出資馬の アヌラーダプラが、15日のＵＨＢ賞に出走し見事に優勝しました。
まだレースを見ていないという方は、こちらの映像をご覧ください。
今回は骨折休養明けだったうえに昇級戦。プラス8キロの馬体重が示すとおり、キッチリと仕上げてはいなかったと推測されます。
個人的には、無事に完走をして次走に希望を繋いでもらえればと思っていましたが……。アヌラーダプラのがんばりには、ただただ頭が下がる思いです。
クラブ発表の近況情報
21/8/15 函館競馬場
- １５日の札幌競馬では好位につけて直線へ向いて追い出して先頭に立つ。最後後続の追い上げにあうがハナ差凌いで優勝。「今回も悪くはないと思えましたが、牧場の様子も含めて前回のほうが調整過程はよりスムーズでいいかなと思えるところでしたので、今回、昇級戦でもありましたし、どこまでやれるかなという思いもありました。結果は辛勝ではあったもののキッチリと勝ち切ってくれましたね。外に壁がないのと前が開けていたこともあり左へ張り気味でしたが、それでいて押し切るということは力がないとできませんよね。馬体重は増えていましたが、おそらくですけれどいい傾向なのではないかなと見ているんです。数字上は太く思えるかもしれませんが、基礎的な体力がついてきているのではないかなとも見て取れますからね。レース直後の様子に異常は見られませんでしたが、この後もしっかりと確認しておきます。会員の皆様、このたびはおめでとうございました」（萩原師）前走後は球節部に不安が見られ、トレセンにてオペを行った後にＮＦ天栄にて休養し、乗り込みが行われました。その後は函館競馬場に入場し、じっくりと調整して復帰戦として選んだ今回のレースへ臨むと好位から押し切る競馬で見事に昇級初戦を勝利で飾ってくれました。最後は交わされたかに思うほどの大接戦でしたので、ホッと胸をなでおろすような気分です。今回はハンデ戦で恵まれたところもあったかもしれませんが、それでも勝ち切るということが大事なことですし、評価していいのではないかと思います。中間、一度咳をしていたという報告も受けていますし、不安明けでもありますから、今後については慎重に判断していくことになると思います。
今回は休養明けを考慮して、横山武騎手もソロリと乗るかな？と思っていましたが……フタを開けてみれば勝ちに行く気満々の強気の騎乗 笑。今回の騎乗ぶりをみても、関東の若手の中でノーザンが彼を推す理由がよく判りますね。
アヌラーダプラは、休み明けらしく、2番手追走から直線で逃げ馬を交わすところで少しモタつき気味。先頭に立ってからも気を抜くようなシーンがありましたが、後ろから並びかけられ、さらに肩ムチを入れられるとグイっともうひと伸びしてくれました。結果は辛勝でしたが、まだ伸びしろはありそうです。
反動さえ出なければ、次はいよいよ悲願の重賞獲りに挑戦でしょうか。
最後に余談ですが、今年は出資馬4頭がすでに各々1勝を挙げており、もう年内に勝利記事を掲載することはないかな？と思っていました。スリーパーダのデビュー勝ちから僅か１ヶ月後に、再び出資馬の勝利を取り上げることができるとは感無量です。
関係者の皆さま、ありがとうございました。
出資者の皆さま、おめでとうございました。
2021/8/15 札幌競馬場
