなりそうという話なので、抽選をうまく突破してほしいですね」(藤岡師)10日の新潟競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1600m)に秋山真騎手で出走を予定しています。

 

 

このレースには5クラブ、計8頭のクラブ馬が出走を予定。一口馬主界隈では、注目度の高い一戦になりそうです。

3頭いるキャロット勢の中では、前週に比べて追い切りの動きが良化した グランデレジーが有力でしょうか。

 

 

新潟5R ◎14グランデレジーナ ▲11レイフル ☆5ローゼシュティア

 

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最後は、ファイナルアンサーが出走する東京5R。

 

クラブ発表の厩舎コメント

21/10/6  手塚厩舎

  • 6日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒7-68秒2-53秒1-38秒5-12秒3)。「美浦に来たルメールに跨ってもらったうえで今朝の追い切りを行いました。ダートの短めのところを使う予定にしている馬と併せる形で長めからじわっと動かしてもらったのですが、“現状ではまだ動ききれないところもあるのでこれからかな”という感触だったようですね。トモが緩いから急かすと流れてしまうところもあるため長い距離がいいでしょうし、脚長で、繊細さもあることから我々としても先々良くなる馬と見ているので見解は一致しています。本数的にはやれていてベースはできていますし、重いチップだと動ききれないところがある分、軽い馬場へ行けばまた違った姿を見せてくれるのではと期待もしていますが、結果ばかりに注目するのではなく、まずは今後につながるようないいレースを見せてもらえたらと思っていますよ」(手塚師)10日の東京競馬(2歳新馬・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 

 

最終追い切り以外にも、体重の軽いジョッキーを2度も乗せているように、現状ではあまり強い負荷を掛けられない様子。ルメール騎手で人気になりそうですが、仕上がりに関してはあまり強調できない印象です。

 

 

東京5R △3ファイナルアンサー

 

※この記事では出資有無に関係なくキャロットクラブの出走予定馬の中から注目馬をピックアップしています